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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    焼きそばを焼く。
    焼くというか、今日は和えて仕上げるのですけど…。

    54064cd5.jpg使った麺は香港麺。
    香港風の極細乾麺。
    小麦粉をガチョウの玉子の卵白で仕上げた麺で、コシが強くてザクザクしてる。
    それをクルンと丸めて乾かす。
    かなりシッカリ。
    叩くとコンコン、乾いた音が中から響く。
    二個を叩いて鳴らしてみると、鰹節を合わせて叩いているみたい。

    麺の表面。
    目を凝らしてよく見てみると、細かなブツブツがビッシリついてる。
    エビの玉子なのですね。
    エビの香り。
    それから旨み。
    それがビッシリ麺にはりつき、茹でてるうちに麺の中へとはいってく。
    ちょっとコツは必要です。
    ガチガチに固まってしまっている麺のかたまりを、短時間でほぐさないとシコシコとした麺の歯ごたえが台無しになる。
    だから多めのお湯をグラグラ沸騰させて、そこにポテンと麺を落としてしばらく底でカタコト揺れるがままにしておく。
    菜箸を麺の中心にグサッとさすと、自然に麺がほぐれてくるまでじっと待ち、ほぐれはじめたら一気呵成に箸を動かしほぐしてザルにザザッととります。

    具材に味は麺が茹で上がるまでに全部事前に仕上げておきます。
    フライパンにまずはもやし。
    大きな豆が付いている細くて頑丈な豆もやしをごま油をちょっと注いで軽く炒めて、塩を少々、それからオイスターソースをくわえて、味を付けたら火を止める。
    そこに茹でた麺を投入し、余熱の中で麺の水気をとばしてそれでできあがり。

    c96b1cb1.jpgザクザクとした麺の食感。
    細いくせして歯ごたえ抜群。
    前歯でしたたか抵抗し、口の中に入ってからも縦に横にと暴れて舌をくすぐっていく。
    エビの風味が芯からでてくる。
    オイスターソースの味と風味が後から鼻から抜けていく。
    シャキシャキとしたもやしがたのしいアクセントにて、そのシャキシャキに負けぬ麺の存在感がひときわ際立つ、オモシロイ。
    噛むたのしみに満ちた麺。
    だから、分量以上に満足感があるのでしょうネ。
    小さなふた玉、あっという間にお腹におさまり、お腹も気持ちも満たされる。

    けれどこれ。
    あっという間にお腹がすいてしまうんですよネ…。
    歯ごたえあるのに消化がよくて、しかも空気をたっぷり含んでこの量、ボリュームになっている…、だからしばらくすると絶対、お腹がすいちゃう。
    小腹を満たしてかならずすぐにお腹すくような食べ物を作らせたらば、香港の人は天才的で、つまり世界で一二を争う食いしん坊ってコトでありましょう…、ボクの中にはもしかして香港人の血が流れてる?って思ってしまう、食いしん坊(笑)。

    一緒に豆腐で作った汁を飲んで体をあっためる。

    917f9188.jpg絹ごし豆腐。
    買ったときには塩豆腐にして、冷奴的に食べようと…。
    家に戻ってまず開封して豆腐の表面に塩をほどこし、晒しで巻いて休ませた。
    水気が出てくる。
    そして豆腐がちょっとしまって、旨みがギュギュッと凝縮される。
    塩の旨みが豆腐の中まで染み込んで、何もつけずともそのままおいしく食べられる。

    ただ、どうだろう。
    メインの香港麺は和えそば…、スープがほしい。
    外も寒くて、体をあっためたくもありそれで煮こんで汁にしましょう。
    冷凍庫には凍らせといた白菜の芯。
    使い易いようざく切りにしたのが眠って、出汁を沸かした鍋にそれをまず放り込む。
    クツクツ煮ます。
    一旦凍って繊維が壊れた白菜は、たちまち出汁を吸い込んでおいしく甘くなっていく。
    そこに塩でしめた豆腐を入れてグツグツ。
    足踏みするように豆腐が揺れて、出汁を含んでちょっと膨れたようになる。
    味噌を溶きます…、白い味噌。
    春雨パキッと半分におり、鍋に投入、火を入れて柔らかくして器に移す。
    三つ葉をタップリ乗っけてそれをハフハフ食べると、まるで煮豆腐。
    体の中があったまる。
    白味噌のコッテリとした風味と甘みと、それにザラッと豆の繊維が喉をつついて消えて、ツルンと春雨なめらかで、豆腐がポッテリ、三つ葉の青い香りが鼻から抜けて後味、明るくさせる、冬には冬のゴチソウがある…、お風呂に入って、さぁ、寝よう。

    そうそう、今、ちょっとオキニイリの動画をひとつはっておきます。
    「the Mahogany Sessions」って言う、イギリスにベースを置いている音楽ユニットの「We are Evergreen」っていう曲で、かなりゴキゲン、癒されます。



    メジャーではない…、けれど独特で不思議な世界をもった人たちで、かなりの量の作品をYouTube上に公開してます。
    YouTubeのオフィシャルパートナーという扱いのようで自分たちの世界を発表する場を、ウェブの世界に作り上げてる…、今の世界を代表するようなしたたかにしてたのしい人たち。
    エコでロハスっていうのは嫌い。
    そんな世界にちょっと近くて、けれど屈託の無いただただ自分の世界を明るくたのしむ、そんな姿勢を感じてかなりのオキニイリ。
     

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    香港麺
    香港麺、美味しいですよね〜私も常備です。もっぱらシンプルにスープ麺ですが。榊さんのまねしてみます。
    chokizoroさん / 2012/01/29(Sun) /
    スープ香港麺
    > chokizoroさん
    スープ麺だと何玉でもいけちゃいそうで…。
    スープ麺のときにはネギをタップリいれるとおいしくなりますよね!
    またお腹がすいてきちゃいます。
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/29(Sun) /
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