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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    夜は家で料理を作る。

    075f5dfa.jpeg先日、母が送ってくれた松阪牛。
    脂がきつくて一度にたくさん食べられない。
    それで冷凍しておいたモノ。
    今日は自然解凍させて、棒状に切る。

    まずはスキレットをガンガンに焼き、油をひかず肉を置く。
    しばらくそのままにしておくと、ジンワリ脂が滲み出し、スキレットの溝に溜まってグツグツ沸騰してくるほど。
    肉の裏と表を焼きあげたらば、一旦、お皿に肉だけうつしてスキレットの脂を洗う。

    キレイになったスキレットに薄切りにしたニンニクをずらりと敷き詰め、その上に肉を並べて火をつける。
    すると再び、おびただしい量の脂が肉からでてきて生のニンニクが揚がっていくように焼けるのですね。
    脂の力にビックリします。
    ワインをドボッ。
    そしてフランベ。
    脂を飛ばして肉を焼ききり、お皿にもって出来上がり。
    塩をタップリ…、どんなに塩をほどこしても塩辛くはなっていかない肉の力と、あれだけたくさんの脂を吐き出し焼けているのにシットリしてて、噛むと脂がジュワッとにじむ。

    980ab20c.jpeg脂出しにと昆布を炒める。
    昆布の根っこの分厚いところを、細切りにした切り昆布。
    まずはオリーブオイルを沸かしてそこでニンニク、輪切りの鷹の爪。
    コトコト煮込んで油に香りと辛味をうつす。
    そこに昆布。
    入れたら醤油をかけまわし、ジャジャと炒める。
    昆布のおいしい香りがしてくる。
    最初は揺れてて重たい昆布が、徐々にカラッとかわいてくる。
    油のうま味と醤油の風味を吸い込んで、色鮮やかな緑色になって仕上がっていく。

    ペペロンチーノ味昆布。
    サクサク歯切れて、噛むとトロンと昆布独特の粘りがでてきて、うま味と一緒にピリッと辛味がしみだしてくる。
    口の中にあるのは昆布で、なのに舌が感じる味はペペロンチーノというオモシロさ…、結構、これはオキニイリ。

    野菜をあれこれ。
    d252ecbb.jpegタップリのお湯で枝豆を茹で、ちょっと固めに仕上げてそこに塩をふる。
    プチュプチュ、唇当ててさやから豆を吸い出してコツコツ食べる…、食べはじめると止まらぬおいしさ、なんでこんなに美味しんだろう。
    乱切りにした茄子を軽く茹で、ごま油と汁なし担々麺のソースで和えた麻婆茄子もどき。
    ピリッと辛くトロンとなめらか。
    本当は油通しをしたいところだけれど、さすがに今日は湯通しで。

    36039078.jpegオリーブオイルの中でジックリ。
    20分ほどでしょうか…。
    弱火でクツクツ煮込んだエノキ。
    最初はブクブク、エノキの水気が滲み出し油が沸騰してくる。
    それをそのまま放っておくと、エノキがどんどん小さくなってく。
    エノキ同士が絡まって、よじれて色がついてくる。
    とある瞬間。
    色がこんがりきつね色になり、揚がったような感じに仕上る。

    これがおいしいんです。
    キノコ独特のうま味がギュギュッと凝縮されてサクサク食感オモシロク、まるでスルメを噛んでるみたいな食感、味わい。
    かなり最近、オキニイリ。

    それから〆をパスタにします。
    太麺パスタをよく茹でて、ほぐして白出汁と植物油と混ぜてトロンとペースト状にしておいたモノ。
    細かく刻んだ大葉とイカそうめん用のイカの刺身と一緒に、ざっくりあえて仕上げた魚卵のパスタでござる。
    プチプチはぜる食感たのしく、ムッチリとした太いパスタと絡んでなんともこれがおいしい…、肉の脂に魚卵をタップリ、今日の食事は命がけ(笑)。

    さすがにデザートは今日はなし…、でもこんなデザートだったら食べられるかもって思ったアイディアの動画を一本。



    シカゴにあるミシュラン3つ星レストラン「Alinea」ってお店で実際だされているというのだけれど、溶かした砂糖で作った風船の中にヘリウムガスが入ってるってモノ。
    この風船自体がデザート。
    風船の下にぶらさがっている重し代わりのスティックで割って食べても、そのまま舐めてもいいというモノ。
    でも一番正しい食べ方は、風船からヘリウムガスを吸い出して変声たのしみ、みんなで笑う…、というモノなのでありましょう。
    なんだかちょっとオモシロイ(笑)。
     

    拍手[8回]

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    ■ コメント一覧
    これはアレですね
    切り昆布、私が以前こちらで教えて頂いたものですね!
    私が作ったのより、サカキさんがお作りになったのの方が美味しそう。悔しい~(笑)
    私はごま油で炒めましたが、オリーブオイルだとずいぶん雰囲気が変わりますね。

    ヘリウム風船菓子、素敵です♪食後の楽しい笑いつきのデザートなんて初めて!
    やっぱりこれは「せーの!」で食べるべきですな。みんなで宇宙人声になったら、そりゃあ盛り上がっちゃうでしょう。
    Nimamepandaさん / 2012/09/09(Sun) /
    えのき♪
    いつも素敵なレシピとアイディア、素晴らしいです^^
    切り昆布も洋風に仕上げられるんですね。考えもしなかったです(笑)
    日頃のお返しに、先日教わったばかりの絶品簡単レシピをサカキさんにも。。。
    (ご存知かもしれません)
    エノキの底の捨てる部分と、ぱらぱらした間に、少しくっついたところが2センチくらいありますよね?それを輪切りにしておきます。片栗粉を溶いたものにくぐし、油で揚げます。多めの油で焼いても可。
    それだけなんですが、お醤油をかけて食べると、なんとホタテの味なんです!
    もし未体験でしたら是非どうぞ!
    ぱんこさん / 2012/09/09(Sun) /
    そうです
    > Nimamepandaさん
    それです。
    和風惣菜風もいいけれど、イタリア料理風にしてみたらどうなるだろう…、って感じで作ってみました。
    昆布の食感、味わいが力強いので案外どんな具合にも変幻自在になってくれそう。

    テーブル全員が宇宙人声でおしゃべり…、ステキすぎます。
    やってみたい。
    サカキシンイチロウさん / 2012/09/09(Sun) /
    わかる!
    > ぱんこさん
    ホタテの味…、わかります。
    スゴくわかる。
    これも海の幸の味がするんです。
    それにしても教えていただいたレシピ。
    ボクが大抵、捨てちゃう部分を使ったレシピ。
    ためしてみます。
    ありがとうございます。
    サカキシンイチロウさん / 2012/09/09(Sun) /
    nailed!
    麻婆茄子もどき、なぞらせていただきました!
    美味しいです!!
    もどき、じゃなくて、こういう一皿なのである、という風格。
    次は、切り昆布のアーリオ・オーリオいきます。

    ありがとうございました☆
    たばきちさん / 2012/09/12(Wed) /
    サッパリ健康的
    > たばきちさん
    良かったです。
    味も含みやすいですし、なにより油が少なくてすむのがうれしいですよね。
    昆布は炒めていくうちにどんどん縮んでいくので、タップリ用意されるといいですよ。
    サカキシンイチロウさん / 2012/09/12(Wed) /
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