おいしいパンを友人が届けてくれて、それで朝。
ペリカンってパン屋さんのパン。
浅草近くの田原町に工場兼販売所があって、50年以上変わらぬパンを焼いている。
基本、食パン、コッペパンとロールブレッドを作ってるだけ。
昔ながらの製造方法。
すべて手作り。
だから製造量が限られている。
しかも昔から、ここのパンじゃなきゃいけないって常連さんがたくさんいて開店と同時に半分くらい売約済み。
お昼すぎには売り切れるパンが続出で、ぼやぼやしてると手に入らない。
何度か知り合いにおすそわけをしてもらったことはある、けれど自分自身で何度かトライしたのだけれど、食パン以外はまだ手にすることができなかった。
実はたまたま近所に住んでいる人を友人が見つけ出してきて、それで買ってきてもらったモノが今日のコッペパン…、ホットドッグにすることにした。
フッカリしててきめ細やかな生地。
縦に切れ目をスッと入れると、甘い香りがフワッと出てくる。
トースターで軽く焼くと小麦の焼けた香りが朝の空腹中枢をまず刺激する。
それから白いソーセージ。
ドイツ風に仕上げたモノを昨日ワザワザ手に入れて、それをパカッと半割にする。
豚肉を容赦無いほど細かく挽いて、ハーブの香りと白胡椒。
きめ細やかで切ったナイフにまとわりつくようななめらかさ。
フライパンにその断面を押し付けながらこんがり焼くと、油で細かな穴が断面にあき、サクッと表面焼きあがってく。
そのまま食べればビールのつまみにこの上も無きオゴチソウ。
それをパンにそっと挟んで、肉汁パンに吸い込ます。
さてさてコレにあわせて何かレリッシュをと一工夫。
キャベツを千切り。
それをしんなり、油で炒めてケチャップ、それからウスターソース。
キャベツのザクザクした食感を損なわぬ程度に熱を通したモノを、ソーセージに寄り添わせるように詰め込みできあがり。
プチュンと歯ぎれるソーセージに、シャキシャキキャベツ。
肉のうま味にケチャップ、それからキャベツの甘みと盛りだくさんの味わいに負けぬパンの食感、おいしさになによりウットリ…、オキニイリ。
それからスープでお腹をポカッと温める。
キャンベルスープのクラムチャウダー…、お鍋に開けてミルクで割ってあっためるだけでおいしいスープが出来るというのがなんともウレシク心強い。
この缶詰がパントリーにあるだけで、ちょっと気持ちが豊かになります。
今日は温めたお鍋の中にバターと白胡椒を加えて風味とコクをととのえて、スイートコーンを加えて具材をタップリにして味わいたのしむ。
熱々スープがおいしい季節になったよねぇ…、ってニッコリしました、土曜日の朝。
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ところで昨日の夜のコト。
夜の仕事をぼんやりしながら、〆を作った。
ナポリタン。
ちょっと大人風に作ってやろうと、まずはニンニクをバシッと包丁の腹で叩いて油に入れる。
一緒に輪切りの赤唐辛子。
ペペロンチーノの作り方。
それから太いパスタを固めに茹でて、油で炒めて塩と胡椒で下味つける。
油の香りをまとわせたらば少々、休ませ具材を準備。
具材やソースと合わせる前に麺だけ別に炒めるコトで、麺の表面に小さな穴があいてそこから味が中に入りやすくなる。
油の風味もうま味のひとつ。
具材は典型的なるナポリタンのモノ。
玉ねぎ、魚肉ソーセージ。
どちらもペペロンチーノの油でよぉーく炒めて焦げ目をつける。
最後に輪切りのピーマンをいれたら、そこに麺を投入。
ケチャップぷちゅん。
ジャジャっと炒めて味をみると、ちょっとケチャップ臭くてコクに欠けるような気がしてそれで中濃ソースでコクをつけバジルを散らして出来上がり。
ナポリタンってたまに無性に食べたくなって、食べるとココロがおだやかになる…、しかも上出来、夜がたのしくなった夜。
[6回]
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