土曜の朝はサンドイッチを作る朝…、と決めてはいるけど今日は例外、明日の朝にサンドイッチを作りたい理由があって、それでパスタを作ることにする。
土曜と日曜入れ替える朝…、それもよし。
最近、ずっと冷たいパスタが続いてて、だから今日はひさびさに温かいパスタを作ってやろう。
フィジリって言う、ねじれたパスタ。
オーガニックな小麦で作ったちょっと上等なモノを使って、さぁ、作る。
野菜をタップリ、使って作る。
アスパラガスを一口大の長さに切って、カラコロ、フライパンの上を転がしこんがりさせる。
オレンジ色のパプリカも同じくカラコロ。
甘みを引き出しシャキッと冷やす。
蒸した枝豆。
それから角切りズッキーニ。
これらすべてに塩と胡椒をほどこしてオリーブオイルをかけて寝かして、それそのものに味つける。
トマトの水煮をグツグツ煮込み、ニンニク、アンチョビ、スライスオリーブをくわえてグツグツ。
いわゆるプッタネスカ的なるソースに仕立てて、フィジリを茹でる。
ちょっと固めに茹で上げて、ソースの鍋に移してそこで再び暫く熱を通して、オリーブオイルに茹で汁くわえてタプンタプンと鍋の中を乳化させてく。
茹でたホタテをくわえて風味をととのえて、お皿に移して野菜を散らして出来上がり。
スプーンでソースと野菜を一緒にすくいあげ口にふくむとクニュクニュシャキシャキ、口の中がにぎやかになり朝の頭を目覚ますゴチソウ。
一日外で過ごす土曜日…、元気をもらってレッツラゴ。
そして一日、アロハとショートパンツで移動…、今の季節にウレシイ装い。
日本の夏は亜熱帯を通りすぎてもう熱帯で、「クールビズ」とか「スーパークールビズ」とかゆるいガイドラインを作ってどうこうするよりも、文明開化の頃に「断髪令」を出したがごとく、スーツなんかを着ちゃいかんと法律あたりで決めればいいのに…、って思ったりする。
汗が染み込み酸っぱい匂いをさせるスーツを着込んだおじさんよりも、アロハひとつで爽やかに働くおじさんの方がステキじゃないかと思うんだけど…。
エクセルシオールカフェのブラッドオレンジジュースをグビリと飲んで、下町へ!
浅草にある「ペリカン」っていうパン屋さんがあって、そこでパンを買う。
食パンとロールブレッドに「中丸」って名前のハンバーガーのバンズにピッタリのロールパン。
予約をしないと買えないパンで、たまたま両国に行くようがあって、それでついでにと一週間も前から予約をして買った。
その中丸を使って今朝の朝のサンドイッチを作りましょうと。
パンが入った袋を開けると、中から甘い香りがでてきて朝の気持ちが明るくなる…、おいしいパンの匂いではじめる一日ってなんてステキとニッコリします。
アメリカンブレックファストをパンで挟んだようなサンドイッチにしてやろう。
それで具材は玉子とハム。
まずはパンを半分に割り、フライパンの上にのっけて内側を焼く。
カサカサ乾いて焦げ目がついたら、下半分だけ取り出して上半分はヒックリかえす。
別のフライパンを用意して粗挽きのソーセージタイプのパテをこんがり。
油を引かずに焼いてくと、脂が滲んでとけだして、パテが揚がるようにやけてく。
胡椒を少々。
取り出しパンの上にのっける。
ソーセージハムの脂がのこったフライパンにバターを溶かす。
そこにタプタプ、よく溶き玉子。
ジャジャっと流して、ユックリユックリ、玉子を端からバターも一緒に折り込むように、フックラ仕上げてハムの上に置く。
ケチャッププチュっ。
フレッシュバジルをのっけてパンで蓋して、朝のサンドイッチの出来上がり。
ズッシリ重たく、パンがしたたか前歯で抵抗…、それがスパッと歯切れるとあとは一気にフックラ、ムッチリ、サクリとすべてが口の中へとやってくる。
いやはやこれが困っちゃうほどおいしくて、なによりパンのムッチリとした食感にウットリしました…、このパンでどんなゴチソウをこれから作ってやろうかと思う朝です。
それからキャンベルのコーンスープをひとくふう。
野菜をタップリ食べてやろうと、トウモロコシを蒸して足す。
皮ごと一緒にほんの少しの水と一緒に鍋に入れ、蓋して蒸し上げ身だけをほぐす…、それを鍋に入れ缶の中身をうつしてミルク、クツクツ煮込む。
フライパンで乾煎りをしたアスパラガスをクルトン代わりにちらして完成。
トウモロコシの甘みがおいしい、スープというよりトウモロコシのクリーム煮のような味わい豊かな朝のゴチソウ…、体もシットリ、潤った。
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