新宿駅のメトロ街…、気軽な飲食店がならぶフロアーの中にある「タカノフルーツパーラー」のカフェにやってきました、小腹満たしのおやつどき。
ケーキの売り場に併設された簡単なカフェではあるけど、レベルは高い。
軽い食事の用意もあって、サンドイッチをメインのセットを選んでたのむと、ズラリとナイフやフォークが5つも並ぶ…、スープ用にサラダ用、それからデザート用にといろんなサイズがあれこれキチンと。
どれもキラキラ、キレイに磨かれ、お水を入れたグラスもピカピカ。
薄いグラスにレモンの香りの氷水…、それがおいしくゴクリと飲むと、すかさずお代わりいかがでしょうかとガラスのピッチャーを持ったスタッフがやってくる。
おぉ、エレガント。
まだまだココには食事をたのしむ贅沢が残っているネ…、とウットリ思う。
グリーンサラダにトマトスープ。
サラダの野菜はパリパリ、冷たくおいしくてスープはスッキリ。
ミネストローネと言うよりも、しぼったトマトを温めて最小限の塩とオリーブオイルで風味をつけた。
トマトを味わうようなスープがお腹がキュッと引きしまる。
サンドイッチは三種類。
トマトとハムとレタスを挟んだ、BLTならぬHLTな感じのモノ。
ライブレッドの香りがよくて、トマトがクチュっと潰れて口をみずみずしくする。
カボチャサラダを挟んだモノは、ネットリ口の中でとろけて味わい少々、なまめかしい。
それからフルーツサンドイッチ。
実は長らく、フルーツサンドイッチの存在意義を知らずにいたけど、最近、開眼…、フックラとした食パンと、ポッテリとしたクリーム、それからフルーツのこの組み合わせのステキなコト。
ショートケーキとはまるで違った、パンの食感。
舌に最初にふれるのは乾いたパンの食感で、そのそっけなさにウッカリしてたら、突然、口の中がケーキのようになってく…、その味わいはフルーツサンドならではのモノ。
キウイにいちご、マンゴー、オレンジ…、いろんな果物が奥歯で潰れてプチプチ、酸味がはぜてジュースをにじませる。
若い果実を使ってるんでしょう…、ちょっと固くて味も酸っぱく固い感じが、ホイップクリームと際立つおいしさ…、かなりウットリいたします。
食後に小さなパフェがついてきます…、今の季節はマンゴーのパフェ。
これがおいしく飛び上がる!
自然な口どけのフックラとしたホイップクリーム、熟して甘いマンゴーにその味わいをそのまま冷たく凍らせたマンゴー味のアイスクリーム。
フワッと軽いマンゴームースがアイスクリームの下をささえて、底にはゼリー。
なんの味だろうってスプーンですくって食べてみたらば、これが薔薇の香りのゼリー…、首から上が貴婦人的なる豪華な空気に包まれて、ボクの小腹も豊かに満ちる。
さてとおうちに帰りましょうか…、ニッコリと。
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