サカキノホトンブログ６００ｇのカルボナーラ

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６００ｇのカルボナーラ

お昼を近所でたのしくすませる。

友人に誘い出されてグレースにくる。
うちの近所の喫茶店。
この連休はさすがに休みをとるんだろうなと勝手に思い込んでいて、気持ちがそっちに向かわなかった。
ボクが家から他の街に出る動線。
その逆方向にこの店はある。
だからワザワザ行かなくっちゃいけないワケで、今朝も目覚めて、ここの朝ご飯が頭にポワンと思い浮かんだ。

友人から電話があって、おい、今日はグレースやってるぞ。
と、それで決まった、ココで昼。

カルボナーラを食べることにする。
普通のサイズで４００ｇ。
中盛り、大盛り、特盛りとあり特盛りサイズは１キロオーバー。
中盛りサイズでも６００ｇという麺の量。
普通サイズにしようかと思ったけれど、いやいや、やっぱりちょっと多めにしてもらおう、と６００ｇの中盛りにした。
厨房の中でパスタを茹でる気配がはじまりそれからじゃじゃっと炒める音。
大きな楕円のお皿にタップリ、炒めて仕上げるタイプのコレ。
玉子がチリチリ、スクランブルエッグのようにところどころがなっていて、カリカリベーコン。
それからタップリ胡椒がかかって風味豊かでこれもおいしい。

さすがに途中で疲れてくるけど、それこのタバスコ。
それから粉チーズをタップリかけて味を変えつつ食べ進めると、あらあら不思議、あっと言う間になくなっちゃう。
なんだか不思議に食欲進む、不思議な食べ物、元気がでてくる。

誘ってくれた友人が食べた、チキンソテーの定食。
引き締まったもも肉を一口大よりちょっと大きめに切り分けて、それを焼く。
皮目を先にパリッと焼いて、中はフックラ。
塩で下味を整えて、そのまま食べても十分おいしい。
薬味としてまんなかに鬼おろし。
ザクザクとした大根の歯切れる食感、事前に甘酢であらった風味が鶏の脂をサッパリさせる。
なかなかおいしい。
なによりうれしく感じたのが、鶏の皮が本当にパリパリ。
まるでクラッカーを噛んだときのような食感が前歯に伝わり、ジュワッと脂がにじんでくるとこ。
鶏の皮は基本的に嫌いだけれど、こうして皮とは別の食感になってしまうとなぜだかおいしい…、不思議なり。

熱々ご飯とお味噌汁。
外の気温が寒いからでしょうか、湯気がフワフワ、漂い目にもおいしく感じる。
そういえば、今朝ここの朝食を思ったときに、一番先に頭の中に降りてきたのがここの味噌汁。
甘いお味噌が田舎的にて、ボクにはうれしいオゴチソウ。

二人でそれぞれのお昼メニューをわけあって、サラダにアイスカフェラテ飲んで味わう。

ほんの少しの量だけれども、パリパリとしたグリーンサラダ。
レタスとパプリカ、黄色と赤色。
そういえば、ちょっと前までパプリカって日本の食卓では貴重な存在。
レストランでしか食べることができぬ野菜の一つだった。
今ではとってもポピュラーで、これに限らず日本の野菜は多彩になった。
オレガノとミントの香りがさわやかなイタリアンドレッシングをタップリかけて、レモンをしぼってシャキシャキ食べる。
体の中が潤う感じ。

ガムシロを入れなくっても不思議と甘い、ここのカフェオレ。
もともと甘みのシッカリとしているここのコーヒーにミルクの甘味が加わって、ほんわか甘く感じるのでしょう。
カランカランと氷をグラスとキスさせながら、コクリコクリとユックリ飲んだ。
昨日に比べて外はひんやり肌寒く、ホットにすればよかったとちょっと思ったそんな昼。

ところで今日はサプライズ。
長い間、会う機会に恵まれなかった古い友人にバッタリあった。
この店が入っているビルの上層階はマンションで、そこに住んでいたんだという。
なんて偶然、不思議な出会い。
でっぷり肥えてた彼はかなり痩せていて、しかも老眼鏡をかけていた…、ボクもごま塩頭になりましたもの、みんな揃ってそろそろ立派なおじぃちゃん（笑）。

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2011/05/05 (Thu) ボクのご近所レストラン Comment(0)

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