サカキノホトンブログ雪の翌日、新記のランチ

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雪の翌日、新記のランチ

昼を近所の「新記」ですます…、ここ数日間、風邪のお陰で家のご飯か近所のご飯ばかり食べてる。それもまた良し。

困ったときには遠くの親戚よりも近くの友人。それと同じで、飲食店も遠くにあって憧れの対象になる立派な店より、近所にあって普通だけれど誠実なお店となじみになる方が、うれしいときがあるものです。
ちなみにディスカウント系のイタリアファミレスは、今日のスタッフが交通機関の乱れで揃わず、限定メニューで営業していた。その情熱は認めるけれど、できる料理がサラダとドリアだけという。
なるほど、ドリアはオーブンで温めるだけの冷凍食品だというコトね。舞台裏が透けて見えるのも考えものって、ちょっと笑った。

その点、こういう生業店に限りなく近いお店は安心。今日もいつものように笑顔で働くスタッフに、ありがたいな…、ってニッコリします。
３品とって１０００円という、いつもたのんでいる小皿の料理。
今日はまずはレタスの湯引きを選んでたのむ。茹でたレタスにオイスターソースをかけただけのモノがこんなにおいしいなんて。シャキシャキ歯ごたえたのしくてなによりすぐにやってくるのがありがたい。
鶏の唐揚げ、大根餅とどれもいつものオキニイリ。

それにしても大根餅のおいしいことには毎度のことながらウットリします。
ネットリとした食感がある。けれどいわゆる餅のように粘ることなくさらりと消える。旨味が後へ後へとひいて、ひとくち食べると食べ終わるまで次々舌にのっけて味わい続けたくなる不思議な味わい。

香港麺の汁なし和えそばを今日のメインにたのんで食べる。
具材は茹でたエビワンタンに、イカのすり身のフィッシュボール、魚のすり身を混ぜて作った厚揚げ豆腐にチンゲンサイというにぎやかさ。

極細ながらバッサリ歯切れて口の中にちらかり踊る、麺の食感あざやかで、オイスターソースの旨味もたのしい…、オキニイリ。
ランチセットに選べる丼。
香港風の赤い叉焼をのっけたモノや、蒸鶏、あるいは野菜の煮込みといろいろ選べる中で一番好きなのが、骨付き豚バラ肉の蒸し物のっけた排骨ご飯。
台湾で排骨といえば揚げた骨付き豚バラ肉。香港的にはトーチと一緒に蒸したばら肉。豚の脂の旨味がご飯に滲んで旨い。お腹も満ちるオゴチソウ。

香港麺　新記四谷三丁目店

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