昼を南昌飯店でとる。
家で作って食べてもいいなぁ…、と実は思ってた。
野菜はタップリ家にある。
ただメインになる食材が見当たらず、近所のスーパーに買い出ししようと家を出た。
友人誘って2人でふらふら。
陽気の良い日で、こんな日には、南昌飯店のおかぁさんが店の表に出てるんだよね…。
もし、かぁさんが表に出てたらそこでご飯を食べて上げなきゃいけなくなるなぁって冗談めかして言ってたら、見事予感的中でした。
おかぁさんに見つかって、それでお店の中へと「はい、いらっしゃい!」。
お店が暇なときに表でサービス券を配るアルバイト風のおにぃちゃんやら、おねぇちゃんやら目立つ昨今。
そういうお店にはなるべくいかぬようにしている。
急場しのぎの嘘の人間関係みたいな感じがあんまり好きじゃなくって。
けれどおかぁさん。
ちょっと仕事がなくなると店の表で行き交う人に、「暑いですね」「おひさしぶり」「こんにちは」ってニコニコしながら声かける。
中国なまりの日本語で、ときおり「暑い日には冷やし中華なんかどうですか?」って宣伝めいたコトを言うけど、それが憎めずたまたまこうして見かけるとお店に入ってあげたくなっちゃう。
通りの向こうからもおかぁさんのコトが見えたよ…、って言うと、ワザワザありがとうネと何度も何度もいうのでなんだか恐縮しちゃう。
今日の定食を2つたのんだ…、ひとつはキャベツやレタス、白菜、ニンジン、千切り野菜としいたけ、豚肉、キクラゲを玉子と一緒に炒めたモノがメインの定食。
もうひとつは牛肉とニンニクの茎のオイスターソース炒めで、どちらもボリュームタップリ、鶏の唐揚げとサラダにスープ、杏仁豆腐がついてくる。
ご飯大盛りで、お腹いっぱいになってって!って感じの料理にニッコリなります。
あんかけ料理がどうにもこうにも食べたくて、五目あんかけラーメンを追加でたのんで腹いっぱい…、気持ちも明るくゴキゲンになり、残り半日、どうやって無駄に過ごすかと企んだ。
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明日からの仕事の準備でちょっと夜更かし…、生のパスタを使って夜食を作って食べる。
今朝は冷たくして食べた、国東パスタの最後の一食。
クセがなくて、ムッチリとした食感がどんなソースや味付けにもあう。
だからちょっとクセあるソースをと。
それでまずはネギを刻んだ。
肉厚の九条ねぎの白いところ。
それをコーン油でクツクツ、煮るように火を通す。
そこにトラウト。
細かにほぐしたのを入れてパラパラ熱をくわえて塩と胡椒で味整える。
ホワイトソースをくわえて和えて休ませる。
パスタを茹でます。
塩を少々入れたお湯で、クツクツ3分。
麺がキレイに透き通り、ピピッとタイマーがなったらそれをフライパンの中にうつして軽く和え、茹でたあとのお湯を瓶詰めうにの瓶に注いでシャカシャカ、シェイク。
それをタップリ注いで更に煽りつつ麺とソースをひとつにまとめる。
バターをポッテリ。ブラックペパーをタップリふって「うに鮭クリームのリングイニ」が香り豊かに出来上がる。
いやいや、これがおいしい、おいしい。
うにの香りとバターの風味、ホワイトソースがポッテリ麺にからみつき、時折ネギがシャキッと湿った食感くれる。
胡椒がピリッと味をひきしめ、うにの甘みをひきたてる。
ホロホロ、小さな塊になり熱の入ったトラウトが不思議なほどに素直な味で、ソースのうま味を吸い込んで口の中でポソポソちらかる…、いやはやまいった、オゴチソウ。
昨日、DVDを幾つか借りて仕事しながらみたんだけれど、どれもがかなりの出来栄えのモノ…、中でもスゴくよくできていたのが「アウェイクニング」って言うイギリス映画。
ゴシックホラーというカテゴリーで、美しい英国のカントリーサイドの豪邸の中で繰り広げられる霊現象を淡々と描いた作品…、久しぶりに「コワい」映画に思わず声を出してしまうほど。
「シックスセンス」や「アザーズ」のようなテイストで、テーマやプロットもよく似ているけど、これほど美しい映像で、これほどクールな謎解きがなされる映画は今まで他になかったように思える名作…、機会と興味があれば是非にと思ったりする、オキニイリ。
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