そういえば、昼もおんなじような料理を食べたよなぁ…、って、晩ご飯を食べ始めてからやっと気づいた。
最近、とろみの付いた麺に執着しているような、それにしてもおバカさん(笑)。
場所は新宿御苑の外れ。
表通りの一本裏側。
最寄り駅から10分ほども歩くであろう不便な場所で、まるで目立たぬ。
よくもこんな辺鄙な場所にお店を作ったもんだなぁ…、と。
ビックリするような場所にある。
お店の名前は「蜂宴」という。
なんて読むんだろう…、多分「ほうえん」。
お店の入口をおおっている、赤いテントには「蜂」の文字だけ。
宴の方は消えちゃったのか、落ちちゃったのか、ずっとこのまま。
だからボクの中では「蜂の店」。
多分、昼は流行っているのでありましょう。
近所に結構小さなオフィスビルがあり、昼食難民がでそうな場所で、だから便利で目立つ場所でなくても、わざわざやってくる人がいる。
カウンターは磨きこまれて、かなりの席数。
定間隔で醤油やラー油、胡椒が置かれてどれもがキチンとふかれて埃なんてない。
流行っている店はメンテナンスがよく出来ている。
厨房の設備もどれも使い込まれて、しかもピカピカ…、なんだかちょっと期待できそう。
さすがに夜はお客様もまばらでけれど、みんなスーツでカバンや上着を着てはないから多分、近所のオフィスで残業している人たち。
えびそばたのんで作ってもらう。
テキパキしてます。
作り慣れたという感じ。
麺をゆで、具材を中華鍋で仕上げる。
野菜を炒め、スープに塩ダレ、しょうがをおろし金で直接、すって鍋の中に投入。
麺が茹で上がったら丼に入れ、とろみをつけた中華鍋の中身をユックリ、丁寧にポトポト流して、さぁ出来上がり。
熱々。
湯気がモクモク沸いてる。
塩味ながらスープは若干、色がついてる。
ところどころに焦げたネギが浮いていて、鍋におそらく染み込んだ、油や脂が炒め途中でとけだして、スープに混じって仕上がっている。
味はというとこれがなかなか、よござんす。
とてもやさしく、甘み、うま味がバランス取れてる。
野菜の香りやうま味がしっかりスープに移って味わい深く、何より生姜の香りが鮮烈で体がなかなかポカポカするような体にやさしいオゴチソウ。
野菜はキャベツに人参、インゲン、きくらげ、それからタケノコ。
それぞれ適度な時間に温度で炒められてて食感的確。
エビが沢山入ってるけど、一個一個が小さくて、だからえびそばというよりもエビタンメンって感じなのがちょっと笑える…、でもおいしい。
くちなしの花で色をつけた麺。
黄色く、強めのカンスイ独特の引っかかるような匂いがするのがまたナツカシク、トロミスープの麺への絡みもなかなかなモノ…、これはかなりのオキニイリ。
半餃子っていうのがメニューにあって、半チャーハンっていうのはあるけど半餃子とは珍しい…、それでたのんで3個だけ。
1個が大きく、しかもこんがりキレイに焼けてて、口に運んで噛むとダバっとかなり大量の肉汁がほとばしりでる。
これはいかん!と噛むのをやめてパクっとひと口で頬張ると、口の中が肉汁まみれになっていくのがウレシクて、パリパリ皮の焼けたところと、プルンとやさしく仕上がった皮の食感もかなり上等…、この店結構、いいじゃない!って感心しました、また来よう。
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ちょっとステキな動画を一本…、ただただたのしくかっこいい。
Origami Rhino Unfolding from MABONA ORIGAMI on Vimeo.
「逆折り紙」って趣向なのでありましょう…、折り紙で作られた見事なサイがみるみるうちに一枚の紙に戻っていく様子。
見せ方を変えるとこんなに新鮮な動画になるんだってウットリします。
東京は風は強くも雨はそんなに降ってはいない…、西日本では大雨で被害がでているというニュースにて、みなさまおかわりありませぬよう。
明日は週末…、ごきげんよう。
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