夜、ウッカリ仲間が集まって、ウッカリ四谷三丁目。
肉匠酒場「丸信」にて肉にまみれる。
ウッカリ仲間のひとりが前から熱烈にここに来たくて、それで今日…、肉を喰わんとやってきました。
平日というのにサラリーマンのオジサンたちでにぎわう店にどっかと座り、次々料理を選んでたのむ。
この店、お酒を飲ませる魅力があるようで、グビグビ呑兵衛の友人がいつも以上にうれしげに飲む…、例えば金魚、酎ハイに大葉と赤い唐辛子で泳ぐ金魚を模した飲み物。
これ、きくんだよねぇ!っていいつつニッコリ。
味噌キャベツっていうとりあえずなつまみをたのんで、パリポリ食べる。
キャベツにもろみ味噌とマヨネーズをつけて食べるというだけのモノ。
なのに甘くて、シャキシャキおいしい。
お腹の中がみずみずしくなり、食べる準備ができてくる。
生の肉を扱うことがむつかしい。
ステーキやハンバーグがレアの状態で提供されるコトさえ駄目って指導する、保健所があるご時世で、けれどココには生肉がある。
3種類の刺身の盛り合わせというコレ。
鶏のささみのたたきに、牛肉。
それにレバーの盛り合わせ。
すったニンニク。
それからビリビリ、辛味際だつ擦りわさび。
熱を通した肉とは違った、ネットリとした噛み心地。
歯茎にまとわりつく食感が肉感的で、肉の甘味が際だつおいしさ、こうした文化がなくなることって決してあってはならないこと…、って思ったりする。
それ以外には串をあれこれタップリたのんで味わった。
プチュンとうずらの玉子が口ではじけて中からトロンと黄身がとろけて崩れる。
鶏の玉子と違ってうずらの玉子ってなんでこんなにおいしいんだろう…、ひと口でパクっと食べれて白身のツルリと黄身のトロンがミッチリ凝縮されている。
ニンニクの素揚げにトマトをベーコンでくるんだ串物。
鶏皮、レバー、豚バラ肉とあれやこれやをバカバカたのみ、バカバカ食べて1人1500円くらいしかしないところにまたウットリ。
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とは言えココは〆の料理が若干貧弱、それで場所変え、どこかで〆よう。
最初は広島お好み焼きの「ワイワイ」ってお店にしようかと行ってみたらば、なんと現在改装中。
お昼も一軒、改装中でふられた今日。
もしかしたら景気がよくなる気配なのかも。
装い新たにメニューも変わって来週から再開しますと貼り紙がある…、なんだかちょっと期待をしちゃう。
それなら洋食のキッチンたかにしようかと、行ってみたらばもうおしまい。
おやおや、どうする?
ベトナム料理でがっつりしめようと、それで「ティンフック」。
いつもは昼で、夜にくるのは久しぶり。
まずはココのオキニイリ、昼にも食べる「春巻きそうめん」。
揚げ春巻きを、茹でたベトナム春雨の上におき、スイートチリのソースと野菜でもさもさ食べる。
野菜は冷たく、揚げ春巻きは熱々で茹でソーメンは生ぬるいという、熱くもなければ冷たくもない不思議な料理…、夏が厳しいベトナムならではの料理なんでしょう。
ランチタイムにもある商品で、けれど夜のこれにはタップリにんじんシリシリが乗っかっていて揚げ春巻きのパリパリ感も一層強い。
同じ春雨を使った「中部ソーメン」というスープ麺。
ベトナム中部のスキッと辛い牛肉スープで、レモンをしぼって食べるとまるでトムヤンクンのような味わい。
けれどうま味はエビではなくて牛骨の味…、どっしりとしたコクがたのしい。
それから鶏の料理をいくつか。
鶏のささみを細切りにして、カレー風味にして揚げたモノ…、ヌクマムの塩味、香りに風味が肉に染みこんでサクッと軽い揚げ心地。
それからここの名物の鳥カレーをみんなで分ける。
これもランチのメインの一つ…、鶏肉、ニンジン、じゃがいもと具材はほとんど同じなんだけど鶏の量がタップリ、どっしり。
しかも一日煮こまれているからなんでしょう…、漢方薬っぽいハーブ、スパイスの香りが濃厚、体に効きそうな滋養に満ちた味わいで、夜のお腹がたのしくなった。
また会いましょう、近々にとみんなと別れて、さて寝よう。
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