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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    そういえば今日は「納豆の日」だったんだという…、7月10日で「7と10」、つまり「ナットウ」という語呂合わせ…、お昼を過ぎた頃にウェブでそう教わった。

    076de06b.jpeg1981年のコト。
    関西納豆工業協同組合が関西地域限定の記念日として制定したのがキッカケらしい。
    開催で、納豆の消費量が少なかったんでしょう。
    四国で育った小さい頃。
    納豆が食卓に上がることってとても稀。
    家族で納豆を好んで食べるのが母だけで、ボクが悪さをするとわざわざボクの目の前で納豆練り、ズルズル食べて後片付けはお願いね…、って茶碗を渡す。
    ネトネトしていて臭い茶碗を洗わせるというたのしいお仕置き。
    納豆が食べられるようになった今でも、納豆まみれのおわんや茶碗を洗うと当時のコトをちょっと思い出す。
    1992年から全国レベルの記念日になったというコト。

    納豆系の料理を食べておきましょうかと。
    それで駅前、弁天庵。
    知っていれば今朝納豆付きの定食を食べておいたのにねぇ…、って思いながら、弁天庵の「ねばねば蕎麦」をたのんで食べる。
    冷たく〆た蕎麦の上に、山芋とろろに天かす、納豆。
    刻んだ海苔に大根おろし、ワカメにタップリわさび漬け。
    これをグルングルンと容赦なく、かき混ぜ七味をかけて辛味をたして味わう。

    ここのお蕎麦はキリッと角がたった麺線、だからネバネバモノがからむとスベスベ粘りが強調されて、とてもおいしい。
    1fe3b1b1.jpegネバネバモノに大根おろしがからむと粘りがほどよくおさまり、納豆の匂いが淡くなって蕎麦の風味を壊さないのがたのしくそしてオモシロイ。
    別添のタレをちょっとずつ増やしながら食べていくと、最初は納豆の風味やうま味が強調されて徐々にそれがぶっかけ蕎麦にかわっていって、飽きずにズルズルたのしめる。
    わさびをタップリ混ぜ込んだお稲荷さんをサイドにもらい、甘くてピリッと辛くお揚げがシットリみずみずしくて、蕎麦とあわせてお腹の中がみずみずしくなる、夜に良し。

    お店を後に、「さぁ、帰りましょう」と家に向かう途中でふらっと、たこ焼き1個、買っちゃいました(笑)。

    bententakoyaki.jpgお腹にちょっと余裕があった。
    それにソースの匂いが食欲くすぐった。
    四谷三丁目の駅の角にある銀だこの店。
    大きく窓が開け放たれていて、明るい上にお店の中からおいしげな匂いがしてくる。
    誘蛾灯に集まる虫のようにボク。

    しかもココ。
    良く考えられているのが、提供時間。
    歩行者信号の赤が青に変わるまでの、つまり交差点をわたるための待ち時間の間にキチッとすべての作業が終了するのネ。
    焼けたたこ焼きを舟にのせ、ソースを塗って青海苔、鰹節。
    それからマヨネーズをかけ蓋をする。
    袋にいれて、おまたせしました…、って、手渡されると信号が不思議と青に変わってる。
    だからフラッと立ち寄って信号待ちの間に買っちゃう。
    狙いなんだろうか…、どうなんだろう、オモシロイ。
    カリッと歯ぎれてトロンと中からとろける生地が流れだす。
    うま味がしっかりしていて生地がそもそもおいしく、ソースがそれに風味を添える。
    タコが少々小さくなってしまいましたか…、でもしょうがない。
    いろんなモノが小さくなってく中にあって、ココのたこ焼きのサイズ自体は変わっていない…、たこ焼き器の凹みの大きさが変わらないからそれは当然なのかもしれない。
    けれどそれもなんだかウレシイ…、家の仕事のお供に食べて、ハフハフ、お腹を温かにする、夜のコト。

    ところで「納豆」ってキーワードを入れYouTube検索をかけてみたらば、この動画ファイルを発見しました。
    カエラさんっていう、九州在住のブロガーさんで結構、有名な人みたい。
    日本での日常生活を外国人目線で伝えるおもしろ動画の中の納豆ネタがこのファイル。



    まぁ、納豆が好きな外国人がいても決しておかしくはなくわけで、だって納豆が嫌いな日本人だっているんだから人の好みはそれぞれでしょう。
    それにしても彼女が食べてる、ポテトチップスに納豆をのせて食べるという技。
    ためしてみたい…、おいしそうに思えるもの。
    納豆が嫌いな人は納豆の食べ方を知らない人…、って彼女の一言が至言であります。
    だってボクも、生まれてはじめて納豆を美味しいものと発見したのがとあるお店の納豆うどん…、ご飯にかける納豆は未だにだめで納豆定食も納豆とご飯を別々に口にいれなきゃ食べられない。
    それでもおいしい食べ方を発見できて、ありがとさん、ってそんな夜。
     

    拍手[6回]

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    ネコスタさん / 2012/07/11(Wed) /
    ペトペト
    > ネコスタさん
    同じような食べ方ですね。
    ペトペトするのが苦手なんですネ…、それに納豆を食べ始めると、納豆だけを食べてしまうという、不思議な食べ方をしてしまいます。
    混ざるのが苦手なのだと思います。
    サカキシンイチロウさん / 2012/07/11(Wed) /
    人それぞれ
    ネバネバ・ベトベト系食品の代表で、その食感も含めての『納豆が好き』だと思っていましたが…ベトベトはイヤだけど味は好き、という方もいらっしゃるんですね。麺にはOKだけどご飯にはNGとか、同じじゃないの~!?とも思うのですが(笑)それが人それぞれの好みの違いなんですねぇ。奥が深くて、本当に面白い!

    子どもたちが赤ちゃんだった頃の離乳食の定番に『納豆がゆ』がありました。ひき割り納豆をお粥に入れて一緒にチンして柔らかくして、出汁醤油を1滴。
    見た目はよろしくないですが、味はなかなかどうして♪
    納豆もネトネトというよりスベスベ食感でちょっと面白いです。お風邪の時でもいたずら心が芽生えたら試してみてくださいな!
    Nimamepandaさん / 2012/07/11(Wed) /
    納豆粥
    > Nimamepandaさん
    納豆粥。
    しょうがをタップリ加えると、風邪にききそうに思えます。
    果たしてスベスベ感が大丈夫かどうか。
    おそるおそる作ってためしてみることにします。
    どうもありがとうございます。
    サカキシンイチロウさん / 2012/07/11(Wed) /
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