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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    夜、四ツ谷三丁目の新記に来ます。
    669f72f5.jpg昨日の夜までお休みだった。
    とある理由で、本当はもっと早くきたかったのだけど昨日の夜は冷蔵庫の中の正月食材を整理しなくちゃいけなくて、それでやっと今日の夜。
    いてもたってもいられずに、夕方の営業スタートとほぼ同時というタイミングにてお店にきます。
    まだお店の中にはお客様はなく、雰囲気のどかでニッコリなります。
    見知った女性スタッフがきてニッコリするから「あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします」って言ったら彼女。
    ちょっとたどたどしい日本語で、今年もよろしくお願いします…、と。

    14dac868.jpg目当ての料理をたのんで食べる…、水餃子。

    お正月といえば、餃子を食べる。
    福を包んで、それをお腹の中におさめる。
    縁起担ぎの料理のひとつで、昔、実家にいた頃は家族みんなが集まって餃子をくるんでそれを焼いてた。
    何度か自分で作ったこともあるのだけれど作り過ぎちゃう。
    大勢分を作らないと、なかなか上手に出来ぬコトもある。
    だからここしばらくはお外で食べる。
    今年は絶対、この店の餃子にしようと思ってて、それで今日まで我慢した。

    ポッテリとしたコロンと丸い形が可愛く愛らしい。
    分厚い生地。
    中には細かく刻んだ豚肉、ニラとネギ。
    具材自体の食感はほとんど感じぬ、まるですり身のような感覚。
    だから生地のツルンとしてて、ムッチリとした歯ごたえだけが頭に伝わる。
    具材自体に味がしっかり入ってて、何もつけずともおいしく感じる。
    しかも茹でたスープが白湯…、スッキリとした鶏ガラスープでその味わいや風味も餃子にうつってて、ホッとするような味になってる。
    今年も運がつきますようにと、ちょっと大きなサイズではある…、けれどパクリと一口で運のがさぬよう味わった。

    sks.jpgおつまみ、いくつか。
    揚げたワンタン。
    これはココのおつまみメニューで一番ボクのオキニイリ。
    中にたっぷりエビのすり身。
    ほぼ限界じゃないかと思うほどに皮に詰め込んで、お腹がパンパンになってしまったワンタンをこんがり揚げる。
    皮はカリカリ。
    そしてサクサク。
    すり身はプチュンと弾力があり揚がった皮と混ざって歯ごたえ軽快。

    レタスをスープでゆがいたモノにオイスターソースをかけまわしたモノ。
    ザクザクとした歯ごたえと、レタス独特の渋みと甘み。
    それらをやはり白湯スープがひきたてて、オイスターソースのうま味がコクになっていく。
    はじめて食べた腸詰は、肉の香りが濃厚で中華スパイスの風味がココをアジアにしてくれる。
    腸詰自体の食感も、固からずやわらかからずの食べやすさ。
    紹興酒と一緒に味わいたのしんでると、スライスをした砂肝を豆板醤で和えたおつまみをサービスですって一皿くれた。
    なんてウレシイ、ありがたい。

    6e33e7ba.jpgそうこうしているうちに隣の半個室に、新年会風のファミリー客がやってくる。
    おじいちゃんとおばあちゃん。
    息子夫婦に小さな子供。
    三世代かと思ったら、もひとり小さなおばあちゃま。
    ひいおばぁちゃんというコトになるのでしょうね。
    おじぃちゃんと呼ばれる人をしげしげ観察してみると、多分、ボクとそんなに変わらぬ年齢でしょう。
    50半ばのおじぃちゃん。
    息子さんはおそらく30そこそこで、子供が5つとつじつまがある。
    ボクもおじぃちゃんと呼ばれて当然な初老のおじさん…、ちと、笑う。

    〆に焼きそば、香港麺をたのんでズルズル。
    ここの焼きそばは伊麺という揚げた麺。
    平打ちで、しかもちょっと不揃いの手打ち風の玉子麺。
    それにスープを吸い込ませつつ煮含め炒める調理法。
    シットリしてて具材の黄ニラやもやしのシャキシャキ、歯ごたえ感を引き立て酒のつまみにもなる、オキニイリ。

    香港麺はいつものゴチソウ。
    細い麺がザクザクしてて、細いくせしてハリがある。
    ズルズルすするコトが出来ないけれどスープの絡みがよくて噛み味わうのがおいしい麺。
    上湯スープでこの麺をたべさせる店は結構あるけど、白湯スープで食べるお店は珍しい。
    スベスベとしたコラーゲン質たっぷりの、鶏がらスープが麺にまとわりついて喉やお腹までをもスベスベさせてなんともおいしい。
    体にやさしく、しかも滋養にみちたモノを食べてるってそんな気持ちにしてくれる。
    やっぱりおいしい、オキニイリ。

    ところで昨年、日本全国の雑煮地図を日記に掲載したことがありましたが、もっと詳細でキレイな地図をFacebookで繋がっていただいている人から教えてもらいました。
    257f5d73.jpgもっと大きなサイズのモノを貼りたいのだけど、設定上、むつかしいので元のページのURLを貼っておきます。
    先の地図ではわからなかった地方、地方の独特な雑煮がいくつかピックアップされているのがまたオモシロく、例えば山陰地方では「小豆雑煮」というお汁粉みたいな雑煮があったり、新潟地方には鮭といくらが入った雑煮があったりと。
    日本の多彩な食文化って、やっぱりステキと思います。
    それにしても、この地図でも北海道の情報がまるで紹介されてないのはどうしたこと?って思ったりする、どうしたコトでござりましょ。
     

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    北海道の雑煮
    サカキ様
    初めてコメントします。
    いつも楽しく拝読しています。
    北海道は明治時代以降に様々な地方から集まった人たちなので、丸餅、角餅、しょう油味、味噌味、具に魚介類を入れるなど、一貫した地方性はなく、それぞれ家庭によって違うようです。北海道といっても広いですしね!
    函館の実家(お雑煮を作ってくれる母親は札幌出身)では、餅の形は丸でも角でもどちらでも、しょう油ベースの汁、具は鶏肉、ごぼう、人参、大根、三つ葉などです。
    Leoc'さん / 2012/01/04(Wed) /
    餃子

    福を包んでいるから、運をのがさないように一口で食べる…ものだったんですね…
    サカキさんが何気なく書かれていることでも、知ることは多いです。ありがとうございます。遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
    (初老とおっしゃるには、まだ早いと思います)
    梅さん / 2012/01/04(Wed) /
    なるほど、北海道!
    > Leocさん
    日本の縮図…、いろんなモノを飲み込んで受け入れ、そして新たな文化にする北海道のおおらかさを感じさせてくれますね。
    考えてみれば、ボクの家も正月一日は味噌仕立て。
    二日目になると醤油のおすまし汁と、いろんな味をたのしんでいました。

    はじめてのコメント、ありがとうございます。
    またステキな書き込み、お待ちしています。
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/04(Wed) /
    程よいサイズ
    > 梅さん
    自分であんをくるむとき。
    あまり大きな餃子をつくろうとすると、欲張ると運が逃げるよ…、って言われていました。
    ほどよい大きさ。
    つまり、ほどよいシアワセがお腹にも心にもやさしいのだろうと思います。
    まだまだお腹は青年レベル。
    今年もたのしくがんばりましょう!
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/04(Wed) /
    香港麺
    香港麺の、あのじゃくっとした食感が大好きです。


    この店、手頃で美味しいのも魅力ですが、
    何よりお店の方の素敵な笑顔が嬉しいお店ですよね。
    何度も通いたいお店の一つです。

    まりおさん / 2012/01/05(Thu) /
    ファンになります
    > まりおさん
    ここのお店の女の子たち。
    かわいらしいですよね。
    一生懸命で、しかも笑顔がかわいらしくて。
    ファンになっちゃう。
    お店のファンになる以上に、そこで働いている人のファンになれる人ってステキなコトって思います。
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/05(Thu) /
    違い大好き
    こういった地方によった違いの地図を見るとわくわくしてしまいます。
    お雑煮はいっせいに作り、お正月料理というくくりがあるので、
    違いが判りやすくて面白いです。地方でも違いますが、おのおのの家庭でも
    違っていて、そういうのを見ると本当に面白いです。自分のなじみのある
    お雑煮ではないものを見ると、「わー食べてみたいなあ」と思います。
    ぴんさん / 2012/01/05(Thu) /
    お雑煮レストラン
    > ぴんさん
    自分の家、自分の地方の味を守ることも大切。
    でも他の家のお雑煮を食べられたら…、なんても思いますよね。
    お雑煮レストラン。
    期間限定でもあったらステキかも…。
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/05(Thu) /
    そういえば餃子!
    そうだ餃子だ!
    お正月、何か物足りない感がありましたが、これだぁ!

    母方が中国系なので、お正月と言わず人が集まる時には餃子、とりあえず餃子という家で育ちました。餃子と言えば水餃子。餡にニンニクは入りません!
    結婚してからは、ダンナ子供の好みで焼餃子中心になってしまいましたが、自分の分はまず茹でます。市販の皮は薄くて破れやすいのでホントは皮から作れると最高に美味しい水餃子になるんですが、この際贅沢は言いません。思い出したからには餃子作って食べなきゃアタシの正月終わりませんっ。

    サカキさん、思い出させてくれてありがとうございます!
    日本のお家でも、お正月に餃子ってご家庭があるんですね♪


    Nimamepandaさん / 2012/01/05(Thu) /
    中国人の友人が
    > Nimamepandaさん
    台湾からきた中国系の友人が、ボクの家に持ち込んでくれたたのしい風習。
    うちもお正月だけじゃなく、なんかめでたいことがあると餃子をみんなでくるんで食べてました。
    みんなでつくるっていうのがこれまためでたいんです。
    おいしい餃子で、新しい年がステキにはじまりますように!
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/05(Thu) /
    福を呼ぶ食べ物
    少々遅ればせながら・・・。あけましておめでとうございます!
    お正月はゆっくりとされましたでしょうか・・・。

    さて。記事の中のギョウザの写真を見て、「おっ!?」と思いました。
    お正月に食べる縁起物だったりするんですね。福を包んで食べる・・・なるほどねぇ。まさに本日のランチに私も食べました♪奇遇ですね!?これを食べて今年も元気で健康に過ごしたいものです・・・。
    りりこりあさん / 2012/01/05(Thu) /
    餃子
    > りりこりあさん
    韓国でいうとマンドゥ…。
    包むというこうした食べ物。
    アジアのいろんな国で、縁起物として扱われているようですネ。
    餃子。
    本当に福々して、特にこうして茹でて食べると味わい優しく、心が満たされるような気がします。

    明けましておめでとうございます。
    今年もたのしいコメント、よろしくお願いいたします。
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/05(Thu) /
    とても正確
    とても正確な図ですね!
    金沢のところがカックンと曲がっているところがすてきです。
    金沢はおすましに角餅なんですよ。
    で、父の実家の淡路島は大根やにんじん、ゴボウ、焼き豆腐の入った白味噌仕立ての丸餅入り。
    というわけで元旦は淡路島風、2日は母の実家風のおすまし角餅と2種類たべます。
    そういえば、鏡餅が紅白でないところが多いって最近知りました。
    大型スーパーで何で2段とも白い鏡餅もうっているんだろう?と不思議でなりませんでした
    あっくんさん / 2012/01/05(Thu) /
    そういわれると
    > あっくんさん
    そういわれるとたしかに石川県のところのカックン具合にはビックリします。
    うちも正月一日と二日目でまるで違ったお雑煮を食べます。
    両親とも讃岐出身だから別におすましさんのお雑煮を作らなくてもいいのだろうに、なんかそれが習わしになっていました。

    紅白の鏡餅、ケンミンショーで見たような気がします。
    めでたくてステキと思います。
    サカキシンイチロウさん / 2012/01/05(Thu) /
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