それから四谷三丁目に戻ってそれでお茶をしました。
四谷三丁目のフルーツパーラーフクナガで。
まずは、季節のパフェをたのしみましょうね…、と。
実は先週までのパフェがチェリーのパフェで、それは終わった。
今日、お店で食事をしてたら電話がかかってきてそれでお店の人が「申し訳ありません、チェリーのパフェはおわっちゃいました」って答えていました。
今は桃!
皮ごと食べるコトができる桃。
それを軽くシロップで煮て、グラスの一番下におく。
そこにバニラアイスクリーム。
角切りにした桃をそのままたっぷりいれてその桃を凍らせ作った桃のシャーベットをギッシリ詰め込む。
半分に切った桃に、生クリームにぶどうを一粒。
とてもシンプル。
なのにこれが食べ始めるととまらぬおいしさ。
半分に切った桃をかじると、甘いジュースがジュワッと滲んで噛まなきゃ味わうコトができない存在感にウットリします。
桃のシャーベットは桃の繊維がザラッと舌にふれてたのしく、角切りにした桃をひと口で口に含むとクチャっと潰れて桃の香りが口を満たしてシットリ消える。
半割にした桃は常温。
アイスクリームと触れたところは冷たくて、形や状態、温度によって風味や香りがこれほど違ってくるのにビックリ。
オモシロイ。
それからプリンアラモード。
楕円形のガラスのボウルにギッシリ、どっさり。
プリンの他にパパイヤ、マンゴー、キウイにパイナップル。
ピンクグレープフルーツにメロンにぶどう。
パフェというのがアイスクリームを完璧な状態にしてたのしむ食べ物。
だから、調和とバランスがとても大切。
一方、アラモードっていうのは、異なる素材の個性を味わう料理でだから、こうして多彩な素材がそれぞれ個性を競う。
どれもおいしい。
それぞれの果物が一番おいしい状態で器の上に並んでて、中でもパイナップルの甘さたるや缶詰のパイナップルだってここまで甘くなれないだろうと思えるほどの甘さでおいしさ。
しかも甘さに嫌味がなくて、酸味が最後にキリッと甘みをひきしめる。
固めのプリンは玉子の香りが濃厚で、プチュンとなめらか。
さすが果物屋さんが経営しているお店であります…、果物のおいしい食べ頃、おいしい食べ方を熟知しているからのゴチソウ。
季節のジュースはスイカジュースで、これも甘くてビックリします。
スイカ自体の甘さだけ…、みずみずしくて若干青い香りがするからこれはスイカだとわかるのだけど、青い香りが決して青臭くならないところが見事と感じる。
食物繊維が喉をザラッと撫でていくのが、これまたとても気持ちよく、ジュースを飲んでるというよりも口いっぱいにスイカを含んで舌と上顎でそれを潰してジュースだけを飲み込んでいる…、そんな感じがオモシロイ。
タマゴサンドとアイスコーヒーを一緒にたのむとたった500円というお得なセットをみんなでわけあい、そういえば今朝からこれでもう3回もタマゴサンドを食べてるってみんなで笑った、夏を戦うやさしいゴチソウ、オキニイリ。
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ちなみにプリンアラモードの具材にちなんである曲、フイッと思い出す。
「君たちキウイ、パパイヤ、マンゴーだね。」って曲であります…、なつかしく、それで音源探したけれどオリジナルの中原めいこさんが歌ったものは、あんまりクオリティーがよくなかった…、それでコレ。
CHAYって言う、女子大生歌手としてちょっとブレイクしはじめているオンナノコ…、なのだそうな。
1990年生まれってことだから、この曲がヒットしたのが1982年のコトで、つまり彼女は生まれてなかったということなのね。
それにビックリ。
ボクもおじちゃんになっちゃったのネ…、ってシンミリ思う、そんな夜。
[7回]
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