サカキノホトンブログ朝のはしごの出張前

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朝のはしごの出張前

朝のお腹に小諸そば。

ちょっと最近、オキニイリ。
うちの近所のお店の雰囲気。
とても気持ちがいいのです。
男の人が茹で場にたって料理をテキパキ作ってて、脇でおばさんスタッフが昼の仕込みを笑顔でしてる。
互いに声をかけあってチームワークを感じるステキ。
朝食らしき特別メニューはないのだけれど、その分、多彩なメニューが自由にたのしめるんだ…、と思ってくるのもまた楽しい。

冷やしたぬき蕎麦をたのんだ。
朝の遅めの時間でもあり、たのんでそれから蕎麦を茹でる。
ササッと湯がいてザブザブ〆て、それを木鉢にサッと盛る。
かまぼこ、キュウリに天かすタップリ。
やかんに入ったかけ出汁をそっとやさしくかけまわし、おまたせしましたと出来上がり。
関東にやってきたとき一番最初にビックリしたのが、「天かすをのせたぬき」と名乗るこうした食べ物…、田舎のうどん屋にいくと天かすは使いたい放題が当たり前。
トコロカワレバシナカワル。
大人になった気持ちがしました…、なつかしい。
ムッチリとした蕎麦にスキッと醤油の風味が際だつタレがからんでツルンと喉からお腹にかけおりていく…、キュウリがシャキシャキみずみずしいのもウレシイところ。

ご飯をちょっと食べたくてそれで「おろしかつ丼」にする。
小さいサイズ。
筒状のひれを筒切りにしたカツが２枚にそこに、こんもり大根おろしに醤油ダレ。
朝からカツとは、いささかヘビーなメニューでござる。
けれどさっぱり、脂をあんまり持たぬ肉質。
しかも生のオニオンスライスがシャキシャキ軽くて、ピリッと辛みが残ってスッキリ、後口がいい。

ここの料理には薬味がほとんどのっていない。
ネギやわさび、柚子パウダーに七味に梅干しと、テーブルの上に多彩な薬味がおかれててそれを自分で使って味わう。
たぬきそばには七味をタップリ、かつにはわさびを乗っけて食べる。
普通は逆か？と思いながらも、これはこれでおいしくたのしい。
カツを全部食べ終わり、残ったご飯にわさびをのっけ梅をちぎってお茶漬けサラサラ…、かなりゴキゲン、今朝の朝。

時計をみたらまだまだ時間がタップリあった、それでドトールコーヒーに来る。

ドトールコーヒーに朝来てしまうと、飲み物だけで収まらないのがうれしいながらも辛いとこ（笑）。
なぜだかサンドイッチまでたのんでしまう。

だって、安いんですものネ。
飲み物にサンドイッチをつけてもしっかりワンコイン以下。
飲み物の値段に１００円ちょっとを足すと、サンドイッチを作ってくれる。
この「作ってくれる」という部分が頭が下がるところであって、ショーケースの中に入ってたサンドイッチをトースターであっためるだけで出来上がり！ってところじゃないのが素晴らしい。

定番の玉子サラダのサンドイッチをお願いしました。
玉子にハム。
レタスにトマトをトースブレッドで挟んでザクッと切り分ける。
調理としては高度なものは何もない。
挟んで切るだけ。
だけど朝の時間にはこれが結構、大変で、だからサンドイッチの注文がちょっとかさむと時間もかさむ。
お客様もそれがわかって、ジッと待つ。
この助け合いがドトールコーヒーという場所のステキなところであります。
今日もちょっとだけ待って手にしたサンドイッチのトーストブレッドのうつくしきこと、ゴールデンブラウンとでもいいますか、こんがり焼けたこの焼き色にウットリします。
もしも日焼けをすることがあったらココのトースターで焼かれたい…、って（笑）。

中のフィリングもキチンとしてる。
トロンとなめらかな卵サラダは風味豊かで味わいぶかく、トマトはそこそこ甘くてみずっぽくないほどよい状態。
レタスのシャキシャキ歯ごたえにも、負けぬトーストのカサッと乾いた食感がなんともたのしくオゴチソウ。
メインと言うよりコーヒーのお供にピッタリな分量で、お腹の負担にならぬのところがありがたく、アイスラッテをコクリと飲んで、そしてひと口カプッとかじる。
グラスに直接唇をつけ、まずはグラスの冷たさ味わい、そして口へと流れこむ香り豊かなコーヒーに寝ぼけ眼がピカリと開く、オキニイリ。
朝のオヤツを食べたよな感じがしました…、今日は出張、出かけます。

[6回]

2012/08/30 (Thu) ボクのご近所レストラン Comment(2)

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いってらっしゃい！

サカキシンイチロウ様、こんにちは。
お、麺に小丼にサンドイッチ、どれも少しづつの量でいろいろ楽しむ朝、選択肢があるっていうのが、幸せなことと思います。
まだまだ暑い中の出張、元気におでかけください。

先日、博多の食について、ご教示賜り、ありがとうございました。
ヒントをいただいたお店は、予約が通らないほど、人気があり、また今度！の気持ちで戻ってまいりました。
教えていただいたお店を、同僚が楽しんでくれて、その元気になれた話を聞くのも嬉しかったです。
そして、サカキ様にヒントをいただいたことで、さらに博多の食のバラエティをしることができました。どうもありがとうございました。
今回、私は、水だき（新三浦）、寿司（たつ庄）、オーセンティックバー（Bar藤）、博多料理（鯖、がめ煮、おきゅうとにチキン南蛮は熊本？）を楽しんでまいりました。
また訪れたい街のひとつに、福岡は加わりました。ありがとうございました。

過労死予備群さん / 2012/08/30(Thu) / URL

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水炊き！

> 過労死予備群さん
博多の水炊きを忘れておりました。
しかも新三浦さん！
どうしても自分が鶏を苦手としているもので、失念しておりました。
日本全国。
それぞれの場所にそれぞれの食がある。
素敵なことですね。

サカキシンイチロウさん / 2012/08/30(Thu) /

編集

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