横浜にやってきたついでに遅めランチを「香家」でします。
先日、池袋で体験してすっかりハマってしまったお店。
担々麺がおいしい店で、しかも女性だけでやってる。
横浜の地下街にあるこの店は、「香家スタイル」と名前もちょっと特別で、お店はほとんどカフェのイメージ。
スタッフさんのユニフォームもポップなデザインのトレーナー。
ならばお客様が女性ばかりかっていうと決してそんなことは無い。
男性だけのグループ客。
しかもシニアな人たちが3人、ニコニコしながら食事をしていたり、営業途中のサラリーマンらしき男子が1人でモグモグ。
彼らに混じって当然女性も自然体にてたのしげで老若男女とわぬ客層にビックリします。
お店の雰囲気がフェミニンでも、商品自体がズッシリ本物。
女性向けを決して狙ってない、本来ならば男性的な料理だから良きバランスがとれているに違いない。
好みの麺のハーフポーションが2つ選べてご飯がつく。
そういうセットがあって、それ。
ひとつは当然、担々麺。
先日、食べてハマった麻辣汁なし担々麺を選んで食べる。
汁なし担々麺の麺は2種類あるんですけどってお店の人が説明しはじめ、そこですかさず「唐辛子麺でお願いします」って答えを先取り。
注文をとってた人がニッコリ。
それなら山椒もタップリでいいですか…?って。
二回目にしてなんだかお馴染みさんのような気持ちになれて、なんだかウレシイ。
いい感じ。
もうひとつの麺は先日気になっていた、エビワンタン麺を選んでたのんだ。
辛いというのだけが特徴じゃないこのお店。
たしかなスープと香港風の麺も自慢で、しかも香港の食堂でかならずあるのがエビワンタン麺。
それをシッカリ出してくる。
その状態は?と思ってたのんで見たらばこれも程よい品質。
透き通ったクリアなスープで、けれどうま味は存分にある…、極細麺でありながらザクザク歯ぎれる存在感のある香港麺。
エビが丸ごと入って薄皮がピンクに染まったワンタンがツルンと口に飛び込んできて、プルンとはじけて消えていく…、あぁ、おいしいってウットリします。
それにしてもこの店の唐辛子麺のおいしいコト…、ツルツル吸い込み咽ぬようにと、その表面は若干ザラザラ。
だからモサモサ、口に押しこむようにして味わうところがむしろ四川な感じでたのしく、ムワッと小麦の風味が最後にやってくるのもまたオモシロイ。
食べる前から山椒のイガイガ鼻をくすぐるような香りにむせて、辛みが引くと痺れがジンワリ、舌に乗っかり汗が出る。
お水を飲むとヌルンとそれが粘ったように舌に残って、そこだけ甘くなっていく。
ネギに刻んだザーサイに、真っ赤に染まった挽き肉をご飯にのっけて食べると不思議と辛み、痺れが引いていく…、汗をたのしくかいてスッキリ。
仕事をたのしくしてくれる、おいしい元気が体の底から湧いてくる!
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そして夜…、家でスパゲティーを作ることにする。
トマトの水煮とひき肉でミートソースをまず作る…、それほど時間をかけられず、だからちょっとだけズルしてレトルトになった小分けデミソースを一袋だけ。
玉ねぎタップリいれて甘みをくわえてやって、短時間でコクを出す。
太めの麺をジックリ茹でる時間を使って、玉ねぎ、ピーマン、魚肉ソーセージを炒めて具材を作っておきます。
あと少々で湯で時間が終わるタイミングで具材にミートソースをくわえて、クツクツ煮込んでそこに麺…、ザザッと炒めてオリーブオイルを垂らしてそれで出来上がり。
ムチムチとした太麺に、ミートソースがからんで口にズルンと入ってやってくる。
ピーマンだったり玉ねぎがシャキシャキ歯ざわりたのしくて、麺だけ食べるとコッテリ味のナポリタンのような味わい。
けれどタップリ挽き肉がお皿の底に溜まっててそれと一緒に食べるとやっぱりミートソースの食感、味わい…、なんだか得した感じの料理でお腹をたのしく満たします。
それにしても昨日の昼から今朝の朝ご飯を別とするなら、4食連続で麺類食べるボクのコト。
本当に麺が好きでしょうがないのね…、と自分ながらに呆れてしまう。
「いいじゃないの、幸せならば♪」と鼻歌うたってお風呂に入って寝る準備…、いいじゃないの、好きなんだから(笑)。
案外この歌自体も好きだったりする、明日は出張、準備中。
[4回]
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