朝を「つぼみや」…、家から四ツ谷の駅に向かう途中にある店。
セルフサービスの蕎麦の店。
お店の前にも「茹でたて・揚げたて・作りたて」と書かれた札がかけられている。
看板に偽りなしの茹でたて、揚げたて、作りたて。
注文してから茹でる蕎麦。
注文してから揚げる天ぷら。
だからちょっと時間がかかる。
お店の人も食券受け取りまず最初にいうのが「ちょっとお時間頂戴します」。
それからずっと、麺がそろそろ茹で上がります。
間もなくお出しいたしますと、厨房の中で今起こっているコトを逐一報告しながら料理を作る。
それほど大きくないお店。
どこに座って待っていても料理を作る気配をひしひし感じる臨場感がなによりゴチソウ。
朝早くから夜遅くまで。
一日、ずっと元気で調理を続けているというのに感心します。
思わず贔屓にしてあげたくなるお店であります…、今日もニッコリ、いらっしゃいませの元気な声を聞きながら、朝のご飯の食券を買う。
つめたい蕎麦に春菊の天ぷらのっけて、おむすび一個追加でたのむ。
ココの冷たい蕎麦はとびきりで、麺線シャキッと角が立った断面ツルンと唇分け入る食感がすがすがしてくとても好き。
ツルツルしながらモグモグもでき、噛むとバサッと歯切れて蕎麦の香りをまきちらす…、口の中にてにぎやかでしかもツルンと喉越しがよい。
ちょっと焦げたような香ばしさをもつツユも独特…、冷たくしてもうま味がまるで損なわれず醤油の風味もおだやかで、最後に酸味がスキッとすべてをひきしめる。
蕎麦との相性抜群で、それだけたべても十分おいしい…、そこに天ぷら。
揚げたての春菊天をもらってそれをバリバリ両手で砕いてのっける。
春菊って昔は苦手な食材だった…、大人になってからなんとか食べられるようになりココ数年は好んでたべたい野菜のひとつ。
青い香りと揚げると甘さが際立って、ホロホロ壊れてタレや麺にからんで口の中にやってくるのがなんともオゴチソウ…、朝のお腹が明るくなるような感じがしてくる。
そしておむすび…、オキニイリのゴマ昆布を具材ににぎってもらったモノ。
グルグル、ラップで包んでどうぞと手渡されるのがなんだかたのしく、そのままお外で散歩しながら食べたくなっちゃう。
頂点高い二等辺三角形の独特な形をパクリと手で割ると、中からタップリ、切った昆布を甘辛味に煮付けて胡麻をまぶした具材がパラリとでてきてお皿を汚す。
なんておいしい、塩の風味や海苔の香りもおいしくてオゴチソウサマ、またきます。
それにしても散歩がたのしい季節になった…、暑くもなければ寒くもなくてグングン歩くも汗もかかない、背中もスクっと伸びて気持ちが上へ上へと向かってく。
午後から雨になるという、だから朝から歩きダメ…、四ツ谷駅まで歩きましょう!
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趣味のビオラで即興的に演奏をした映像を、つないで重ねて小さな一人オーケストラの動画を作ってアップしている人がおります。
まぁ、プロじゃないんで曲そのものはまぁ「あれ」でありますけれど、ほど良くできたビデオでまずはご覧いただきたく存じますです…、さぁ、どうぞ。
で、実はコレ…、Google Creative Labってところで務めている人がなんと「Google Glass」を使って撮影したものなんだというコトで、それがビックリ。
たしかにそう思って見直すと、演奏者の目線で撮られた動画にみえる。
良く撮れている…、音もしっかりしていてなんだかステキ、コレでライフログを撮ってみる一日、あるいは生活なんて悪くないかもって思ったりした、オキニナリ。
[3回]
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