朝を近所の弁天庵で。
昨日、「弁天庵が呼んでいますよ」って書き込みもらって、なんだか本当に呼ばれているような気持ちになって(笑)。
数日かなり寒い日が続いて今日はほんのちょっとだけ温かい。
空も青くて高くて明るい、気持ちも一緒に明るくなってく。
お店のマスコット的存在とでもいいますか、七福神もいつも以上にウレシゲに、ウォーターディスペンサーの上で踊ってニコニコしてる…、お腹もグーッとなってくる。
朝の定食をもらいます。
蕎麦屋の甘い卵焼き。
納豆。
山芋とろろに海苔。
昆布の佃煮。
ご飯とお汁の代わりの汁蕎麦が一杯ついて朝のゴチソウ、一揃え。
お膳の上にギッシリ並ぶお皿をながめて、そういえば久しぶりにシッカリとした朝ご飯を食べてるようなぁ…、ってニッコリします。
そろそろ食欲が本格的にやってくる。
ウレシイなぁ…、って思ってズルリ。
納豆をまずはそのまま口に運んで、豆がスルスル口の中を滑るところを奥歯で追いかけ、噛むとトロンと潰れてとろける。
山芋とろろはズルンと即座に喉かけおりる。
ちょっとイガイガして感じるのは、おそらく喉が荒れているから。
ネバネバモノがお腹に入ってくると、やさしい滋養が体の中にゆきわたる。
そんな感じがするのがステキ、元気がじんわり湧いてくる。
厚焼き玉子をお蕎麦の上にのっけてしばらく休ませる。
熱々玉子が一層熱々、しかも出汁を吸い込んでフックラふくれて、ただでさえみずみずしかった玉子がどんどんシットリしてくる。
箸で持ち上げようとすると、トゥルンと折れてしまいそうになる。
それを口からおむかえし、口にふくむと出汁がダバっとほとばしりでる…、蕎麦がヌルンとなめらかでお腹がやさしく満たされる。
納豆の上には昆布の佃煮で、醤油はつかわずそのままパクリ。
豆の風味や納豆菌のうま味にコクが、佃煮昆布の焦げた香りと甘みで一層引き立って、これもひとつのちょい足しレシピなんて思って朝とした。
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ところで朝から頭がグルグルするような不思議な動画を一本貼ります。
Bonobo - 'Cirrus' (Official Video) from Ninja Tune on Vimeo.
「シリアック」って言う動画アーティストの作品なんだけど、せっかく下がりはじめた熱が上がってくるような(笑)、脳のシワの間に何かなめらかなものが突き刺さりナデナデされているような不思議な感覚。
1960年代の後半くらいのムービーでしょうか?
最初は単純なリフレインとマッシュアップかしらと思ってみていると、もう大変なコトになっていく…、曼荼羅世界な感じのグジャグジャ。
何度か繰り返し見続けてると、なんだか頭がスッキリしてくる、不思議な効果をもってるように思うのですが、いかがなり?
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