今日はいささか疲れ気味。
やっぱり元気の出るモノたべなくっちゃ…、とそれで韓国料理を夜たべる。
打ち合わせから家に帰る途中のお店。
妻家房にて、夜の定食。
プルコギご飯をたのんでぼんやりメールチェックをしながら料理ができるのを待つ。
早い時間というコトもあったのでしょう。
厨房の中がまだシッカリ動いていないようでちょっと、時間がかかる。
先を急ぐわけでなし。
ちょっと待って、キムチにスープ、それからサラダがやってくる。
韓国の人が食べるサラダ。
ドレッシングがとても独特。
甘くて辛い。
酸味もあるけどヴィネガー的な酸味じゃなくて、フルーティーなやさしい酸味。
パイナップルの缶詰シロップみたいな甘酸っぱさをベースにし、そこに生姜のヒリヒリを足す。
香りもかなり生姜っぽくて、そこにマスタードっぽい辛味が混じる。
子供っぽい味と大人の味が同時に口に入ってくる。
焼肉屋さんに行くとこれを千切りキャベツにタップリかけて、焼いたお肉と一緒に食べる。
肉の脂が辛味でやわらぎ、ドレッシングの甘みが肉をおいしくさせる。
なかなかに良いパートーナー。
今日はそれだけむしゃむしゃ食べて、お腹の入り口、こじ開ける。
そしてプルコギ…、鉄板の上でじゅうじゅうしながらやってくる。
牛肉の鍋と分類する店もある。
これを焼肉というところもあり、作り方や味からみれば韓国風のすき焼きでもある。
落とし所のむつかしい、つまり韓国独特のモノ。
タレの中に牛バラ肉を漬け込んで、繊維がボロボロになるまで休ませる。
しかも焼く前。
ボウルの中でグイグイ揉み込んで、味を肉の奥の奥にまで染みこませてから、焼くからでしょう。
焼いてる間に肉がボロボロ、崩れてく。
脂がカリッとコンガリ焼けて、肉にもどんどん熱が入る。
すると、カラッと乾いた感じに仕上がっていく。
脂のうま味や肉のほどよきレアな状態をたのしむ日本のしゃぶしゃぶや、すき焼きなんかと真逆の食べ物。
肉は焼けば焼くほど食感と味をおいしくしていくんだという、韓国的なる食べ物文化を感じる一品で、どちらかと言えば大衆的な料理のひとつ。
さすがにココはとても上等。
四角い鉄板の上にまずは肉。
キャベツやネギにエノキ、パプリカと野菜をキレイに積み上げて、見た目がとてもうるわしい。
タレも甘みが控えめで、辛味をほとんどもたぬやさしさ…、今日のお腹にありがたい。
ご飯とスープとキムチがセット。
肉を一切れ。
ご飯の上にそっとのせ、そこにキムチを寄り添わす。
今日のキムチはちょっと浅漬。
だから唐辛子の辛味がガツンと、ストレート。
甘い肉。
ふっくらとしたご飯にキムチの色鮮やかな辛味が乗っかる。
スプーンですくって、全部一緒に口の中。
胡麻の風味もやさしく混じって、舌の上に石焼ビビンパがあるようなおいしい錯覚、オモシロイ。
牛骨スープで丁寧に作ったわかめのスープが旨い。
体の中に滋養がしみこむ…、オゴチソウ。
食べてるうちに次々、韓流おばさまたちがやってくる。
キラキラとしたにこやかな声、明るい笑顔にさざなみのような笑い声…、ニギニギしいのがなんだかとても気持よく、夜のお腹がほほえんだ。
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さてクリスマスをことほぐ動画を一本貼ります…、スノードーム越しにみえるイギリスとカナダの冬の景色を収めたショートムービー。
Around the Globe- A Snow Globe Timelapse Journey from Canada to London from All Cut Up Films on Vimeo.
小さなガラスのドームの中に、大きな世界が閉じ込められてる。
しかもキラキラ、まぶしいほどに光ってみえる…、スノードームの中の世界って人を幸せな気持ちにさせる不思議な魅力をもっている。
さて明日から年末に向け驀進しましょう…、笑顔を忘れずニッコリと。
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