朝を会議でルノアール。
早朝ミーティングをかねて来まして、そして朝…、サンドイッチをみんなでたのむ。
さて、どうしよう。
数ヶ月前、色美しい焦げ具合のトーストサンドにであった思い出。
その後、再びとたのんだときにはスッカリ色白君になっていて、あぁ、残念と気持ちが縮んだ。
今日も焼かないサンドイッチにしてみようかと思ったけど、やっぱり気になりトーストサンド。
やってきたのは程よく焼けたサンドイッチでなんだかニッコリ。
ホっとする。
カサカサとしたパンの食感。
焦げた香りに前歯をくすぐる儚い感じ。
寝ぼけた口がよろこぶおいしさ。
トロンとみずみずしさを保った玉子サラダとハム。
具材の量はそれほどでなく、けれどパンの食感とのコントラストがたのしくてボリューム以上の存在感を感じさせてくれるのもいい。
飲み物をたのまなくては注文できないのがココのセットで、なのにスープがついてくる。
飛行機の中でサービスされるコンソメスープのようなスープで、香りおいしく塩味おいしくサンドイッチと一緒に食べると互いを引き立ておいしく感じる。
ただこのスープとたのんだカフェオレ両方を全部飲んでしまうと、お腹がタプンタプンになっちゃうところがサービス過剰でうれしいところ(笑)。
お腹をみんなで同じくみたして、朝のたのしいミーティング。
昼のご飯をどうしようかと、移動の途中にぶらりと新宿の駅。
そうだ、上方鮨をつまもう…。
新宿駅の西側にある地下街に売店を持ってる「箱寿司」にくる。
お持ち帰りがメインのお店。
入口部分に売店があり、奥に厨房。
その厨房の向かい側にテーブル3つがあるっきり。
そこで食事をできるようになっていて、まるでシェフズテーブルだよね…、って(笑)。
イートインだけの限定商品。
ワンコイン鮨っていうのがあって、はじめて試してみることにした。
押し寿司3つ。
鮭に鯛、それからエビが1個ずつ。
うすぅく削いだ昆布で蓋をしたような、キチンとしていてつややかな鮨。
ほんのり、酸味のついたシャリ。
上の具材の味でシャリの味まで変わるような繊細。
鮭はキリッと酸味が突き抜け、鯛はやわらか、エビはほんのり甘さが広がる、それぞれ味わい異なるところが粋でいい。
それに巻物、干瓢巻きとかっぱ巻き。
かんぴょうの味が甘さほどよくあまりコッテリしてなく、だからシャリの味が引き立つ。
みずみずしさより、クニュっと歯ぎれる歯ごたえが強調されてて、これも良し。
かっぱはコリッとみずみずしくて、胡麻がパラッと散らかって風味豊かでお腹がほどよく満たされニッコリ、小腹満たしの一皿となる。
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小腹は満たされ、けれどちょっと物足りない…、体を温めるモノを食べたいとも思って、それで、蕎麦。
永坂更科布屋太兵衛の立ち食いコーナー…、新宿メトロ街という飲食店が集まる施設の中の一軒で、隣にキチンとした蕎麦屋がある。
その厨房を共有し、立ち食いコーナーが隣にあるというたのしいしつらえ。
春菊天をのっけた蕎麦が名物で、名前の通り、刻んだ春菊とエビを一緒にかきあげにしてそれをドサっと蕎麦の上にのっけたモノ。
最初はサクサク、それが出汁を含んでしっとり、春菊の緑の香りと仄かな苦味…、それに油の甘みが混じってなんともおいしく、エビがプリンと味わい豪華。
さば節系のスッキリとしてあとに酸味が軽く残るスープがおいしく、ゴクゴク飲める今の季節にうれしいゴチソウ…、お腹もしっかり満たされる。
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