夜を四谷のティンフック…、ベトナム料理の家の近所の小さなお店。
実は最近、行ってないなぁ…、そろそろ行かなきゃて思っていたのネ。
そしたら今日、仕事を終えて家に帰る途中に店の前を通ったそのタイミングで、お店のおかぁさんが看板かかえて開店準備をはじめるとこにバッタリ会った。
おひさしぶり!って挨拶をして、こりゃ、こなくちゃぁ…、って思ったワケ。
お店に入ったらまだお客様が来てなかったけど、一番奥のテーブルをズラッと並べてテーブルセッティングが終わってた。
予約が今日は入っているの?って聞いたら、そうなの…、週末に宴会をやってくれるのって本当にうれしい、ありがたい…、って。
オキニイリの近所のお店がこうして流行っているというコト…、自分のコトのようにうれしく、たのしくなっちゃう。
さて、ご飯…、エビのすり身のサトウキビ巻き。
名前の通り、エビのすり身をサトウキビの茎にクルンと巻いてそのまま揚げたモノ…、すり身の中に唐辛子やハーブが入って、エキゾチックな香りがたのしい。
サトウキビの茎が持ってる糖分がすり身に移って、エビの甘みをひきだしていく。
見た目がちょっとミニ竹輪のようで、かわいらしくて食欲さそう…、そしてその食べ方がたのしくってオモシロイ。
乾いたライスペーパーと水。
水が入ったボウルにライスペーパーをくぐらせて、お皿の上にまずはのっける。
水にくぐらせただけではバリッとまだ固く大丈夫かなぁ…、と最初は思う。
そこにサラダ菜、茹でた春雨。
キュウリ、春雨の上にのっかるフライドオニオンをのっけてそれをベッドにし、そこに揚げたエビのすり身を乗っけてクルン。
具材をのせてる間にライスペーパーがほどよくやわらかになって上手にくるめる。
中の具材が透き通る。
アオザイ女性のごとき色っぽさにて、ウットリしながらパクリと食べると…。
ムッチリとしたライスペーパー。
中にシャキシャキ葉っぱがまずは前歯にあたり、そして主役のエビのすり身がムチュンと歯ぎれる。
揚げた油の香りもおいしく、口の中がにぎやかになる。
それからゴーヤの牛肉炒め。
細切りに切った牛肉、ゴーヤに玉ねぎ。
玉子がチリチリ、彩りそえる。
見た目は沖縄料理のゴーヤチャンプルーみたいなんだけど、ヌクマムとオイスターソースがベースの味付けでやっぱりどこかベトナム風な味がする。
そして〆の料理をふたつ…、ここの名物鳥カレーと春雨ソーメン。
鶏の胸肉をじっくり煮込んで、スプーンで押すとホロッと崩れる肉がドッシリ…、じゃがいも、玉ねぎ、ニンジンがドサドサ入ったサラッとスープのようなカレー。
油をあまり使わずに食べた食感もサラッとしてて、鶏のうま味にカレースパイスの辛味がビリッと後から後からやってくる。
もち米混ぜた固めご飯と一緒に食べると、カレースープがなめらかさを増しトロンと喉からお腹を満たしていくのがなんともおいしい。
ベトナムの断面コロンと丸いソーメンを良くゆでて、スイートチリとヌクマムダレで葉っぱ野菜と揚げ春巻きを一緒にまとめてカプリと食べる…、砕いたピーナツがコツコツ奥歯を叩く食感軽快で、夜のお腹が笑ったような気持ちがするのがオゴチソウ。
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