近所で食事…、南昌飯店にやってきました。
家で料理を作って食べよう…、と、そう思っていたのだけれど、家に帰る途中でただならぬ気配を感じた。
片道3車線の新宿通りを挟んだ向こう側、南昌飯店の入り口の方からスゴイ「気」が通りを越えてやってきて、頭をグイッとわしづかみにされるような気がしてお店の方を見たらば、なんと。
お店の前にこの店の名物かぁさん…、中国系の猛烈かぁさんが立ってて睨みをきかせてた(笑)。
お店が多分、暇なのでしょう…、誰か知り合いが前を通りはしないかと、ニコニコ顔が遠くからも見えるような気がしてそれで気になった。
一旦、家に帰ってやっぱり行ってあげようと家を出た。
通りをわたって、まだいるかしらと思って歩く。
結構寒くて、それでお店の前に立って、誰か来るのをまってるかぁさん。
目がいいのです。
多分、「気の目」があってスナイパーの暗視スコープ並の感度で知り合いを、感知するのじゃないかしら。
遠くから手をふるかぁさん。
おひさしぶり。
通りの向こうからかぁさんの立ってるところが見えたから…、って言ったらウレシそうな顔して笑う。
さてさてお腹がすきました。
野菜タンメンとチャーハンのセットがあってまずはそれ。
かなり野菜がタップリとのる。
細めの縮れた卵麺。
塩味スープにも野菜の旨味が混じってて、甘くて旨い。
モヤシに小松菜、キャベツに人参。
中国料理の野菜の料理ってなんでこんなにおいしんだろう…、強い火力でちゃちゃっと炒める…、だから野菜が炒められてるコトに気づかす仕上がるんでしょう。
シャキシャキしてて、歯ごたえ抜群。
鶏の端材に豚のコマ。
きくらげ、それからしいたけタップリ。
それら素材の旨味がそれぞれ違いを引き立ておいしくさせる…、麺をズルズル、スープをゴクゴク、野菜シャキシャキ、なんともにぎやか。
それから野菜の炒めモノ。
豆苗をくださいっていったら、今日はほうれん草がおいしいから…、って。
勧められるがままにそれを選んでたのむ。
ここのかぁさん。
自分が薦めたものをたのんでくれたときの笑顔がとてもカワイイ。
そして何度も、ありがとうネというのがウレシク、それでほうれん草の炒めモノ。
たしかにこんもり。
お皿にドッサリ。
シャキシャキ、歯ざわり鮮やかで不思議なほどに甘くておいしい。
家で炒めると苦味がでるのに、これも中華マジックでしょう。
味は塩とオイスターソースを少々。
輪切りにした赤唐辛子と干したエビ。
実は焼いた餃子を追加の料理にしようと最初は思った…、けれどやっぱり野菜不足が気になって餃子の代わりにほうれん草。
エヘン!って感じであります。
写真を撮ると緑が鮮やか…、お腹の中もキレイになってくるようなそんな気がする。
それからセットのチャーハン、パクリ。
玉子と刻んだ豚バラ肉…、刻んだネギが具材のとてもシンプルレシピ。
パラパラご飯の芯まで見事に熱が入って、口の中でもにぎやかなコト…、せっかくだから炒めたほうれん草をのっけて一緒にパクリと食べる。
みずみずしさとパラパラが口の中でひとつに混じって、お腹を満たす。
野菜サラダに杏仁豆腐が一口、二口お供になって夜も満足…、また来るネって言ってニッコリ、また来るね!
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