日曜の昼…、近所でご飯を食べましょうと、それで南昌飯店にくる。
四谷三丁目の街にできたバーガーキング。
こんなひと気のない街に、なんでこんなお店ができてしまうんだろう?って。
できるまでは思っていた。
けれど結構、人が集まっていたりするのであります、びっくり。
調理の手順が上手くいっていないから、提供時間がかかるというのも行列ができる原因の一つなのかもしれないけれど、ずっと何人からお店の外に待っている。
そういえば、土曜、日曜。
街に住んでる。
あるいは街に勤めてる人以外にも沢山人が集まっている。
通りを挟んだ反対側にあるフレッシュネスにも、お客様がたくさんいて、この街。
ボクが思っていた以上に人が集まる街だったんだなぁ…、って。
過小評価を反省しました。
今日はちょっと食べたいモノが南昌飯店にあってそれで、テクリテクリとまっしぐら。
いつも元気なここのおかぁさんが今日もいるかな?と思いながら、まずはお店の前を素通り。
お店の写真を撮ろうと思ってドアの前を通ったら開け放たれた扉の向こうにおかぁさん。
ボクを見つけて飛び出してきた。
写真を撮ってるボクをみつけて、お昼ごはんはもう食べたの?って大きな声で明るくいいます…、ココでとろうと思ってたんだよって行って、お店に座る人になる。
冷やし中華を食べたかったのでありました。
今年はじめての冷やし中華。
自分で作って食べようかと思いもしたけど、やっぱりお店の冷やし中華にしましょうと。
冷やし中華にはいろんな流儀がある。
中華麺を扱う店なら大抵、冷やし中華を夏になるとはじめるモノ。
上等な店でも当然、贅を尽くした冷やし中華を作ってふるまう。
けれどボクは大衆的なるお店の冷やし中華が大好き。
ラーメン店の冷やし中華が本当は良かった。
ハム、あるいは刻んだチャーシュー。
薄焼き卵に千切りキュウリ、紅しょうがなんかが彩り添えていればもう完璧で、お酢がグインと鼻から抜けてむせ返るような醤油スープが注がれていればほぼ完璧。
うちの近所にはそうした冷やし中華を作るような「普通のラーメン店」がなくってそれで、中でもそれに近い冷やし中華をココに求める。
千切りキュウリに薄焼き卵、刻んだシイタケ、カニカマ、蒸した鶏のむな肉。
スープは醤油ベースの酸っぱいタレですった胡麻がタップリ入って風味を添える…、ほどよくおいしく涼しい味わい、決して悪くはないオゴチソウ。
一緒に今日の定食たのんで、友人二人で分けて味わう。
鶏の唐揚げの甘酢ソースをかけたメインに、野菜サラダに漬物、それからご飯にスープとお腹を満たすに十分なモノ。
考えてみれば昨日の夜にお米のご飯を食べてなかった、だからおいしい。
餃子を追加でもらって食べる。
ポッテリ、コロンとまるく包まれたここ独特の焼き餃子。
薄い皮がパリッと焼けて中にはタップリ、肉が詰まって肉汁タップリ、チャイナスパイスが風味豊かで、一口含むと口の中がみずみずしくなる。
また来てネ…、っておかぁさんに笑顔で言われて、こんなお店が近所にあるってなんてステキと思う昼。
関連ランキング:中華料理 | 四谷三丁目駅、曙橋駅、新宿御苑前駅
あの動画を一枚貼っておきましょう…。
アメミヤの「冷やし中華はじめました」。
かつて一世風靡して、今となってはテレビの人たちはまるでなかったかのようにふるまうかつての流行りの歌で、聞けば聞くほどつくづく上手いと感心します。
なによりPV、力作で、へんてこりんなアイドル歌手やアートかぶれの歌手の歌よりオモシロイのにって思ったりする、家で仕事をいたしましょ。
[4回]
PR