お昼をパスタ…、ちょっと太めのパスタを使って家で作って食べる午後。
スパイシーなサルシッチャと、ナスにピーマン、キャベツを同じ大きさの角切りにして、フライパンで油を軽く温める。
オリーブオイル。
それからグレープシードオイルをブレンドし、にんにくと赤唐辛子を焼いて風味をだしてやる。
そしてそこにサルシッチャ。
炒めてやると脂を吐き出し、小さくなって揚がってく。
そこにナス…、みるみるうちにナスが油を吸い込んで透き通ってく。
ナスは油でおいしくなっていく野菜。
鍋が乾いてしまうから、急いで油を足しながらキャベツとピーマン…、グレープシードの油は体にいいんだと言い訳しながら茹で汁注いで、軽く煮込んで火を止める。
ラグーであります、野菜のラグー。
塩と胡椒で味をととのえ、ドライトマトをちぎってくわえ、ピピつとパスタのタイマーがなったらラグーにあわせてジャジャっと軽く合わせる。
タイムと大葉で風味をつけて、味見をしたらちょっと塩がたりないような。
今日のパスタはいつもの麺と違ってて、塩ののりが少々わるく感じてそれで出汁の醤油をかけて風味を足したら、ちょっと焼きそばみたいな味がした。
まぁ、それもよし。
パスタをグルンとフォークに巻きつけ野菜と一緒に口に運ぶと、クチュっとナスが奥歯で潰れいろんな具材の味が広がる…、なかなかの出来。
食べ続けると汗がダラダラ、カプサイシンなお昼でござる。
それから夜…、うちの近所に最近できたばかりの韓国料理のお店にきます。
大久保に本店のあるサムギョプサルがメインのお店で、東京都内に10軒ほどのお店を出店しているところ。
でもそのほとんどが新宿だったり池袋とか歓楽街の中にある。
オフィスと住宅ばかりの四谷三丁目にまで、こんなお店ができるなんてって開店前には心配してた…、これも近所のに韓国大使館ができたからかなぁとかって思いながらもやって来ました、おっとり、のんびり夜6時。
そしたらほとんど満席で、しかもお子様連れのファミリー客がほとんどでこの界隈にもこんなに人が住んでいたんだってビックリします。
何かサービス券とかチラシを配ったの?って聞いたらいいえ。
そんなコトはしなかったんですけれど、オープンしたらもう続々とって。
韓国料理を食べてみたくはあるけれど、わざわざ大久保までにはいけない人たち。
近所にできればまずは試してみようとおもう人がこれだけ多いのでしょう。
サムギョプサルを焼きながら、千切りキュウリをたっぷり入れた焼酎、やかんに入れてもらってちびちび飲みます。
お店の人のTシャツに、会社のURLがさり気なく書かれてる。
こうしたところ、韓国の人の方が日本の飲食業の人たちよりも進んでいたりする感じ。
遠赤外線効果を持った独特な丸い石版の上に肉を並べて、ニコニコ焼いてくれるのですね…、それがテキパキ、気持ちいい。
肉が焼きあがるまで料理をいくつか。
ニラの海鮮チヂミをとったらば緑鮮やか。
新鮮なニラの間をほんの少しの生地でつないで、エビやタコ、ムール貝が彩り添えてるってそんな感覚。
ムチムチ系の生地に味がしっかり入っているのでそのまま、焼いたサラダのような感じで食べられるのがオモシロイ。
それに続いてケランチム…、韓国風の茶碗蒸しで、いろんなところでたのむのだけどどこも中がスカスカになる。
ココのはギッシリ。
しかもこんもり、器からこぼれださんがばかりの姿。
スプーンをグサッと突き刺すと、中から大量の蒸気が吹き出してきて出汁の匂いが鼻をくすぐる。
牛骨をたっぷり含んだ、だし巻き卵と茶碗蒸しのちょうど中間のような食感、食べ心地。
最後に胡麻油を垂らして香りを足して、そこはバチバチ焦げてバリッと香ばしい。
これはハマります。
かなりおいしい。
口の中で玉子が潰れて、出汁を吐き出しスープのようになっていくのもまたオモシロイ。
他の料理もしっかりしてます。
メインのサムギョプサルもなかなかに良い。
肉の品質。
あるいはタレや味噌などの、おいしさだけを言ったら他にも、おいしいお店は沢山ある。
けれどココ。
焼いてくれるスピードだとか、食べ方を説明するその的確さ。
サービス部分がしっかりしてる。
お店の人も、みんな元気でKポップ系のイケメンばかりで、なんだかたのしい。
サムギョプサルを包んで食べるサンチュの葉っぱのその枚数と、ジョキジョキ切ってくれた豚肉の枚数がピタリと同じというとこが、しっかりしてると思って感心。
ランチをやってるようでもあります、今度は昼にと思うなり。
ところで今日は七夕の夜…、あいにく空は曇り空、お星様たちは分厚い雲の向こうにあって、そのまたたきは届かない。
かわりにステキな動画を一枚、貼って夜空をイメージします。
The Mountain from TSO Photography on Vimeo.
スペインのカナリア諸島にあるテイデ山…、なんと島の山でありつつスペインで最も高い標高3715メートル。
ノルウェイの写真家、Terje Sorgjerdさんが撮影した空の動画でございます。
そもそもこのテイデ山。
天体写真を撮影するのに適した世界有数の場所だそうで、天の川だけじゃなく、空や流れる雲におだやかな島の景色がうつくしく、天の川時代の魅力が引き立っている。
なんともステキでオキニイリ…、今日はユックリ眠りましょ。
[10回]
PR