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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    友人の誕生日をお祝いしましょうと、中国料理のお店を選ぶ。

    ee68f7bf.jpegおいしいモノを食べるにあたって、中国料理のお店ほど気軽でたのしい場所はない。
    厳しいマナーがあるでなく。
    同じテーブルを囲んだ人はみんな友達。
    上下の隔てなくたのしめる。
    お誕生日のような集いに、ピッタリでしてそれで今日。
    新宿南口。
    センチュリーサザンタワーっていうホテルの中にあるレストラン。
    シェンロントーキョーという中国料理のお店に来ます。

    超高層ビルの19階。
    東京の空を見渡す場所で、窓の外には西新宿の超高層ビルが迫って見える。
    まるで香港のランドマークにあるマンダリンオリエンタルホテル。
    そのチャイニーズのメインダイニングから街を眺めているような気持ちになるのがステキな先味。
    ランチ限定の点心メインのオーダーバイキングっていうコースがあって、それをたのんで食べたいものを食べたいだけ。
    メニューと一緒に注文用の伝票わたされ、さてさて何をたのみましょうかと考えている間にスープ。
    フカヒレスープが1人一杯必ずつくのでありまして、それをまずは味わいながら傾向と対策をみんなでたのしく楽しむのです。

    29d88773.jpeg入ってやってきた器がゴージャス…、黄金の龍のレリーフが入った黄金色のボウルで実は龍がうずくまった形の蓋がついていた。
    ボクらが写真を獲ってたらお店の人が「蓋も一緒に撮りますか?」って走って持ってきてくれた…、なんだかゴキゲン、料理を次々たのんで食べる。
    点心がメインというコト。
    20種類ほどもある点心類の中からまずは絶対外せぬものをいくつか…、カニの玉子をタップリ乗っけた肉の焼売、ホタテのうま味をしっかり含めたホタテの焼売。

    354ccc4d.jpegそれからフカヒレ餃子をたのむ。
    どれもキチンと味わい豊かで出来立てなのをたしかめニッコリ…、当然のコトなのだろうけどその当然が当然のごとやってくるのに感心します。
    小籠包はちょっと皮が分厚いタイプでコラーゲン分たっぷりの肉汁を皮が吸い込み、もれなく口にやってくるのがうれしいところ。
    金魚とうさぎを模した餃子は、エビのすり身が入ってめでたい姿がステキ。

    感心したのがエビを海苔でくるんで揚げた春巻き風の揚げ点心。
    エビのすり身だけじゃなく、エビをぶつ切りにしたモノをすり身でつないで使っているから、ブリブリ、エビの弾力のある食感がとてもたのしい。
    エビを食べてるって感じがするのがとても贅沢。

    米粉をつかって作った皮で、チャーシューやタケノコ、しいたけを甘辛に煮た具材をギッシリ詰めて揚げたまんじゅう。
    皮の甘さと具材のコッテリした甘辛で、口がホっとするのがたのしい、モッチリとした皮の食感も歯茎がよろこぶオモシロさ。

    点心だけじゃなくて前菜10種、料理も10種類ほど揃ってて自分なりのコース料理のようにできたりするのがウレシイ。
    e1b29e10.jpegクラゲの酢漬けと大根をカリッと食感活かしたままで甘酢につけた漬物を一緒に和えたモノ。
    クラゲがチュルチュルシコシコしていて、喉にスベスベたまらない。
    昆布と干し豆腐を細切りにしてあえたものとか、白菜酢漬けとお腹スッキリ。
    料理は酢豚や麻婆豆腐、香港風の真っ赤なチャーシューとどれも基本はしっかりしてる。
    ニラ饅頭や骨付き豚バラの蒸し物だとかと、点心類も追加しながらお腹を満たす。

    b8003012.jpegどれもしっかりおいしくて、厨房の中で出来上がったばかりの料理は熱さも十分、手抜きなし。
    なかでもびっくりしたのがココの大根餅。
    でんぷん質で固めて本当に餅のようになってしまったモノがほとんど。
    けれどココのは、千切りにした大根の繊維が残って、歯ごたえザックリ。
    けれど噛んでるうちにモチモチしてくるという、なるほどこれは餅ではなくって、大根料理って、納得できるオモシロさ。

    1時間ほど、ずっと料理を次々食べる。
    ほとんどの点心が3個セットでやってくる。
    うれしいコトに今日は3人一組で、だから過不足なく味わえて無駄がなくって効率が良い(笑)。
    点心類はほとんどすべてを味わい、たのしみそろそろ〆。

    担々麺が名物という。
    それをまずはたのんで味わう。
    ポッテリ系ではなくってスッキリ…、胡麻とピーナツの風味がほどのかな上品な味。
    細くて縮れのない麺が、スルンと喉からお腹の中に滑りこむのにウットリします。
    それからチャーハン。
    これは一緒に麻婆豆腐をたのんでそれと一緒に食べて、麻婆チャーハンのようにした。
    食卓の上で最終調理をすているようなたのしさに、ほぼ一杯のお腹もよろこぶ、たのしき〆と相成った。

    さてさて別腹…、デザートは全部で5種類。
    7af0cdcd.jpeg杏仁豆腐にマンゴープリン、タピオカココナッツミルクが冷たいデザートで、エッグタルトと胡麻団子という熱い点心という品揃え。
    さて、どれにしようかと思いもしたけど、選んでいるのが面倒くさくそれで全部をたのんで試す…、食べたのでなくあくまで「試す」と言いたいほどにかなりの量を食べた。
    だっておいしく、どれも違った多彩な味がするのですもの。
    デザート類もしっかりしてて、特にあったかいエッグタルトはプルンと玉子の香りが濃厚で、パイはサクサク、口の中でプリン部分と一緒になってネットリクリームみたいになってく。
    胡麻の団子はおもった以上に大きくて、あぁ、シアワセでお腹が一杯になっちゃったって笑いながらお腹に収める…、めでたい昼のしめくくり。



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