サカキノホトンブログプレスサンドにグーバーグ

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プレスサンドにグーバーグ

朝、プレスサンドイッチを作ることにする。

買い置きの食パン。
買い置きのハム。
買い置きのとろけるシートチーズを使ってまるで冷蔵庫の中の整理のためにあるような簡単レシピ。
プレスサンドメーカーの大きさに合わせて、食パンの耳をストンと落とす。
パンにチーズにハムにチーズにそれからパン。
ケチャップをちょっとだけ塗り、パンとチーズでハムをサンドイッチするようにしてがっしりプレッサーで挟んで電源、パチンと入れる。
長い間つかってなかったプレッサーの電熱線が焦げる匂いがほんのりしてくる。
続いてパンの焦げる匂いと、チーズの香り。
パチンとタイマー切れてさてさて出来上がり。
タップリのチーズがわきまけ、こんがり焼けてレース編みのようになっているのが目にまぶしいほど。
香り豊かでサクサクしてて、齧るとまるでチーズ煎餅のような食感。
パンの中からチーズがトロンととろけて出てきて、なんともなめらか。
手づかみできるピッツァみたいで味わい深い。
マンゴージュースをミルクで割って、朝の体を潤した。

昼は近所のグーバーグ。

かなりひさしぶり。
ランチタイムのど真ん中というのに、なんだかお店が暇でガラガラ。
どうしたことか？…、って不思議に思う。
実はここでランチしたあと、近所のカフェベローチェに行ったらそこもガラガラだった。
まるで街から人が消えてなくなっちゃった…。
そんな不安な気持ちにさえなる、なんだか不気味な今日の街。

ハンバーグの専門店。
だからハンバーグしか商品がない本当に限られたメニューでスタートしたお店。
けれどちょっとメニューが増えた。
コロッケや海老フライのような揚げ物。
あるいはサイコロステーキに薄切り肉のカルビ焼きと、調理器具を増やさぬように。
調味料や、食器もそのままでバリエーションを広げてくという極めて正攻法なる進化の仕方。
さすが手堅いイトーヨーカドーグループであります、見事なり。
ハンバーグとリブステーキの盛り合わせをたのんで食べる。
ハンバーグの上には生の大根の鬼おろし。
辛子味噌をタップリのっけて、そこに醤油のタレをジャジャッとかけ回す。
おいしい湯気がジュワッともくもくわきあがり、鉄板の上の生の野菜がシャキッとほどよく仕上がっていく。
タレが焦げてく匂いもゴチソウ…、いただきます。

フンワリとしたビーフ100％のハンバーグはとてもおいしい。
肉汁タップリ。
フォークで舌にのっけるとシットリとした肉のうま味と香りが広がる。
けれどやっぱりかたまりの肉。
一枚丸ごとではないけれど、二回、三度と噛みきらなくては食べきれない、程よいサイズの分厚い肉が「肉を食べてる」感じにさせてくれてうれしい。
赤身がおいしいリブロース。
醤油のタレと一緒になってまるで焼き肉。
噛むとジュワッと旨みが舌の上にすくっと立ち上がる。
脂を感じぬ分だけ素直に肉のうま味に集中できる。
ご飯をモリモリ。
タレと一緒に熱が入って、まるでミートソースのような味のする鬼おろし。
ご飯にのっけてハフハフパクパク、食べ上げた。

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2010/02/21 (Sun) ボクのご近所レストラン Comment(0)

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