ひさしぶりに「弁天庵」で朝とします。
野菜で朝!をテーマにいろいろ店を探して食事をしてる…、と、なかなか頭に思い浮かばなくなってしまったお店のひとつ。
炭水化物系のお店って頭の中にインプットされちゃってるからなのかもしれない…、それでかなりご無沙汰だった。
メニューは変わらずいつもの通り。
ウォーターディスペンサーの上でニッコリ、歌を歌って舞を踊っている七福神もいつもの通りで水くみながらボクもニッコリ…、朝定食を選んでたのむ。
朝の料理の全部のせ。
出汁巻き玉子に、山芋とろろ。
海苔に昆布の佃煮に、ご飯にそば。
冷たい蕎麦と温かい蕎麦が選べるようになっていて、冷たい蕎麦にするとそれがサラダの役割。
温かい蕎麦にすれば汁の代わりを演ずるようになっている。
…、のかな?
手間がかかっているのは玉子焼きだけで、それ以外はありもの使った簡素な定食。
でも朝に食べておきたいモノがもれなく入っているのがウレシイところ。
お店が出来た当初は朝は比較的静かだった。
朝食営業をやっていることが浸透していなかったのでしょう。
ところが最近。
ときに混みあうコトがあるようで、何度かお店の中をながめてほぼ満席の状態にビックリしたコトもありました。
今日は比較的静かな状況。
お店の一番奥のテーブルに座ってのんびり料理を待つ。
先にお金を払って待って、番号呼ばれて料理を取りに行くというスターバックススタイルの店…、結構嫌いじゃなかったりする。
いつもの一揃えを前にして、さて、食べる順番を今日はこだわる。
まずは納豆…、それから山芋とろろをズルンと、どちらも醤油や調味料をくわえずそのまま素材の持ち味をたのしみながらユックリ食べる。
納豆を噛んで噛んで味わって、豆のホツホツした実態がなくなってしまうまで噛んで、そしてとろろをズルンと飲んで口の中をネバネバの海にして味わった。
これも野菜と思って食べると、自然とお腹が動きはじめて、次の料理のためにお腹が仕上がっていく…、ご飯を少々、それから蕎麦をツルンとたぐる。
七味をパラッとかけまわし、麺をたぐってモグモグまずはそのまま味わう。
海苔をパリッと細かくちぎり、それをパラリと蕎麦の上へとほどこして食べるとこれが花巻そばのなぞりのようになっていくのがなんだかたのしい。
出汁を含んだ海苔がトロンと、蕎麦にからんで食感なめらか、肉感的でしかも海苔の風味濃厚…、鼻から抜ける香りも磯のおいしい香りというのがウレシイ。
出汁巻き玉子を一個だけ、蕎麦の上にのっけて温め、ついでに出汁をゴクゴク吸わせポッテリとしたところをパクリ、そして麺をズルリとたぐる…、ひとつの料理をいろんな食べ方、楽しみ方で味わってくと気持ちがたのしく満たされる。
そして仕事へ、レッツラゴ!
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