家の近所の朝がステキな喫茶店…、「グレース」にひさしぶりにやってくる。
ひさしぶりになった理由は、連休挟んで改装をしていたから…、2週間以上も時間をかけたでしょうか、昨日の5月11日にリオープン。
実は今週の月曜日…、もう開店をしているものとてっきり思いこんでやってきたらばまだ準備中、待ち遠しくてやっと今日。
白い外観、カレーをテイクアウトしやすいようにレジのところに小窓がついた。
お店の中も明るく居心地の良い雰囲気で、家具もほとんどあたらしいのに変わってた。
とは言え客席のレイアウトやテーブルの数、椅子の数なんかは昔のままで、厨房と客席の間に壁もでき喫茶店的居心地の良さがました感。
改装をしてへんてこりんなお店になることが多いのだけど。
ほどよき改装。
新しくすべきところは新しくして、変わらぬところは昔のまま。
昔からのおなじみさんもホっとする。
良かったなぁ…、ってしんみり思う。
メニューも昔のままであります。
朝のメニューは和朝食。
それからトースト、サンドイッチと喫茶店ならではのメニューあれこれ。
サンドイッチのセットをとります。
分厚い食パン。
フッカリしてて、ちょっとバサッと乾いた感じ。
そこにペランと薄切りハムと、レタスの葉っぱと最小限。
ボクが自分で作るサンドイッチのテーマは「具材をたのしむ料理」。
その正反対の「パンをたのしむためのレシピ」で、マヨネーズとマスタードを多めにくわえる。
だからパンがみずみずしくなり、フッカリとした乾いたパンを口に入れても、口がかわかぬところがたのしくオモシロイ。
セットでたのんだアイスカフェオレがおいしく感じる、喫茶店的オゴチソウ。
タップリサラダ。
レタスにパプリカ、茹で卵。
イタリアン系のハーブの風味が香るドレッシングと一緒に味わう。
そうだ、これを挟んで食べたら贅沢サンドになるかもね…、ってキュウリと玉子をはさみなおして食べるとパキッとキュウリが歯切れ玉子がムッチリ。
おいしくなった。
イエローグレープフルーツとピンクグレープフルーツをくわえてはちみつで甘みをくわえたヨーグルト。
口の中をなめらかにして、お腹もスキッとさわやかになる。
一緒にここを付き合ってくれた友人がたのんだカレー。
ココはカレーが名物でランチタイムはカレーのテイクアウトを求めて行列できるほど。
ポッテリでもない。
サラサラでもない。
その真ん中の飲めるタイプのサラッと感で、中に具材が溶け込んでいる。
ちょっとザラッとした食感で、甘み、酸味、辛味のバランスとれている。
久しぶりに食べるとたしかに独特でココのカレーの味がする。
ラッキョと福神漬けがついてくるのだけれど、改装前は四角いガラスの容器をステンレスの箱に格納したコンディメントケースだった。
改装したらそれはなくなり、真っ白な陶器のボウルに入ってくるようになっちゃった。
冷蔵庫の中で保冷されて、うっすら霜がついた姿が涼しげ。
洗ってキレイにすることが難しいけどそれがいつもキラキラしていて、丁寧に扱われているんだなぁ…、てウットリしてた。
それがこうして変わってしまったところはちょっと残念。
メニューも新しく印刷されて、改装をたのんだ人が多分、提案したんでしょう。
看板も「Cafe Grace」って白いキレイな看板になった。
店が新しくなったからって、全て新しくしなくちゃいけないって思い込みかなぁ…、ちょっとしたところがよそよそしくて、なんだか残念。
これもいつかはこの店ならではの特徴だって思えるようになるんだろうなぁって思いもするけど、今はちょっとよそのお店に来たような気持ちもします。
それも良し。
以前から朝に配ってたサービスチケットはかつてのデザイン…、まだ使えるんだってホッとしました、朝のコト。
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