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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    部屋の近所で昼にしましょ…、とティンフック。

    44c36401.jpegここのランチはコストパフォーマンスがあまりに高くて、申し訳なくなっちゃうくらい。
    週末ランチは550円でほどよくお腹が一杯になり、それに200円を追加すると生春巻きとジュースがセットになったりするほど。
    ただずっと、ココでランチを食べられるのは週末だけだったのですネ。
    それが先日、平日ここを使ったときに、「あれっ」って思った。
    ランチメニューが650円均一で、セットの用意がない分、料理の種類は多い。
    10種類以上の料理が揃って、食べればひとつひとつの料理のボリューム感は週末以上。
    うちの近所はオフィス街でもある場所で、だから平日ランチは時間をかけずにお腹いっぱい。
    分かりやすくて調理の手間もそれほどかからぬ商品構成が便利なのでしょう。
    なにしろコノ店、ベトナム出身の女主人が厨房の中で孤軍奮闘。
    たまにアシスタントが入りはするけど、彼女の切り盛りだけがたよりというお店。
    だから忙しい時は忙しいなりの工夫が必要というコトなのでありましょう。
    アンダスタンドでございます。

    0f3f4813.jpeg今日は平日バージョンのコレ。
    いつものオキニイリの春巻きソーメンにしようかな、とも思いもしたけど悩んで結局、チャーハンにした。
    今まで一度も食べたことがなかった料理で、どんなのかなぁ…、って思ってそれで。
    西洋料理の鍋ふり技術はオムレツが基本の基本。
    中華料理の鍋ふりは、チャーハン命…、っていうぐらいでありますからして、調理の手際が一目でわかる料理でもある。
    で、ココのこのチャーハン。
    固めに炊いたお米の一粒一粒が、見事にパラパラ。
    ベトナムの甘い醤油とガーリックの風味で味つけている…、のだけれど、ところどころにまだ白肌のご飯のかたまりが残ってる。
    忙しかったのでありましょう。
    お皿の縁にちょっとご飯がちらかっていて、でもそれがむしろ勢いのある料理にみえて、目にまずおいしい。
    ニュクマムと甘い醤油と塩とニンニク。
    甘い匂いが際立つ香り。
    細かく刻んだネギとニンニク、ご飯の上には別に炒めた一口大の牛肉ステーキ。
    口にいれるとご飯がパラッとほぐれて、口のすみずみに踊るよう。
    油の香りはするのだけれど、油っぽさのみじんもなくてハフッと熱くておいしくて、思わず口が笑っちゃう。
    あの細腕で、よくぞココまで…、と、感心しました、見事なり。

    912cbb35.jpegついてやってくるのは、カレースープ。
    ここの名物に「鶏カレー」っていう、ベトナム南部の郷土料理があるのだけれど、そのカレー。
    具材を濾してサラサラにしたカレーのルーを、鶏のスープで割ったモノ。
    カレーの香り。
    やさしい辛味。
    それらと一緒に鶏のスープの深いうま味が、口いっぱいに広がっていく。
    しかも何よりその鶏スープが、臭み、雑味がまるでないキレイなスープでおいしい上に飲むとスキッと口がさっぱりリセットされる。
    空のお茶わん、余分にもらってチャーハン入れてスープをスプーンですくって注ぐ。
    即席カレースープご飯にしてやると、サラサラお腹にやさしいおいしさなだれ込む。
    お腹いっぱい、ありがとう。

    さてさて、ところで…。

    タイの小さな街にある電車の線路と一体化した市場の映像。
    たしか半年ほど前に日記で紹介したコトがありますが、それをデジタル一眼で撮影したハイビジョン映像を発見しました。
    その臨場感たるや、まるでその現場に紛れ込んでしまったようなすばらしさ。
    さすがにデータも大きいのでしょう。
    リニアストリーミングで見るには少々、重たく感じますが平にご容赦。
    「MAEKLONG Station」って駅の小さな市場の日々の出来事。
    さぁ、どうぞ。



    街から市場へ。
    その市場から線路の上へとシームレスにつながっていく映像の、その隅々に人の命の気配があるのがなんともステキ。
    そしてクライマックスの、まるでSF映画のワンシーンのような怒涛のデキゴト。
    息を飲みます、ミゴトです。

    この風景。
    混沌として見えるけれども、カオスと呼ぶのが申し訳なくなってしまうほど、儀式めいた秩序を感じる。
    例えば朝と夜とが日々繰り返される自然の節理。
    誰が決めた訳じゃない、あるべきモノがするべきコトをただ忠実に行い続けるレッセフェールに、思わず胸が熱くなる。
    この厳粛なる繰り返しこそが人生なんだ…、ってそんなコトを思います。

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    ■ コメント一覧
    ご紹介ありがとうございます
    サカキ様

    素敵なご紹介ありがとうございます。
    おっしゃる通り、カオスではなく、絶妙なバランスの上に構築された秩序が存在していると思います。

    今月中旬はインドへ行く予定ですので、今後ともよろしくお願いします。
    egawauemonさん / 2010/03/02(Tue) / URL
    ありがとうございます。
    > egawauemonさん
    西洋とは違ったアジアの秩序。
    自然に忠実で、とてもやさしい秩序を感じますよね。
    ワザワザのコメント、恐縮です。
    ありがとうございました。
    インドのステキな画像、たのしみにさせていただきます。
    サカキシンイチロウさん / 2010/03/02(Tue) /
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