今日の暑さにはいささかうんざり…、仕事を早々に切り上げて家に帰ったときにはまだまだ外は明るい、さて晩ご飯をと思ってそうだ。
この時間ならキッチンたかさんもそれほど混んではいないだろうと。
家を出て四谷三丁目の交差点をこえテクテク歩くと、杉大門通り、そして車力門通りと路地風情の通りが次々やってくる。
日本の道路は名無しの道路があまりに多い。
日本の住所は面としての街区と番地でできていて、道路は街区の境界線としての役目を果たすばかり…、固定資産税を取り立てるコトを前提とした「お上仕事」を感じて嫌い。
通りと番地でできているアメリカ的な住所は「そこに辿り着く人のため」に便利にできてる…、だからアメリカにはどんなに小さな道にも名前がついている。
通りに名前のついてる街ってどこか魅力的、だからボクはこの界隈が好きなんだなぁ…としんみり思いながらの散歩。
そしてキッチンたかの前に来る。
さすがにお店の中には空席。
待たずにすんなり座れます。
目当ての料理は豚ロース肉のガーリック味。
分厚い肉に粉をはたいてこんがり焼く。
豚の脂とバターの力で、粉がフックラとろみを帯びて肉のうま味をもれなく吸い込む。
一枚肉を切らずにそのまま。
ナイフを当ててスパッと切ると、手首に確かな肉の手応え。
食べるとジワリと肉が歯切れて、うま味がでてくる。
この厚さ。
この焼き加減。
肉を食べているという実感が湧く。
同じ厚さに切った牛肉はねっとり粘る。
鳥の肉はバッサリ繊維がほどけてく。
豚のロース肉は塊のままスパッと歯切れて、フックラとした食感を残したままでいつの間にか口の中からなくなっている。
潔い味。
それにガーリックバターのコッテリとしたコクのあるうま味が混じって、味わい深さを際立てていく…、なんとおいしい、オゴチソウ。
肉のサイドに山盛りの千切りキャベツとポテトサラダ…、まずは千切りキャベツを食べた。
醤油もソースもかけずにそのまま…、最初はキャベツの青い香りと甘みを味わい、そこに徐々にバターソースのうま味がまじってご飯を食べたいと口が一生懸命思うのだけど今日は我慢。
しかもご飯は半ライスです。
お腹まわりがかなり楽になってきている…、それがとってもウレシクて、野菜を最初に食べるを必死に守るボクです、さて帰りましょうと席を立つ頃、お店の外にはもう行列で、人気のあるのはステキなコトって思ったりした、オキニイリ。
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ところで…。
先日、いろんな食品の200キロカロリー分の画像を集めた写真をここで紹介したことがありましたけど、その動画版…、これも結構、オモシロイ。
リンゴやブロッコリー、セロリならお皿いっぱい、けれどチーズは2切れ、ビッグマックなら5分の1くらいしか食べられない、とわかっちゃいるけどビックリします。
1カロリーって1グラムの水を摂氏1度上昇させるエネルギー量だとか、同じカロリーのモノでも食品によって含まれる栄養素が違うので食べるときには注意しなくちゃって基本的なコトを教われるのも勉強になる。
一番びっくりしたのがビッグマック217個分のカロリーで車を35キロ走らせるコトができるというくだり…、まさに「You are what you eat」でありますね。
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