ひさしぶりに「キッチンたか」で晩ご飯。
徒歩5分ほどのところにある洋食屋さん。
気軽でおいしく、けれど最近、かなりにぎやか。
しかも先日発売された情報誌に載っちゃって行列続きでちょっと足が遠のいていた。
雑誌をかかえてワザワザやってくる人のためいつでもこれるご近所組は、しばらくガマンをいたしましょう…、と。
それでひさしぶりの今日であります。
あと30分でラストオーダーという時間にしてほぼ満席で、表で待ちます。
ココで生まれた小さなお店。
開業してから一年少々。
それでこうして人気の店になるということ。
おいしく、しかも特徴があり、なにより「自分ができるコトしかしない」潔さを持っていたから。
それに運にも恵まれたのかもしれません。
みんなが目指して、けれどなかなか辿りつけないところでこうしてガンバっている。
もっとガンバレ!ってひいきする。
チキングリルにデミソースというメインの一品…、皮目をパリッと焼き上げた鶏むね肉に熱々に沸かしたデミグラスソースをタップリかけて味わう。
パリッと皮が歯切れるとムッチリとした肉の食感、鶏の風味にデミソース…、ご飯を思わずねだる一品。
それからエビチーズクリームドリアをたのむ。
エビが好き、チーズも好きでクリームも好き、しかもドリアも大好きという好きなモノばっかり使った料理で、ワクワクしながら待って食べれば、想像通りに好きだった!
ピラフご飯の下味旨く、そこにポッテリ濃厚なベシャメルソース、とろけるチーズがうま味とコクをくわえてなんとも後味ゴージャス。
タップリとした千切りキャベツに醤油をかけて、洋風料理と和食の間を行ったり来たりしながら味わう(笑)…、それにしてもココのポテトサラダのおいしいコト。
ポッテリ、ムッチリ、食感なめらかで軽やかで茶碗一杯食べられるんじゃないかしらって思ったりする…、いつかこれでお腹いっぱいにしてみたいって小さな野望!
白いご飯をチキンソテのソースの中にうつして混ぜる。
ワシワシ混ぜて、ソースの味をご飯に移して食べるとなんとたのしい。
ソースだけでは感じなかったニンニク風味がスパッと映える。
多分、チキンをソテしたときの下味がソースに滲んで混じりあいそれがそのまま口に入った来たときには気づかなかった…、けれどご飯の上で薄まり味の輪郭がハッキリしたからなのかもしれない。
料理の世界はオモシロイ。
それはそうと。
最近目立つ「美しすぎる」という表現が大嫌いで、うつくしすぎる女性というのはどこかに大きな難のあるほめられたものじゃない「美しいだけの」の人のコトをいうモノでしょう。
美魔女もタダの魔女でござろう…、化粧を取ったら醜いおばさん。
魔法にたよらなきゃ生きていけないかなしい女。
同じように「おいしすぎる」という言葉を頻発しながら人の関心を引くのが好きなブログの人がいるけれど、何事も「過ぎる」は及ばざるがごとしと思う。
ほどよくおいしく、また来たいとしんみり思う気持ちをみんなが胸にいだけばもっとボクらのまわりはステキで、シアワセになる。
自分のうつくしさに溺れず、それを見せびらかすことなく浪費せず、ほどよき生き方をする女性のコトを「うつくしい」というモノだろうとボクは今でも思うのです。
雑誌やテレビでもてはやされるためにツメを磨いた「ビジネスマシン」のようなレストランがたくさんある中、自然体にてほどよくステキなこういうお店。
くるたび贔屓にしてあげたい…、って思ったりする、またきます。
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週末の夜に癒される、かわゆい動画を一枚貼って、さぁ、お休みのご挨拶!
ベルをならすと食べ物がもらえるコトを覚えてしまったネコたんでござんす。
うーっ、かわいらしい!
このふてぶてしさと愛らしさにノックアウトでございます…、しかも最後の最後の表情がまるで人間のおっさんみたいで笑っちゃいます…、オモシロイ。
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