テクリと歩いて、つぼみ家の朝。
家からテクテク、歩いて10分。
四谷三丁目の交差点を越え、四ツ谷の駅に向かう途中。
ボクの部屋から四ツ谷に向かう、ちょうど半分くらいの場所にあるお店。
麺に対しては博愛主義なボクであります。
蕎麦もいろんなタイプの蕎麦を、それぞれおいしいと受け入れはする。
けれど時折、気持ちがひとつの蕎麦にとらわれ、執着しちゃうコトがある。
今はココの麺の虜。
ツルンとなめらか。
ハリがあり、若干芯を感じるほどに噛みごたえがあってけれども喉越しが良い。
特にココの冷たいぶっかけ。
キリッとしまった麺の温度や食感が良い。
しかもそこに鰹節系のうま味と風味が際立つタレが見事にからんで、ゴクゴク、汁まで飲み込みたくなるほどにおいしい。
ワカメがたっぷり。
さらしたネギの香りも気にはならないほどに、蕎麦の香りが豊かでたのしい。
若干緑を帯びた蕎麦の明るい香りがさわやかで、一口ごとにお腹の中がキレイになっていくようなすがすがしさにウットリします。
わさびをつけて食べるより、七味をかけてキリッと辛味を味わう方があってるような気が風味。
麺の量もほどよくて、全部食べてもなんだかちょっと物足りなささえ感じるおいしさ。
何かを添えてと、それで天ぷら。
エビやかき揚げ、あるいは野菜が何種類か揃うなか、鶏のささ身というのがあって、それが気になり食べてみる。
注文してから揚げる天ぷら。
しかもその天ぷらが揚げ上がる、そのタイミングで蕎麦が仕上がるように仕上げる。
「冷やの蕎麦とささみの天ぷらでお待ちのお客様」と呼ばれたときには、どちらもがピカピカ出来立て。
天ぷらなんて、おいしい油の香りが香る。
しかも白い懐紙の上に置かれてやってくるという、姿にこれまたウットリしちゃう。
ほのかに塩の味がついてる。
だからそのまま食べてもおいしく、けれど冷たい出汁にトプッと漬け込んで食べるとシットリ…、天ぷら衣に出汁が染み込みみずみずしくてニッコリします。
油が滲んだ舌や口、それを蕎麦でスルンと拭って次の一口に向かってく、その繰り返しがまたたのし。
ここのおむすびがまた旨い。
コロンと小さく、2辺が長い二等辺三角形の形をしてる。
海苔でクルンとくるまれたうえ、ラップで包んでさぁ、どうぞ!と…、ご飯がパラリと軽く結ばれ口の中ですぐに壊れるはかなさも良し。
中にたっぷり入ってる、自家製昆布の佃煮がこれまた旨くて、しかもたっぷり。
おむすびをこわしてしまうほどの分量、勢いで、一口噛むとボロンと中から飛び出してくるのがなんとも豪華でウレシク感じる。
そして仕事へレッツラゴー!と、歩いて行きます、四ツ谷まで。
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