野暮用があり、お外にでかけたついでのおやつ。
新宿西口の「楡」って言う店…、喫茶店。
先日、シナモントーストのモーニングセットを食べて、かなりオキニイリになった店。
サイフォンだてのコーヒーも味わい深くて今日はお茶だけ。
のんびりしようとやってくる。
ランチタイムのまっただ中で、お店の中はおいしい匂い。
ランチはカレーが人気のようで、スパイシーな欧風カレーの香りにお腹がグーっとなる。
どうしようかなぁ…。
と思うも、カレーはちょっと重たい。
それでサンドイッチに目がいった。
自分じゃ作らぬレシピがひとつ。
BLTが目に入る。
ベーコン・レタスにトマトでつくるトーストサンド。
パンをトーストしてからタップリ、具材を挟むというやり方はボクの好きなサンドイッチの作り方…、だけど「生のトマト」は苦手な食材。
サンドイッチが水っぽくなってしまうような気がして、あんまり好きじゃないんだけれど「ビーエルティー」と口に出していいたくなって(笑)、それで注文。
コーヒー飲みつつしばらく待った。
空気をタップリ含んで焼けたイギリスパンをかなり強めにキッチリ焼いて、小麦の香りがホワンとただよう…、噛むとカサカサ、その表面が細かくちらかる。
その食感が支えになって、中のトマトがソースのようにふるまって、水っぽくは感じないのにすくわれる。
薄切りベーコンをシットリやいて、レタスはシャキッと歯ざわりやさしい…、日本的なるおだやかな歯ごたえ、旨味に、まぁ、これもいい。
悪くはないなと思って食べて、コーヒー飲んでのんびりしてたら隣の人がシナモントーストたのんで食べる…、甘い香りに思わず右手が出そうになった。
買い物をして家に歩いて戻ります。
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夜、季節の素材でご飯を炊いた。
さやごと買ってきたえんどう豆。
さやから実だけを取り出して、グリーンピースにして洗う。
水で洗った白米をお釜に入れて、そこにパラリと緑のお豆。
塩を少々。
それで蓋して固めに炊きます。
豆ご飯を作る作り方はいろいろあるけど、ボクは豆を最初からお米に混ぜてたくのが好き。
豆の香りがご飯にうつって、味も単純にお塩だけ。
実は、具材を混ぜて炊くご飯で好きなモノと苦手なモノがありまして、いろんな具材を細かに切って混ぜて炊き上げるかやくご飯の類は大好き。
けれど芋とか栗とか存在感の強い具材がゴロゴロ入ったモノはダメ。
ご飯と具材の一体感があるかないかが好みの境界。
豆はその了解線のほとんど真上にある料理。
炊き上がったら蓋を開け、豆を取り出しそこに刻んだアオヤギを、出汁であらったモノをタップリ…、そしてしゃもじで軽くかき混ぜ蓋してしばらく蒸らして仕上げる。
豆をもどしてザックリ混ぜて、茶碗にもって刻んだみょうがを散らす。
目に鮮やかで、鼻に春が香ってくるようなご飯を今日のメインとします…、豆のホツリと奥歯で壊れる食感と仄かな甘みに緑の香り。
ほどよく熱が入ったアオヤギがクニュっと歯切れて、磯の香りを吐き出していく。
春よ、こい、こい、春よ、こい!ってお腹が歌うような美味。
おかずをサクッと簡単に。
ほうれん草の元気なものがあってそれを鍋にいれ、少量のお湯で蒸し焼きにする。
ギュッと絞ってザクッときって、お椀にいれて白味噌仕立ての汁をタップリ、まわりにかけまわし胡麻をパラリとちらして味わう。
熱いおひたし味噌仕立て…、って感じの一品。
ほうれん草の軽い渋みがキリッと食欲わかせてくれる。
角切りピーマンと魚肉ソーセージを塩で炒めて休ませる…、ピーマンって一旦冷ますと甘みがましてトロンと食感もなめらかになる。
それをザザッと玉子でとじて、今日は野菜でお腹をみたす夜とする。
お風呂に入って、体温め仕事の準備をしたらば寝ます…、春よ来いこい、春よ来い。
[6回]
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