ひさしぶりにやってきました…、「グーバーグ」。
イトーヨーカドーグループがやっているハンバーグの専門店で、同じイトーヨーカドーグループの弁天庵の通りを挟んだ反対側にあるお店。
できたのは3年ほど前だったでしょうか?…、弁天庵が続々とお店を拡大しているのに比べてココはまだお店の数も少なくて一生懸命、試行錯誤をしながらどこか居心地のいい場所を探しているように思えてしまう。
一時期、その試行錯誤がへんてこりんな方向に向かってしまって、何をやりたいんだかわからないようなお店になってしまったようにボクには見えた。
それでしばらくご無沙汰をして、ところが先日、ボクの会社の人がココに勉強に来て、なかなかオモシロイ店になってましたよって言うのでそれで、みてみましょうかと。
たしかに、たしかに。
コレはありかな…、とボクは思った。
ここの売り物のハンバーグを中心にしながら一時期、ソースやトッピングだけでバリエーションを出そうとしていた。
それを改め、ステーキだったり揚げ物だったりと「ハンバーグ+アルファ」な感じの盛り合わせ系の料理が増えて、とてもたのしいメニューになってた。
ハンバーグだけではそれがどんなにおいしくても、なかなか満足することができないのでしょう。
特におじさん…、お子様ランチが好きな世代は、プラスアルファがとても好き。
それから何より、お店の空気が「ハンバーグがおいしいお店」になってきた。
出来立ての時はちょっとおしゃれなカフェのような気取った雰囲気があったのだけど、それが気軽な食堂風に変わってた。
改装なんかしたわけじゃない。
働いている人が元気でキビキビしていてそれが気持ちよく、ずっとハンバーグを売り物にして商売してきた歴史のようなモノができたのでしょう。
お客様も「ハンバーグでお腹いっぱいになりましょう」って期待をもってやってくる。
丸い鉄板、そこに野菜にハンバーグ。
紙の帽子をかぶせて脂が跳ねぬようにしてそこに、タレをジャジャっとかけ回す。
一瞬にして目の前がおいしい湯気で曇ってユラユラ、しばらく蒸気が帽子の中から飛び出してくる、見た目、香りがまずゴチソウ。
煙がほどよく収まったらば、紙の覆いをとってさてさて、いただきましょう…、と。
フックラとしたハンバーグ。
やわらかでソースのなじみがよいように、つまりご飯と一緒に食べておいしいようにと最適化された程よいおいしさ。
ちょっと脂が強めでしょうか。
脂のうま味を活かした味で、それを上にのっけた鬼おろしがサッパリさせる。
醤油のタレを含んだ鬼おろし。
それそのものがご飯のオカズになってくれるのがオモシロく、しかもタップリ、豆板醤がそえられていてそれの辛味と塩味で大根自体に味がグイグイはいってく。
最初は冷たく、それが徐々に温まり甘みが増してくオモシロさ。
鶏の唐揚げの盛り合わせがあり、男の子ですゆえこれは絶対たのまなければと…。
フックラ、フリッタ風に出来上がってる、これも大根おろしと一緒に食べるとサッパリおいしく感じる、ご飯のお供。
なによりココのハンバーグにはタップリ野菜がついてくる。
キャベツにモヤシ、それからニンジン。
最初はシャキシャキ。
徐々にしんなり鉄板の上で調理されて食感、味わい変わっていくのがたのしくて、野菜不足な気持ちがこれで癒される。
しかもそこにフライドポテトとサービス精神旺盛で、これならサラダいらずで十分、健康的なご飯をとれる。
気取ってないけど、しっかり食べ手のコトを考え料理を作ってくれてるところが悪くないなぁ…、って感心します。
それからココのお味噌汁。
豆腐にお揚げ、ほうれん草と驚くほどに具だくさん。
ご飯もおいしく仕上がっていて「ハンバーグをメインの料理にした食堂」って、そんな感じに完成してきたように感じてちょっと感心…、また来てみよう、オモシロイ。
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ちょっとたのしい動画を一本。
アメリカのダラスで開催されている「ADDYs」という広告業界のイベントがあって、そのプロモーション用の動画のようであります…、笑えます。
ガラス張りのシャワーブース。
曇ったガラスを指でなぞって絵を描くという、誰でも一度はしたことがあるであろうコトの、途中まではとてもうつくしい作品になっているのです。
最後のアララをのぞいては、ロマンティックな作品でテーマになってる「Obsession」。
偏執的とか執着心とでもいいますか。
何かに取り憑かれるようにひたすら思い、行動するってステキなコトでしょうって、メッセージ自体はとてもステキで、でも執着心って周りから見るとちょっと滑稽でもあったりする…、そんな事実もホロッとこうして描いているのがいいなと思った、オキニイリ。
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