さてさて日曜、ひさしぶりにサンドイッチを作って食べます。
必要なモノは昨日のうちに全部揃えた。
サンドイッチ用の薄切りのパン。
明治屋謹製。
1センチ幅に切ってもらった手のひらサイズの小ぶりの食パン。
サンドイッチを作るためにあるようなパンで例えばハム、あるいは目玉焼きを作ると、自然とこのパンに収まるようにできあがってく。
そんなサイズのパンをトースト。
こんがり焼きます。
一枚は両面を、もう一枚は片面だけを焼いてサクサクさせる。
具材はキュウリ。
マスタードを混ぜてスプレッド状にしたマヨネーズを塗ったパンの上に並べて、それからロースハムを焼いたのを広げて並べる。
再びキュウリ。
薄焼き卵をかぶせて黒胡椒をガリガリっと。
ケチャッププチュンでザクッと切って出来上がり。
よく焼きトーストが前歯でザクッと歯切れてパラリと口に散らかる、その食感と焦げたパンの香りががまずはオゴチソウ。
二層に挟んだキュウリがパリッと歯切れて緑の香りとみずみずしさを発揮し、ハムや薄焼き卵を引き立てる…、日曜の朝がたのしく目覚めるステキサンドにニッコリします。
一緒にスープ…、と言ってもカップスープでござるが、それを作ってお腹を潤す。
ポッカが作る「こんがりパンのはいったスープ」シリーズの今シーズンのオキニイリ、エビのビスクを作って飲んだ。
この冬。
いろんなところでビスクが発売されてビックリ。
スープストックのビスクは定番。
フレッシュネスがはじめてビスクを発表したり、サブウェイまでがトマトチャウダー風のビスクを売ってた。
世界有数のエビ好き日本の消費者に、アピールするにはいいのでしょうネ。
次はエビのお頭風味の味噌汁なんてお弁当のお供にいいんじゃないかしら…、って思ったりもする。
そしてこのスープ。
カップの蓋をペロンとめくってそこに熱湯。
注いでグルグル、かき混ぜるうちにユックリトロンととろみがついて、エビの香りが立ち上がってくる。
大きなクルトンみたいなパン。
それがスープを吸い込んで大きく膨れて、フワフワ、スープの上を漂う。
シットリとしてもサクサクとした焦げたパンの食感が残っているのがなんだか不思議でステキに感じる。
エビの風味にうま味もシッカリ。
カリサクトーストで作った朝のサンドイッチとよき相性でお腹の中からパチッをめざめる日曜の朝の今日のコト。
昼を家の近所で食事をと、そう思って妻家房にやってくる。
今日は東京マラソンの日で、遠出をするには交通機関がどうなってるかわからずそれでご近所ランチ。
最近、四谷三丁目の休日はかなりの人出でにぎわうようになってきた。
新宿御苑のお散歩ルートの出発地点。
駅の上にある消防博物館に来る人。
それに「都立おもちゃ美術館」がちょっとブレーク中でもあって、そこを目指す小さな子供連れのファミリー客が電車が到着するたびゾロゾロ。
にもかかわらずこの界隈。
日曜に休みをとる飲食店が多くて残念、勿体ない。
で、件の妻家房。
韓国料理の老舗のひとつ。
1階部分がキムチなんかの韓国食材のお店になってて、2階がレストラン。
韓国大使館の一部機能が近所に引っ越してきたこともあり、いつやってきてもハングルマルでにぎわっている。
今日はご飯を食べたくて、それでまずは石焼ビビンパ、作ってもらう。
手のひらにのってしまいそうなほどに小さな石釜。
パチパチご飯が爆ぜる音と共にやってくる、中にはナムルとひき肉、それから玉子の黄身がポッテリと。
そこにポタンとコチュジャン垂らして、早速グルンとガシャガシャ混ぜる。
スプーンで混ぜず、箸を3組余分にもらってそれを束ねてザクザク、カシャカシャ。
ご飯を潰さず空気をタップリ含ませるようにスプーンじゃなくて箸で混ぜると、おいしくなってくれるのですネ。
ご飯全部がもれなく同じコチュジャン色にそまったところで、しばらくじっと我慢で待ちます。
油をタップリ吸い込んだ使い込まれた石釜の中で、お米がバチバチ揚がっていくような音がする。
そしてグルンとスプーンでご飯をひっくり返すとご飯の粒がこんがり焦げてる。
再びしばらく待ってグルンと同じコトを繰り返し、あとはハフハフ食べるだけ。
ちょっと柔らかめに炊けたご飯。
だから焦げてパリパリした米粒も噛むとシットリ。
ほうれん草にモヤシにわらび。
ナムルひとつひとつに味がしっかり入ってて食感シャキシャキ。
ご飯の料理というよりも、野菜を食べてる感じがたのしい。
下の売り場でも売っているキムチをサイドに。
酸味おだやか。
辛味もそれほど強くない、けれどうま味がシッカリしている浅漬けタイプの白菜キムチでそのまま食べるのにおいしくできてる。
熱々の石焼ビビンパにはシャキッと歯ごたえ爽快で、みずみずしいのがおいしく感じる。
さすがに自分で作って売ってるお店ならではを感じてニッコリ。
わかめスープをツルンと食べて、ハフハフ、熱さと辛さをなだめる。
そしてチヂミがやってきます。
パチヂミ…、つまりネギ(パ)が主役のチヂミであります。
ココの名物。
そのパチヂミがセットになってるランチがいくつかあって、もう一つの名物料理が石焼ビビンパ。
だからココの一番の売り物ランチというコトでしょう。
焼肉屋さんでチヂミといえば前菜扱い。
けれどココでは堂々、メイン料理の扱いでボリュームタップリ。
焼きあげるのに時間がかかるということもあり、まずはビビンパがやってきて、それから遅れてチヂミが来ます。
まるでビビンパが前菜でチヂミがくるまでのとりあえずって感じがするのもオモシロイ。
タップリのネギ。
生地で包み込まれてなかば蒸し焼きのようになっていて、中はトロトロ、外はシャキシャキ…、歯ざわり見事。
イカのゲソがたくさん入ってて、それがコリコリクニュクニュ奥歯にたのしい噛み心地。
うま味もズッシリでてくるし。
生地自体はスベスベしてて、ツルツルやさしい。
焦げた端っこだけはサクサク。
いろんな食感が一度に口にやってくるのがとてもたのしく、歯がおいしさをまっさきに感じる料理も悪くないなぁ…、って思ったりする。
ほどよき量にほどよきおいしさ…、のんびり仕事をいたしましょ。
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