夜、友人たちと近所で居酒屋…、紅とんにくる。
もともと豚もつの串焼きがメインの大衆居酒屋としてスタートして、最初は若いサラリーマンがメインターゲットだったのだけど、今では大人サラリーマンのお店になってる。
昔は「安い=若者」だった…、けれど今では安さをたのしむおじさん達がたむろする。
煙もうもう。
それも煙草の煙と串を焼くおいしい煙の両方が交じり合ってる、新橋的なる匂いとざわめきが小さな空間を満たしているのが、もうたのしい。
マカロニサラダをまずはたのんで、そこに七味をタップリと。
これで不思議とお酒が飲める。
ほどよき塩辛さと七味の辛さ。
クニュクニュ、マカロニの食感たのしくスライスオニオンがところどころ混じって辛い。
ささみの串焼き。
もつやクセの強い鶏肉がメインの串焼の中でもボクが食べられるのがささみやベーコン。
お子様ネタが中心で、なかでもささみはフックラおいしい。
わさびや練り梅をのせてあとは塩の味だけ。
煙の香りがアッサリとしたささみをおいしくしてくれる。
小麦をはたいたイカを揚げ、辛いタレつけ食べる激辛イカ揚げ…、酒を飲む人大好き!って感じの料理がなかなかに良い。
「赤ウィンナ」って名前の料理で、これがたのしや。
串にサシ油で揚げてキャベツを一緒にやってくる。
たこさんウィンナだったらもっと気持ちは上がる…、でもこれは大人用でだからこれでいいとしましょう、大阪の串かつがのってくるよなステンレスの網付きのバッタがこれまたチープでけれどたのしくてワクワクしてくる大定番。
おじさんを少年にするたのしい一品…、今日もとる!
とりあえずのつまみの中に、あららと思う料理を一品。
「ちくわキュウリ」という商品で、その名の通り竹輪の穴にキュウリを挿しただけのモノ。
お弁当の一品として重宝するモノ。
子供も作れる料理であります。
これがこうして飲食店のメニューに出てくるってコトが新鮮。
クニュンと竹輪の練り物独特の食感とカリカリとしたキュウリの食感。
みずみずしくてとてもたのしい。
お弁当のオカズの定番。
マヨネーズがついてくるのが、おかずじゃなくておつまみでっせって言ってるみたいな気がしてちょっとオモシロク、そこに醤油をチュチュっと垂らし醤油風味のマヨネーズにして、食べると竹輪はまるで干物のような味。
キュウリにつけるともろきゅうみたいな味になり、それぞれおいしい、オモシロイ。
そして今日。
おどろいた新商品が「ネバネバ野菜」っていう料理。
スライスオニオンの上にトロンと、ネバネバ野菜。
枝豆。
オクラ。
モズクにパプリカ。
それぞれ素材を塩でもみ、刻んで合わせる。
出汁とお酢で風味をつけて、味をなじませたモノ。
山形の郷土料理の「だし」にみためは似てるのだけど、酸味が強く粘り気の素が海藻だから、その粘り気がネットリ強い。
だしにつきもののナスが入っていないから色も緑で目にも鮮やか。
シャキシャキとした玉ねぎと粘り気のあるトロトロ野菜の食感がまじりあうのがまたたのしくて、食が進むしお酒もすすむ。
今までこうした野菜でお酒を飲む提案があまりなかった。
揚げるのでもなく、焼くのでもなく、サラダでもなくおひたしでもなく。
新たなジャンルの料理だなぁ…、って思ったりした。
健康的に飲みましょう…、っていうステキな提案。
おじさん向けのメッセージなのかもしれないですね…、また来ましょうって思います。
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