ロイヤルホストで夜をたのしむ…、表参道で先日行ったスパイスプラスの隣の店。
表参道というおしゃれな街に、ファミリーレストランが出来たというのでバブルの頃にはマヌカン系の人たちで夜中、明け方までにぎわった店。
今ではそういうおしゃれ系の人たちは他にゆくべき場所があり、この店、かなり静かであります。
チラリホラリとファミリー客が目立つところが、近所にそうした気軽な場所がないからなんだろうと思ったりする…、店は世につれ、世は店につれ(笑)。
何を食べようというコトでなく、何か目に付くモノをたのんでたのしもう…、と。
そうだ!
クラブハウスサンドイッチをたのんでためしてみよう。
サンドイッチは手間がかかる料理の代表。
特に、トーストを焼かないといけないサンドイッチ。
中でもクラブハウスサンドイッチは具材もグリルしたものを必要とする。
だから本当に手間な商品。
ホテルのコーヒーショップなんかでも、扱うところが少なくなった。
さてココのコレ。
しっかりしてます。
コンガリ焼けたトーストブレッド。
グリルチキンに、カリカリになるまでやいたベーコンにトマトにレタス。
教科書的なる出来栄えに、まずはウットリ。
調味料をほとんど使わず、具材の持ち味をメインにたのしむ…、特にベーコンの塩と脂のうま味と風味が口いっぱいに広がっていく、なかなか上出来。
乾いた食感が持ち味で、顎にガツン!とおいしく感じる。
こういう料理をいまだにしっかり作れるのって、ステキだなぁって思った次第。
現在、洋食フェアーというのをやってて、昔なつかし系の料理が季節メニューで幾つか用意されている…、そこから2種類、蟹のピラフと海の幸のフライをたのむ。
蟹のほぐし身がタップリ入ったカニピラフ…、若干、味が物足りないかなぁ…。
フライパンの中で味をととのえる、だからなかなか味がピタッと決まらないこともあるのでしょうネ…、何よりご飯がちょっとボソッとした感じ。
ちょっと残念、しょうがない。
けれどもう一つのシーフードフライが見事な出来栄え。
エビとホタテのフライなんだけど、エビはほどよき大きさのモノを背から開いて細かなパン粉をつけてカリッと揚げている。
ホタテは中がレアの状態…、衣がカラッと爽快でとても上等な天ぷらを食べてるみたいな油の香りや風味がおいしい、洋食専門の小さな店の気合の入ったフライの味わい、悪くないなと感心します。
そして食後にヨーグルトジャーマニー。
ときおり無性に食べたくなるパフェで、ラズベリーシャーベットに、バニラアイスクリーム、バナナに黄桃、フレッシュブルーベリー、ホイップクリーム。
それらをギッシリパフェグラスに詰め込んで、ヨーグルトで満たして作る。
座った席からパフェを作るパントリーがよく見えて、一人の人がかかりっきりで作ってくれる、そのキビキビがおいしさ一層、ひきたてる。
トロピカルアイスティーがおいしい季節になりもして、また来ましょうと思う夜。
関連ランキング:レストラン(その他) | 表参道駅、明治神宮前駅、外苑前駅
[2回]
PR