夜を近所の「ぐーばーぐ」…、イトーヨーカドー系のハンバーグの専門店で四谷三丁目のココのお店が一号店。
最初はさすがにちょっとモタモタしていたようで、商品の方向性が右往左往していたけれど最近、やるべきことがわかって来たよう。
「野菜のおいしい食べ方」と「今、流行っている調味料」をハンバーグという料理を使って提案していけば、他のお店の追随できないオンリーワンになれるだ…、と。
たしかにイトーヨーカドーに集まってくる「今が旬」の食品情報はある意味、日本で一番で、それを活かした商売をしなくちゃ損と誰もが思う。
ただ、デニーズのように品目数が多いとまるでセブン-イレブンがコーヒーショップの姿をしてるんじゃないかと思ってげんなりしちゃう。
その点、あくまでハンバーグの店。
主役を引き立てるために商品情報を使う控えめ。
だからたのしく、安心できる。
20種類ほどに増えたハンバーグ。
今日は九条ねぎをトッピングにしたデミグラスソースのハンバーグを選んで食べる。
180gと程よいサイズのハンバーグ。
肉汁がキレイに閉じ込められていて、ちょっと膨れて焼きあがっている。
上にタップリ、九条ねぎ。
粉チーズであえて風味をつけたもので、それそのものがシャキシャキおいしい。
デミグラスソースにはきのこがタップリ。
しめじにシイタケ、舞茸と、最近、きのこといえばこの三種類が揃い踏みするのが一般的。
かつて舞茸って高級素材の一つだったのに、最近、どんなとこでも顔を出すデフレ具合にビックリします。
スルンとスベスベしたデミソースにきのこのうま味と食感がまじって、なかなかこれは上等…、プックリとした肉の歯ごたえ、味わいとほどよく混じって口がよろこぶ。
ご飯との相性もなかなか良くて、たのしい味わい。
トマトサラダをとってお供に。
ざく切りにしたトマトにタップリ、みじんに切った玉ねぎをのせ塩ソースで味を整えたたモノで、塩麹的なるうま味をタップリ含んだソースがなかなかおいしい。
油をタップリ含んでしまったドレッシングじゃなくてこうしたソースを使う。
今の家庭料理の方向性のひとつをシッカリ応用している。
ご飯の上にトッピングとして「山形のだしキムチ」をこんもり…、これもレストランの料理というより、料理上手の奥様レシピのような感じでオモシロイ。
たまにくると勉強になる…、なによりお店の人の笑顔がやさしくて悪くはないと思う夜。
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ところで今日は笑っちゃう動画を一本。
とある女性アーティストのレコーディング風景…、という設定にてサウンド・エンジニアが必死になって彼女の歌をチューニングしている。
これじゃぁ、どっちがアーティストかわからなんですなぁって感じの内容。
かなりブラック。
去年の年末の紅白歌合戦でも、生で歌ったらこりゃダメだって、例えばエイベックスの女王様が赤っ恥をかいたりしたけど、さぞかし素晴らしいサウンドエンジニアチームがよってたかって聴けるようにしてるんだろうなぁ…、って思ったりした今日の夜(笑)。
[8回]
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