京橋で仕事をしていて、ちょっと外で打ち合わせを…、とそれで近所の喫茶店。
コーヒーハウス「森屋」という、まさに昭和の喫茶店を絵に描いたようなこじんまりとしたお店に腰を落ち着ける。
タバコの吸えるお店であります…、近所の会社、おそらくビルが丸ごと禁煙でタバコ難民のおじさんたちもかなりの割合含まれてるんでしょう、彼も「やっとタバコが吸える」って笑ってた。
アイスコーヒーをたのんで飲みます。
この季節、この陽気にはやっぱり冷たいコーヒーがいい。
それにしてもまわりのおじさんたちがみんな、真っ白いシャツ着て、グビリとアイスコーヒーを飲んでいる…、そもそも白いシャツのことをYシャツと呼び、色付きシャツはサラリーマンの装束じゃないって言われた時代に引き戻される。
そういうボクはブルーのシャツで、一人お店で浮いていた(笑)。
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そして夜…、新宿御苑の近所でかるく串かつつまむ。
月光っていう小さなお店…、飲食店が何軒か入った小さなビルの地下。
カウンターの中にキープボトルがズラっと並んで、その一番奥に厨房というスナックみたいな造りで、今どきこれだけボトルがキープされてるってところがスゴい。
串揚げ専門店だから厨房のメインは揚げ場…、けれど油の匂いがお店の中に充満してないところがウレシイ。
串は一本どれでも120円というシステムで、全部で50種類ほどネタがそろっておりますか…、おまかせでとりあえず10本揚げて下さいな…、とお願いをしてつまみをつまむ。
串かつにつきものキャベツがタップリ。
今の季節のキャベツは甘い。
塩水の中でキレイに洗ったもので、その塩味がうま味に変わる。
それから新玉ねぎのスライスたのむ。
おかかをタップリ。
ポン酢をかけて味わう趣向。
辛味はほのかで、甘みが強い。
噛むとシャキシャキ、繊維が歯切れて口の中でトロンとしてくる。
玉ねぎを食べたあとの鉢の中にキャベツをちぎって放り込み、ポン酢を注いでギュッと押す。
するとキャベツがしんなりしてきて、浅漬みたいになるのがたのしい。
塩らっきょがおいしいですよ…、って言われてそれも。
血がサラサラになるものばかりで、これから食べる揚げ物を心置きなくたのしむ準備を着実にする(笑)。
まずは5種類。
鶏のつくねにアスパラガス。
チーズをベーコンで包んだモノに、レンコンそれから豚のばら肉。
串かつって食べ物って、串焼きに比べて使える具材の種類が豊富で多彩…、野菜に肉に魚とあれこれ、だから食べてて商いのがよい。
次の5種類、ブロッコリーにかぼちゃにイカ…、赤ウィンナーにはんぺんという品揃えにて、赤ウィンナーが来るとなぜだか気持ちがあがる。
これが食べたかったんですよ…、と笑顔でニッコリ。
一度しかつけることができないウスターソースにタップリ浸して食べる。
そうそう、ブロッコリを細かなパン粉をつけて揚げ、ソースをくぐらせ食べるとなんとお好み焼きの香りがするのね…、パン粉は粉物、しかもブロッコリーの緑の香りがキャベツの役目を果たすんでしょう。
一口たべて、これお好み焼きだ…、って言ったらお店の人がクスッと笑った、これもたのしいふれあいですよね、とてもたのしい、また来ます。
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