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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    64
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    今日は朝から曇り空。

    3f49acde505911e1a87612313804ec91_7.jpg天気予報では雨が午後から降ってくるはず。
    そう言われてみると、空気もいつもに比べて潤いがあり、雨の気配がずっとしていた。
    お昼すぎに会社を出発する予定があって、それまでもってくれるだろうって思ってた。
    なのにお昼の前からポツリポツリと雨になり、会社を出る頃にはかなりの大粒。
    冷たい雨になっていた。

    移動のために駅に来て、乗り換えの便利な車両。
    先頭車両に乗ろうと思って、10両編成の電車がとまるホームの端っこ。
    10両目の10の印のところに立つ。

    そしたら10のその文字が、まるでウィンクしている人の顔に見えます。
    四角い枠のその下側に赤いラインが、まるで笑顔の唇みたい。
    ボクの足元。
    駅のホームの端っこにこんなゴキゲンな顔してニッコリ、ウィンクしている笑顔があるってなんてステキと思ったりする。
    ボクもニッコリ、がんばらなきゃちゃと雨の日なんだか晴れ晴れとなる。

    夜は家でご飯にしました。

    006d69c4.jpg母から送ってきた食材が、まだまだあってそれを使っての夜とする。
    まずはエビ。
    茹でてそれから凍らせたモノ。
    水で洗っていくとほどよく茹でた状態に戻ってく。
    殻付きのまま。
    凍った殻と身の隙間に水が入って、自然と殻がめくれてくる。
    それをペロンと剥いて、ギュギュッと塩で揉みエビの旨味を引き出しておく。
    エビの剥き身をタオルにとって、水気をぬぐい芥子マヨネーズとスイートチリのソースを混ぜて、それでエビを和えて一品。
    スイートチリの甘みと辛味。
    マヨネーズの酸味と中に仕込んだ芥子のスッキリとした辛味が混ざってエビをエキゾチックなゴチソウにする。

    それからお肉。
    黒毛和牛のロース肉。
    ありがとうの電話をかけたときに言ってた。
    私たちも食べてみたけど、赤身がおいしくて油っこくないからしゃぶしゃぶでもすき焼きでも、あるいはそのまま煮こんでもおいしく食べるコトができるわよって。
    こうしたお毒見役もいいわね。
    歳をとってもこうした赤身はおいしく感じる。
    むしろ肉を食べてまだ、おいしく感じるってなんだかウレシイものなのよ…、っても言っていた。
    凍らせといたお肉を部屋に放り出し、自然解凍…、今が丁度、食べ頃、さて、食べよ。

    7374e5cb.jpg荷物の中に豆腐に白菜、白いネギ。
    こんにゃく、エノキにそれから大根。
    これはすなわち、すき焼きを作れと言ってるようなモノ。
    うちの田舎のすき焼きには、大抵大根が入ってる。
    讃岐はだいたいそうらしい。
    うちの実家のすき焼きには、大抵じゃがいもも入ってる。
    お客様がでたり入ったり、使用人さんもいつも出入りをしていたので量を増やすため茹でたじゃがいもを入れるのですね。
    まるで肉じゃがみたいになって、ホロホロでんぷん質が肉や野菜から出た汁を吸い込みおいしくなっていく。
    だから、じゃがいもも一緒に入っているかと思って探してみたけど、それは無し。
    「あなたの家は大人数じゃないでしょう…、だからじゃがいもは入れなかったは」と、たしかにもらった野菜と肉で、すきやき鍋はほぼ一杯。
    今日はあんまり手間をかけたくはなく、それで割り下使って炊いた。
    すき焼きじゃなくすき煮な感じ。

    白菜から出た水気でどんどん、お鍋の中はみずみずしくなり、ほぼ食べ終わる頃にはうどんを炊くのに程よい感じ。
    讃岐のうどんを電子レンジでチンしてあっため、鍋に投入。
    白出汁、醤油と水を足し、うどんの出汁にほどよい感じに仕立てあげ、そこにかまぼこちらして入れる。
    ネギを散らしてクツクツさせて、ズルンとハフハフ食べてお腹を満たす夜。
    今日も感謝のおいしい夜とあいなった。

    ところで今、ちょっと気になっている人がいまして、深堀隆介って言うアーティスト

    fukahori.jpg金魚に対して、特別の思いと執着心をもってアート活動をしている人で、金魚だけを描き続けて10年間。
    ブログや作品紹介を見るとありとあらゆるところに金魚を描いている。
    家の壁、アトリエの床。
    たのまれれば友人の店のオープニングのイベントとして、障子や襖に描いたり、ボディーペイントに挑戦したり。
    この人が描いた金魚をプリントしたボクサーショーツが売られてさえいる。
    ときに、描く行為そのものをアートに仕立てたインスタレーション風なコトをしてみたり。
    金魚が好きで金魚を描くコトが好き。
    それ以上におそらく人をたのしませるコトが好きなサービス精神旺盛な人なのでしょう。

    ココ数年、レジンっていう透明樹脂に金魚の断面図を描いては新たにレジンを流し、乾かしそこにまた描いてと重層的にインクをのせて描きかさねることで不思議な立体感を持った金魚を描いてる。
    その独特がなんともステキ。
    桶の中を泳いでいる姿のままで、ピタッと時間を止めている「静かに生きる金魚たち」。
    なにやら哲学的にして、狂気に満ちた世界観が多くの人のココロをわしづかみにしているのでしょう…、先日、イギリスの美術館にて展覧会が開かれた。
    そのときのプロモーションをかねた動画を一枚、貼っておきましょう。



    気の遠くなるような小さな作業の積み重ね。
    美術というより、その工程だけをみるとまるで工芸的でそれをアートにしてしまえるという何かが特別だったんだろう…、って。
    個人的には後半の箒で床に大きな金魚をささっと描く、大胆にして流麗なさまの方にウットリします、オキニナリ。
     

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    美味しそうなお肉…
    ブログを開いた瞬間に目に飛び込んだお肉…
    お腹が空いていたのもあり、ホントにお腹がグーってなりました(笑)
    きれいな色の美味しそうなお肉ですね。
    写真の撮り方も素敵だから、なおさら美味しそうに見えるんですね、きっと。
    そして、YouTubeの作品、ビックリしました。
    立体感といい、躍動感といい、まさに時を切り取ったという感じですね。
    一度、実物を見てみたいです
    ちょびさん / 2012/02/07(Tue) /
    肉への愛
    > ちょびさん
    肉に対する愛がキレイな写真を撮らせてくれるのかもしれません(笑)。
    この金魚美術家さんも、金魚に対する愛あればこそなのでしょう。
    本が出ていまして、なかなかの力作。
    すばらしいです。
    サカキシンイチロウさん / 2012/02/07(Tue) /
    母からの贈り物
    我が家も年明けに母から「にいがた和牛」というお肉が届きました。
    いいお肉が手に入ったとき、たまに送ってくれるのですが、少な目のサシで、赤身がメイン。
    ぼくが赤身好きなことを知っているのか、
    それとも健康に気をつけないさいということなのか(笑)
    たぶん、両方ですね。

    すき焼きにしておいしくいただきました。

    ところで、実家にいたころ、すき焼きにはじゃがいもも大根も入りませんでしたが、
    すき焼きの翌朝は、必ず肉じゃがでした。
    朝から肉じゃが…今思うと、なんか不思議です。
    あや~んさん / 2012/02/07(Tue) /
    翌朝
    > あや~んさん
    赤身を送ってきてくれる母という存在。
    かなわないですね…、ありがたくって涙がでちゃう。

    すき焼きの翌朝の肉じゃが。
    おいしそうです。
    でもうちの実家では前日にスッカリぺろりとみんなお腹にはいっちゃうので、翌朝のたのしみは無理でした。
    食いしん坊一家です。
    サカキシンイチロウさん / 2012/02/07(Tue) /
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