サカキノホトンブログ遅めの昼に夜のコト

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遅めの昼に夜のコト

昼がとても忙しく、ほぼ昼ごはんを食べ損ないそうになっちゃう今日…、打ち合わせの前にちょっと早めに会社を飛び出して昼ごはんをかきこんだ。

餃子の王将。
一旦お店をオープンすると夜の閉店までずっと、お店をあけたままにしてくれる店。
今日みたいに、おやつ時に昼ごはんをたべなきゃいけないハメになった時には便利。
都会の人の食のリズムは多様で多彩。
だからでしょうね。
今日も結構、お客さんが入ってた。
ほとんどオジサン。
あるいは営業途中のサラリーマンといった風情で定食たのんでうれしそうな顔して、ワシワシ食べてる。
元気がでますな…、こういう景色。

さすがにランチは単品メニューじゃなくて定食…、中でも油淋鶏の定食が一番人気のように感じた。
お店の人に聞いてみたらば、時間をずらしてくる遅めランチのお客様にはとても人気で、多分、早めの晩ご飯も兼ねてるんじゃないですか…、って。
確かにちょっと重たいメニュー。
それを３時に食べたら多分、残業しても大丈夫。
時間、時間で売れ筋メニューが変わっていくって当然のコト…、オモシロイ。
チャーハン定食っていう炒飯に餃子に唐揚げ、スープにサラダがつくセットをたのむ。
ここでチャーハンをたのむといきなり、厨房の中でガシガシガンガン、中華鍋がレンジに当たって唸るような音がする。
強い火力でご飯の粒がパラパラになるまで炒めて、しかも中にシッカリ味を放り込む。
素人仕事じゃなかなかできないプロの手際をひさびさ味わう。

なにより餃子。
たのむと「今から焼き始めますからちょっと時間をいただきます」と。
えぇえぇ、全然気にしません。
代わりにおいしい焼き立て餃子が食べられるのであればそれこそウェルカムです…、と。
果たしてやってきた餃子。
表面パリッとこげ色が付き、他の皮の部分はシットリ。
プルプルしてて中のアンもフックラ熱々。
焼き餃子はこの焦げ加減、皮の状態が命であります…、なんだかかなりウレシクなった。
鳥唐揚げもシッカリとした味付けで、あれやこれやを一度に口に含んでモグモグ。
お腹に元気をくれてやる。
ボクの横ではオジサンが、餃子にビールと昼から王将モードに突入、多分、今日の仕事は早じまいなのでありましょうね…、うらやましい。

それから移動で打ち合わせ…、家に帰って夜にする。

せっかく朝を豆腐をメインの健康的なモノにしたのに、昼にチャーハン餃子でいつもモードに逆戻り。
夜は反省。
さしみこんにゃくに酢味噌をつけて、クニュクニュ食べつつ、昨日炊いた炊き込みご飯をハフハフ頬張る。
そうそう、最近、ちょっとハマってる昆布の料理。
昆布の分厚いところを千切りにして、それを醤油で煮込む。
最初は軽く油で炒め、昆布の色が明るくなったところで醤油をトポっとくわえ、水気がなくなるまでつめる。
一味唐辛子をパラッとひとふり。
そして胡麻をパラパラっとして軽く冷まして食べるとザクザク、切った昆布が折れるようにして壊れていくのがたのしい食感。
海の香りもまたゴチソウで、なにより体にやさしい感じがありがたい。
軽めの夜で、今日は我慢をする所存。

とはいえ夜のお腹がさすがにちょっとひもじくて、そのひもじさを紛らすためにおいしげで、しかもたのしい動画を一本貼ることにする。
ケーキをモチーフにした、クレイアニメのような感じのフィルムでかわいく、愉快で見てるとニッコリ、笑顔になっちゃう。

Alimation from Alexandre DUBOSC on Vimeo.

最初はクレープ生地をレコードに見立てたレコードプレイヤー。
それが徐々にケーキの形をなしてって、お菓子づくりのターンテーブルをグルグル回してそこからいろんなパターンが生まれて、物語めいたものになってく。
玉子が割れて、そこから鳥が生まれてくるのかと思ったら、それはウサギで、なるほどこれはイースターエッグのモチーフなんだ…、っていろんな気づきにウットリします。
回転覗絵…、ゾエトロープみたいな感じにみえてくるのもまたオモシロイ。
何度もみるとケーキが食べたくなっちゃうところも、オキニイリ。

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