朝を作ってお腹を満たす…、先週、買って凍らせといたペリカンの食パンをザックリ切ってまずトースターでこんがり焼きます。
ギッシリ生地が詰まって焼けたズッシリしたパン。
冷凍食品用のナイフでザクザク切っても、その表面が揺るぎない。
トースターで焼いてくうちに、甘いかおりがやってきておどろくほどにこんがりキレイに焼けていくのにウットリします。
ポンッと飛び出たトーストはバターいらずのゴージャスなパン。
玉子にチャイブと刻んだハムをタップリ混ぜ込み、フックラ焼いたところにイクラを彩りにして、プチュっと滲む海のうま味を味方にし、パクリと食べる。
土曜の朝のオゴチソウ。
昼を沼津港にて寿司をつまんだ。
ボクがオキニイリの回転寿司はふたつあり、ひとつは天下寿司っていうほぼ120円均一にして、仕入れを絞り込むことで驚くほどによき品質の寿司を食べさせてくれる店。
もうひとつがココで、回転寿司とは思えぬ品質、品揃えにて寿司らしい寿司を心置きなくたのしませてくれる上等な店。
ぼやぼやしてると行列に並ばなくちゃいけなくなるので今日は朝の一番に。
テーブル席をもらってさてさて頂きましょう。
さすがにオープン直後のベルトの上は静かでそれで次々注文をしてたのむ。
今日は貝がかなり豊富に揃っていますと、それで鳥貝。
クニュクニュとした独特の歯ごたえがいい。
なにより見た目がまるで宇宙生物みたいな不思議な形にニッコリします。
ホタテを食べて、それから青柳。
独特なアンモニア臭に似た風味がたのしい。
松山にいた頃に、この青柳がかなり豊富で生に茹でたの、それから干物をストーブの上で炙って食べたりしてた。
なんともたのしくナツカシイ。
シャコに穴子を甘ダレで食べ、すじこをたのんだ頃合いでベルトの上を次々寿司が流れはじめる。
炙ったサーモンにスライスオニオンにそれからマヨネーズ。
あるいは茹でたエビと食べたいモノをパクリパクリと次々お腹の中におさめる。
開店直後ならば人気のあら汁があるはずだってメニューをみたら、なんとカニ汁があるではないの。
たのんでみればこれが当たりの大正解。
小さな毛ガニが一杯まるごと白味噌仕立ての汁の中にほのぼの浸かった風情でやってくる贅沢品で、小さくともシッカリ中に身がつまり、甲羅の裏には味噌がギッシリ。
汁には蟹のうま味が移って、おいしく体を温める。
漬けのマグロやサーモンなどなど、次々、お皿をとっては食べて、山のように積み上げていく…、気づけばかなりの高さになった。
そろそろ〆にいたしましょう…、と巻物たのむ。
穴きゅう、それからお新香巻き。
甘辛ダレをたっぷりかけて、シャリがシットリみずみずしくなった穴きゅう巻きの食感、味わい濃厚で、千切りにしたタクワンがギッシリまかれたお新香巻きは噛むとバリバリ奥歯に繊維がこわれて潰れ、顎にたのしいオゴチソウ…、お腹もたのしく満たされる。
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ところで…、お魚つながりな動画を一本貼っておきます。
ノルウェー水産物審議会が「お魚をもっと食べましょう」的キャンペーンの一環として作られたシリーズ動画で、タイトルがなんと「The Human Sushi」。
人間寿司ダンスでございます!
このダンスのタイトルが「Sashimi」で、他にも「Maki」とか「Nigiri」とか別のダンス動画もあるのだけれど、中でもこの1970年っぽいダンスが好きで好きで、何度も何度も見てしまう(笑)。
夢の中でこれを踊ってしまいそうで、それにしても魚を食べようっていうキャンペーンに「寿司」が取り上げられるなんて、日本人としてはウレシイ限り。
それにしてもコレを踊ってるおじさんたちの、自然体すぎるテロンテロンの体型にさすが北欧…、すべてがナチュラル、ステキと思った、我を見る(笑)。
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