夜の食事を終えたあと、時間調整のためにカフェでお茶を飲みます。
「モノクルカフェ」…、有楽町でおそらく一番、気持ち良いカフェ。
ナチュラうウッドな色合いに統一されたちょっとモダンで、でもやさしい感じのするまるでエアーラインのビジネスクラスのラウンジみたいな雰囲気がある。
お茶もおいしく、すわり心地の椅子があり、無線LANがバンバンとんでる。
しかもすべてのテーブルに電気をとれるコンセントが用意されてて、仕事や打ち合わせにも使える便利な場所なのに…。
まず間違いなく、有楽町で一番空いてるカフェでもあります。
来る度不思議でしょうがない。
有楽町の駅前にある、マリオンの中。
阪急百貨店が男性専用のファッションデパートに変わると同時にできたお店で、場所は決して悪くない。
だって通路をはさんだ向かい側にあるルミネの地下のフードコートにはお客様がギッシリいてにぎわってるのに、ココはガラガラ。
なぜなんだろう。
本当に不思議でしょうがない。
アイスカプチーノを作ってもらう。
好みの甘さにすることもできますけれどと聞かれるところはココの商品をプロデュースした「表参道コーヒー」と同じ流儀。
今日はケーキと一緒にたのしみたくて、それで砂糖を入れずにそのまま作ってもらう。
で、オモシロイのがその形状。
アイスカプチーノを作ってもらうと大きな泡のドームで蓋した形でやってくる。
生クリームの乳脂肪が作ったドーム。
上にタップリ、カカオパウダーを頂いて、まるでティラミス。
ストローさして底から飲むとアイスラッテの味わいで、けれど直接口をカップの縁につけて泡と一緒に味わうとトロンとなめらか。
飲むティラミスって味がするのがオモシロイ。
ショーケースの中にお菓子がズラッと並んでててどれもが飾り気のない大人な風貌がするのもステキで、ティラミスとって試してみます。
一番下に薄い生地、ポッテリとしたクリーム部分の上にスポンジという構造。
シロップをタップリ飲み込んでシットリとしたスポンジがズブッと崩れて、それがフワッとクリームで包まれながら消えていく、食感儚く、けれど後味濃厚な上等ティラミス。
すべてがほどよくできているのに、やっぱりココの人気が無いのが不思議で不思議でしょうがない…、使い手としてはちょっとありがたいけど、申し訳ない気もしちゃう。
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そして夜。
ちょっと夜更かし。
明日は仕事があるというのに、そういう夜に限ってなんだか寝るのがおしい。
撮り溜めしていた番組みたりウェブブラウジングをたのしんでてたら、お腹がなんだかすいてくる。
試してみたいモノがあります。
「担々麺の素」というコレ。
龍妙寺っていう、メーカーなのかどこかのお店の名前なのか、担々麺のタレを成城石井で発見しまして、いつか使ってやろうと買っておいたモノ。
冷蔵庫の中にちょうどコレ用の具材が今日は揃ってるはず。
それでウズウズ…、作ってみようと、夜中の厨房。
あぁ、これを我慢すれば体も軽くなるのにしょうがないなぁ…、って思いながらも鍋をふる手がとまらない(笑)。
これは試作、調理実習ですからネって言い訳しながらジャジャっと作る。
作り方は極めて簡単。
挽き肉をネギと炒めてパラパラにして、それを麺の上にのっける。
タレを上からかけて混ぜたら出来上がりといういわゆる汁なし担々麺で、本当にそれで大丈夫?って思いつつ、まずは具を作る。
合いびき肉をフライパンで油と一緒に、よぉく炒める。
ひき肉から滲んででてくる肉汁が、キレイに透き通るまでよぉく炒めてやっぱり下味。
塩と胡椒を薄味にして、そこに刻んだ茄子とネギ。
やっぱり風味もくわえたく、オイスターソースをほんのちょっとだけ加えてなおも炒めてそして休ませる。
麺はカッペリーニを使うことにする。
中華麺でもおいしいけれど、ビーフンやそうめんのような細い麺の方がおいしくできますよ…、と但し書きに書いてあり、ならばカッペリーニもいいじゃないのと。
タップリのお湯に塩を入れ、固めに茹でて器に移して具材とタレを急いでのっける。
あとは一気呵成にグルグル混ぜて、そして食べると。
あおやまぁ、ビックリ…、これおいしい。
乾物っぽい据えた香りと漢方薬風の重たい匂いが最初はするけど、それになれると辛味、味わい、痺れとどれも本格的で、カッペリーニのザクザクとした麺との相性もなかなかに良い。
このタレ他にも炒め料理に使っても、いいんじゃないかと思ったりする。
使い込んでみるのもいいか、と思いもします…、オキニイリ。
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