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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    1960/01/26
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    夜を弁天庵で軽く取ろうと弁天庵。

    1db3d598.jpeg空腹を抑えることができなかったのでありまして…。
    赤坂の方から帰ってきて、地下鉄の駅の階段上がるとあるのがこの店。
    天ぷらを揚げる油の匂いがほのかにお店の外まで漂ってきて、それでフラッとお店に入る。

    カレーそばを食べたくなった。
    ほぼ発作的なる気持ちで注文。
    ココのカレー南蛮は蕎麦で食べるのが一番旨い。
    それほどとろみのないカレー。
    さらさらしてて、油分が少なく胃もたれしない。
    その分、うどんのような太い麺には絡まず物足りなさを感じるカレー。

    カレーうどん用に最適化されているカレーはモッタリしてて、あんまり好きではないのであります。
    理想的なのは、普通のかけそばにカレーのルーをのっけて混ぜて食べる程度の濃度が好きで、それだとカレーが飛び散ることもないのでズルズル、すすって食べることもできるのがいいところ。
    ここのカレーはそんな感じでオキニイリ。
    熱々のカレースープの中に沈んで、蕎麦にどんどん熱が入ってトロンとしてくる。
    ハリやコシはなくなるけれど、蕎麦ならではのネッチリとした食感を一層強烈にたのしむことができるのが好き。

    e8c63996.jpeg一緒にかき揚げたのみます。
    ココではずっと「野菜のかき揚げ」か「エビのかき揚げ」の2種類あった。
    ところが最近、ニューフェイス。
    「小柱のかき揚げ」っていうのが登場して、これがおいしい。
    ほんの小さな貝柱がかき揚げの中で不思議なほどの存在感を発揮するのネ。
    サクサク揚がった天ぷら衣。
    玉ねぎ、三つ葉がシャキッとしてて、そこにプチュンと貝の柱がはじける食感のコントラストがとてもたのしい。
    エビの食感では強烈過ぎて、小柱くらいの小ささがすべてのバランスとっておいしく感じるんでしょう。

    箸をそえると衣がサクッと壊れて散らかる。
    油の香りと一緒に中の貝の匂いがポワンと立って、鼻をくすぐる。
    喉がなる。
    そのままサクッと3分の一ほど食べて、残りをカレー南蛮の上にのっけて蒸気でしんなりさせると、油の香りが再びフワッとやってくる。
    aa121248.jpegカレースープを衣がどんどん吸い込んで、徐々に衣がトロンとしてくる。
    油の風味や具材の甘みがスープにどんどん溶け移り、どっしりとしたコクが汁に混じっていくのがまたうれしくて、ズルンズルンと蕎麦をたぐって汗をかく。
    トロトロになったかき揚げを、れんげですくってご飯の上にそっと置く。
    そしてハフっと食べるとこれが、またおいしくてウットリします。
    カレースープを飲みながら白いご飯を食べるのと違ったコッテリした味わいと、天ぷら油をまとったご飯がスベスベするのがたのしいゴチソウ。
    体もポカッとあったまり、家に帰って風呂にしようとテクテク歩く、夜のコト。

    ところで今日、10月30日は「初恋の日」なんだそう。
    島崎藤村が「初恋の詩」を発表したのが1896年の今日のコトが所以のコトっていうコトらしく、けれどもボクにとってハツコイノウタと言えばコレ。



    村下孝蔵さんの「初恋」をおいて他になしであります。
    1983年のヒット曲にて、ボクはすでに23歳…、にもかかわらず胸を焦がすような恋をいまだ経験をセずボンヤリしてた、そんなとき。
    この曲を聞いて「そうか、初恋って振り子細工のココロなんだ」と妙に納得した覚えがある…、なんだかビターな思い出の曲。
    それにしてもこの人なんて上手いんだろう…、声もツヤッと色っぽくってこれほどの人ってなかなかいないってウットリします…、お風呂に入って鼻歌にする。
     

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    お顔!
    この歌ステキだな、と思っていた小学生時代、お顔を知りませんでした。
    イメージしていたお顔とは違いましたが、
    私にはこの曲が初恋を歌っているとはわからず、
    遠くでぼくはいつでも君を探してた
    というフレーズが、いいな
    と思っていました。
    つい姿を探してしまう、目で追ってしまうことが恋だとわかるのはまだ先の話です。
    今なら、そうだよね、と思います。
    そして小柱のかき揚げ!
    エビアレルギーのわたくしの大好物、そして、カレー蕎麦、私も大好きです。この組み合わせで食べたいです!!
    しろはなげさん / 2012/10/30(Tue) /
    普通のおじさん
    > しろはなげさん
    特にこのスーツ姿をみると、普通のおじさんに見えますよね。
    声と風貌のギャップがまたまた魅力的。
    小柱のかき揚げって本当においしい。
    エビと違って、どこを食べても口の中に転がる感じがうれしくって、今日はとてもステキな夜になりました。
    サカキシンイチロウさん / 2012/10/30(Tue) /
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