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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    HN:
    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    月曜の朝。

    pba.jpgあれこれいろんなことを考えていて、地下鉄の中でちょっとぼんやりしてしまってた。
    それで電車を降りる駅を乗り過ごし、気がついたらば西新宿。
    幸い、いつもよりもちょっと早めに家を出て、時間は十分。
    折角だからポールバセットで朝をむかえることとした。

    寒い朝。
    朝日の光も弱々しくて天窓から降り注いでくる日差しもやんわり、やさしい感じ。
    お店に入ると「おひさしぶりです」ってカウンターの中から元気な声がとんでくる。
    シフトの関係かとてもひさしぶりに顔見るオープニングからのスタッフさんで、互いに顔を見覚えていたってことにニッコリ。
    乗り過ごしっていう失敗が帳消しになる。
    ありがたい。
    昼に来ると隣のサルバトーレのピザの匂いと一緒になって、かすかに香るエスプレッソが朝はとっても力強い。
    昔、日本橋で喫茶店を経営していた人が、コーヒーは体質的に合わなくて飲めないけれど匂いだけは大好きで、だからこうして喫茶店のオヤジをやってる…、って言ってたことを思い出す。
    甘い香りは人をシアワセに元気にさせる魔力がある。
    そんな風に思ったりした。

    カフェラテもらう。

    f7df8bdf.jpegここのカフェラテ。
    グラスで出てくる。
    丁寧に出したエスプレッソをグラスの底にそっと沈めて、スティーマーであっためた泡の混じったミルクをユックリ。
    やさしく静かに注ぎ込んでく。
    茶色と白が混じりあい、カフェオレ色になっていく、その一部始終をながめることができる贅沢。
    グラスの上までなみなみ注がれ、その表面にうつくしい絵が現れる。
    グラスの傾き。
    フォームミルクを入れた器の小さな動きがこうしてキレイな絵になっていく、その入念にウットリします。
    ここのラッテはほんの少しだけぬるめに出来てて、一口目からとてもやわらか。
    エスプレッソの苦み、甘味を心置きなくたのしめる。
    だからこうしてグラスに入れても手にあたたかく、スッとすんなり持ち上げられる。
    イタリア的にまたウットリ。

    0a00e991.jpegパンオショコラでお腹をみたす。
    表面パリパリ。
    両手でちぎるとみるみるうちに、お皿が砕けた生地で汚れる。
    落ち葉のごとく。
    ハラハラこぼれてお皿につもり、そのひとつひとつが味わい深い。
    バターたっぷり滲み出し、両手がたちまちツヤツヤになる。
    生地の合間にビターチョコ。
    一口齧ってラッテを飲むと、口の中が甘くてほんのほろ苦いココア味になってくる。
    バターがラッテであったまり、ジンワリ舌に広がってくるのがまたおいしくて、口がとってもゴージャスになる。
    池袋で朝食をはじめたサルバトーレ。
    あそこの朝にかけているのは、こうした朝のご馳走感。
    フルラインアップのバフェを作って心のこもらぬ料理を並べてお茶を濁すより、一杯一杯丁寧に、きちんと作った飲み物と手間と費用をかけて作ったパンさえあれば、朝のお腹は幸せになる。

    ラッテを飲み干し、さて仕事…、とそう思って立ち上がったらグラスの底にこれを見つけた。

    02c25242.jpeg出来立てのラテの表面に浮かんでた、ハートの片割れ。
    壊れずそのまま底にそっと沈んでた。
    意識してそっと飲んだ訳じゃないのに…。
    かなり乱暴にゴクゴク飲んだその結果、けれどこうしてミルクの泡とエスプレッソで描かれたハートがそのまま残ってる。
    儚い泡…、と思い込んでたボクの気持ちがなんだかジンワリ、温かくなる。
    心をこめて作ったモノは、力強くて頑丈なモノ。
    なんだかやさしい勇気がフツフツ、湧いてくる。
    お腹もアッタカ。
    超高層ビルの合間をビュビュンと吹き抜ける、風も決して寒くない。
    背筋を伸ばして、さてさて仕事にまいりましょう。
    一駅テクリと歩いてく。

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    スターバックスではじまったこれ。

    8f5752b0.jpegジンジャーブレッドラテを飲む。

    アメリカのホリデーシーズン。
    この季節のショッピングモールにやってくると、クリスマスツリーの生木の緑の香りがムワっと漂ってくる。
    それからジンジャー。
    季節のお菓子のジンジャーブレッドも、熱々にして飲むアップルサイダーも、どれも不思議なほどに生姜の苦い香りに包まれている。
    厳しい寒さを甘い香りでのりきりましょう…、ってそんな感じにウキウキしてくる。
    ココロを高揚させる何かがジンジャーの中にはあるネ。
    おもしろい。

    で、アメリカのこのシーズンの街の香りを飲み物にした。
    それがここのジンジャーブレッドラテじゃないか…、ってそう思います。
    ちょっとぬるめに仕上げてもらって、ホイップクリーム、多めでお願い。
    ホリデー気分を否応無しに盛り上げる、コッテリとした飲み心地。

    cdbc8a4a.jpegそれにしても、今年ももうこんな季節になったんだなぁ…、って、感慨ひとしお。
    だって2009年もあと50日くらいになっちゃったんだもの。
    今年一年、何をしてきたんだろう?
    何が形になったんだろう…、っていろんなコトをあれこれ思う。
    なかなか前に進めなかった。
    やらなきゃいけないコトの多さ。
    やりたいことがありはするけど、その前に片付けなくちゃいけないことがあまりに多くてひるみながらもひとつ、ひとつ。
    一生懸命がんばりはした。
    けれどまだまだ。

    カップの中をじっと見る。
    星形をしたホイップクリームが、フォームミルクの泡の中をユラユラ揺れる。
    上にはパラっとジンジャーブレッドのパウダーがのる。
    放っておくと溶けて流れてなくなっちゃいそな、儚い星形。
    まるでボクの夢のよう。
    ああ、早く、したいことをできるようになりたいなぁ…、って、カップの中のホイップクリーム壊さぬように、ススっとコーヒー、啜り込む。
    夢がとろけてどっかにいってしまわぬうちに、ゴクッと飲み込む努力をしましょ。
    がんばろう。

    気を取り直して、ちょっとゴキゲンになるファニーな動画。
    もしもマトリックスがサイレント映画だったら…、ってフィルムなんだけれど、これ、よく出来ている。
    笑っちゃう。



    なるほど、マトリックスってこんな内容の映画だったのねぇ…、って。

    昔の映画のヒーローって、みんな身近な人やコミュニティーを守るために立ち上がってた。
    それなのに今。
    映画の主人公のほとんどは地球や宇宙を救う使命を背負わされちゃう。
    大変だなぁ…、って思いますよね。
    一人の人が救えてしまうほど、世界は単純で小さくはないのにネ。
    本当に大切な人を守ろうとそう思うこと。
    地球のみんながそうして気持ちを一人残らず持つことが、世界を救うことになる。
    そう思いたい、午後のコト。

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    朝晩、かなり涼しくなって、けれどまだまだ日差しは元気。
    だから歩くとちょっと汗ばむ。
    今日もそんな日、ひさしぶりにかつて、お気に入りだったスタバで冷たいラテを作ってもらう。

    ichigayastaba.jpg半年ぶり?…、くらいでしょうか。
    見知った顔のスタッフがいて、アイスショートソイヘーゼルナッツラテたのんだら、「ヘーゼルナッツとソイの組み合わせはワタシのお気に入りにもなっちゃいました」ってにニッコリとする。
    スタッフルームにいた店長さんもやってきて、ひさしぶりですネ、って言う。
    家、引っ越してそれで気軽にこれなくなっちゃったんですって言ったらば、今日はワザワザありがとうございます。
    また機会を見つけて元気な顔を見せてください。
    いいですよ…、って互いにニッコリ。
    うれしくなった。

    こうした人と人とのつながり。
    マクドナルドやドトールコーヒーとは違ったところ。
    このやさしさがある限り、スターバックスはボクらにとって必要な場所。
    そんなコトを思ったりする。

    87b63b64.jpegアイスソイラテ。
    ショートサイズにヘーゼルナッツシロップ入れる、ボクにとってのこの上もなきオキニイリ。
    ナッツの香り。
    しかも数あるナッツの中でも一番青くてさわやかな香りと、豆乳の同じく青い匂いが一緒に混じりあい、コーヒー豆の深い風味をおだやかにする。
    飲み易い。
    甘さもやさしく、でも後口はスッキリしてる。

    カップの中にタップリ氷。
    ストロー使わず氷と氷の隙間から、ススっと軽く吸い込むとキリリと冷えたソイラテが唇割って流れ込む。
    最初は冷たく、ヘーゼルナッツの香りが口満たすだけ。
    それがユックリ、舌の上であったまりコーヒーらしい香りに変わる。
    気持ちがフワッと癒される。

    でもって便利だけれど、ちょっとおそろしいこのチャート。

    buzzbulge.jpgカフェイン飲料を主力に営業しているファストフードの商品一杯分が、ハンバーガーを主力に営業しているファストフードのどの商品と同じくらいのカロリーがあり、それを消費するのにどのくらいの運動をすればいいのか?
    …、ということが一目で分かるようになっている、というのであります。

    ああ、回りくどい。

    ざっくばらんに言えば、スタバのラテやフラペチーノが、マクドナルドのどの商品と同じぐらい太ることに貢献し、どのくらいの運動量にそのカロリーが相当するか?
    …、ということが一目で分かるようになっている、のであります。
    縦軸にカロリー。
    横軸にその食品に含まれているカフェインの量という、ちょっと変わった配置図でいつも飲み食いしているモノがどれほど栄養満点(笑)なのかが一目でわかる。

    ちなみにLサイズのホイップクリーム付きのモカフラペチーノは、ビッグマックとほぼ同じカロリーで、30分のボクシングのスパーリングくらいじゃまるで消費し切れない。
    アイスモカがフレンチフライとほぼ同じ。
    Lサイズラテですら30分のテニスプレイを可能にするだけの栄養があるってこの事実。
    ああ、ビ、ビックリ。

    フルバージョンが掲載されてるリンクをココに貼っておきます
    戒めのため、プリントアウトして常時携帯するのもいいかもしれません…。
    ちなみにコレが載っている「Information Beautiful」っていうサイトのたのしい情報世界。
    なんだか「世界が100人の村だったら」のようなわかり易さにウットリします。
    ブックマークしちゃいます。

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    スターバックスで一番のお気に入りのコレ。
    ソーセージパイ。

    eaf4e5a3.jpegちょっと独特。
    パイと言えば「サクサク」であることが半ば義務づけられてしまっているような、そんな日本にあって、そこはかとなくシットリで、噛むとジュワッと油がにじむ。
    ショートニングまじりのバターな香りも強烈。
    噛むとクシャっとパイの部分はもろくも崩れ、でもソーセージはかなり頑丈。
    パキっとしたたか音を立てつつ、折れてゆく。
    肉の香りやソーセージ独特の薫製された暗い匂いは健在で、でも決してジュワッと肉汁が舌を濡らすことはない。
    期待感をことごとく裏切るようなこの食感。
    最初はもっと素直な出来で、もっとパイもサクサクだったしソーセージだってプチュッと肉汁が出てくるような感じだった。

    けれどこれ。

    fb21d9f6.jpeg何度も何度もリニューアルされ、そのたびこうした「逆撫で感」が強くなって今に至った。
    でこれが嫌いか?っていうとそんなコトはない。
    今でもこうしてブツブツいいながらも買い続けては食べ続けている。
    ボクにとっては多分、永遠に食べ続けつつどこに向かってゆくんだろうか、とその将来を見届けたいほど、お気に入りでありオキニナリ。
    いつの時代のこれが一番好きだったのか?って聞かれると、今から2年ほど前の、パイのサクッと感を保ったまま、ソーセージがみずみずしさをなくしてしまった直後が大好き。
    あれはスターバックスのエスプレッソにしっくりと来る味だった。
    初代のモノの、ふにゃっといささか頼りない、まるで魚肉ソーセージみたいな食感だったソーセージ君が見事に大人に成り上がったのが、その頃のこと。
    かなり好き。
    今のは今ので、まるでロンドンパブに出てくるパイのような食感があり、ビールと一緒に食べるんだったらよかったのにね…、って。
    生まれ落ちた場所がちょっと違った不幸を感じるレシピ。
    でも悪くない。

    パラっと砕けてハラハラ落ちるパイのかけらが、ズボンの膝に落ちると途端にシミになる。
    口が感じた油っこさを、必死で打ち消しパクパク食べる、ボクの頭が「ああ、やっぱりこれは油っこいんだ」ってしなくてもいい確認作業をするのが哀しい。
    でもおいしい。

    これをバクバク、お腹におさめて食べ終えるにはアイスコーヒーの力が必要。

    fa4d653c.jpegサラサラ氷で容赦なく、冷やされたこれ。
    ドリップコーヒーを冷まして出来た、ほどよき香りとほどよき苦みのアイスコーヒー。
    今日の豆はスッキリとした酸味を持ったケニアでもあり、飲むとたちまち喉から上がシャッキリとなる。
    不思議なことに、夏の喉にはエスプレッソを氷で冷やしてお水でグラスを満たして作る、アイスアメリカーノの甘さがうれしい。
    喉粘膜をくすぐるようなコーヒーの豆のザラッと感もむしろたのしく、ゴクゴクたくさん飲んでも飽きない癖を持っててありがたかった。
    けれど秋。
    徐々に涼しくなり始め、ゴクゴクじゃなくコックリコックリ、味を確かめ喉を潤す。
    そんな飲み方をしはじめたなら、ドリップタイプのコーヒーをユックリ飲むのがおいしくなった。
    こんなとこにも季節感。

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    新しい一週間がはじまる月曜日の朝…、というのに、ちょっと頭がぼんやりしてて、それで心をあっためてくれるご飯を食べさせてもらいましょう。
    …、ってそれで神田の淡路町。
    ハッピーアヴェニューでスクランブルエッグを作ってもらうことにする。

    580da7b2.jpeg世界で一番おいしいスクランブルエッグを作ってくれる、ステキなお店。
    先日、鎌倉・七里ケ浜で世界一のスクランブルエッグを売り物にしたレストランに行ってきた。
    オーストラリアに本店がある。
    ということは、もうボクの知る限りでも世界に3軒。
    スクランブルエッグの世界一美味しいお店がある…、ということになる。
    ちょっとたのしい。
    おもしろい。
    世界中のどの店よりも、心をこめたスクランブルエッグでお客様の気持ちと心を温かくしてあげましょう…、って気持ちがそこにある限り。
    いろんな場所に世界一のスクランブルエッグのおいしいお店ができて当然、とそう思いましょう。
    料理の世界の世界一は、お店が勝手に独り占めするものじゃなく、お客様の気持ちの中にあるモノで、ボクにとって世界で一番やさしい気持ちにさせてもらえるスクランブルエッグのお店はこの店。
    オキニイリ。

    32295c40.jpeg大きなお皿に、玉子にハムにサラダにトースト、寄り添うように一緒にのっかりやってくる。
    シットリとした炒り卵。
    生っぽさのみじんんもなくて、けれど玉子本来の持つみずみずしさを台無しにせず、フンワリ、やさしくなめらかに焼き上がった見事な仕上がり。
    ツヤツヤとした玉子の表面。
    フォークでそっとすくいあげると、フルンと揺れる。
    舌にのせると、そのフルフルが揺れ続けるようにしてスルンとすべる。
    塩とバターの風味がシッカリ。
    ケチャップのせるのももったいなくて、そのまま食べる。
    こんがりトースト。
    控え目に添えられたロースハムの塩味、やわらか。
    パリパリっとレタスや水菜の葉っぱも甘くておいしい。
    熱いコーヒー、ふうふうしながらユックリ食べます。
    体も心もあったまる。

    玉子をひとすくい、バターをタップリ塗り込められたトーストの上にのっけて食べる。

    49264830.jpeg舌がひんやりするようなバターの艶と玉子の旨味がカサッと乾いたトーストブレッドと一緒に口にやってくる。
    ごちそうです。

    そう言えば、ボクを育ててくれたばあやさん。
    彼女が作るスクランブルエッグのおいしさったら、他に比べるものがないほどのおいしさだった。
    ふんわりしてて、しっかりキレイに火が通っているにもかかわらずシットリでもありなめらかで、ココのスクランブルエッグにちょっと似ている出来上がり。
    ボクが高校1年のとき、父が事業に失敗をしてボクはしばらくそのばあやさんの家で生活していたことがある。
    生来の能天気気質に救われて、一人暮らしも辛くはなかった。
    高校の友人もいたわりをもって接してくれて、ボクはただただそれまで通りの学生生活を送ってはいた。
    けれどそれでも、理由なきただ漠然とした哀しさに襲われて、暗い顔してぼんやり部屋に閉じこもってしまうようなことが時折あった。
    そんな翌朝。
    決まって朝にスクランブルエッグを作ってくれた。
    これで元気を出しなさい…、って。
    サイドにトースト。
    甘く作ったミルクティー。
    ボクにとって、だからスクランブルエッグは元気がもらえるステキな料理。
    今日もたのしく元気になった。

    さてさて、会社にむかって行きます…、腕ふって。

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