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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    肉をタップリお腹におさめて、そうだ、このビルの中にはあそこがあったんだ…、と。
    ポールバセットにやってくる。

    26d60ae9.jpegいつもは大抵、朝に来る。
    ビルの地下。
    にもかかわらず、地上に口をあけた天窓。
    そこから注ぐ、朝の光のうつくしいコトったらウットリしちゃう。
    レンガの壁や床に上からふりそそぎ、奥行きのある独特な表情を作ってくれる光のシャワー。
    不思議なコトに窓からやってくる光とは、光そのものの表情すらもが違って見える。

    人工の人の居場所にしのびこんでくる自然の力。
    命のみなもと。
    あるいは人の心をやさしくあたためる恵みを感じて、ボクは好き。
    しかもボクが今いる場所は、天窓も窓もないまるで洞窟みたいな場所で、手をのばしても届かぬ場所に光がストンと降り注いでる。
    この特別感が、オキニイリ。

    be6d92e4.jpegそして今日、ひさしぶりに来てみてビックリ。
    以前なかったレンガの壁にワインを置いた棚が出来てた。
    スッキリとして、ちょっとストイックな前のお店の景色もいいけど、生活感とにぎわいが出たこの改装後も悪くないよね。
    特に夜…、お店の中の光をやさしく受け止めて、とても暖かな雰囲気がする。
    お店の人にそう言ったらば、こんなステキを教えてくれた。

    うちの会社…、今年は新規出店が少なくて、その分、既存のお店にお金をかけてくれるようになったんですよ。
    本部の人も良く来るようになりましたしね。
    俄然、やる気がでちゃいます。

    飲食店も人と同じで、正しい愛情注いでやれば、それに応えてかならず何かが変わってくれる。
    新たな店を造れば確かにより簡単に売上作るコトができる。
    けれど造りっぱなしで放置しちゃうと、その売上はどんどん痩せて働く人も腐ってく。
    何年かすると、なんのために苦労してまでお店を作ってしまったんだろう…、ってワケがわからなくなっちゃうコトがかなりある。

    愛情かけてもらった人が、愛情かけて作ってくれた、この一杯。

    a11747cb.jpegマキアート。
    エスプレッソの上にフンワリ、ミルクの泡をのっけた飲み物。
    エスプレッソはトロンとなめらか。
    上を飾った泡はポッテリ。
    「泡」はそもそも儚いモノで、例えば「バブル」なんて言葉はいつかは壊れてしまう景気のコトを言う。
    けれどこの泡。
    空気とミルクで出来ていて、なのにシッカリ、壊れず頑丈。
    最後の一口飲み終わるまで、泡はそのままカップの中に姿をとどめる。
    世界の景気はいまだに泡が消えぬ状況。
    この泡のよに、出来れば消えずにそのままガマンできればいいのに…、ってちょっと思ってしまうほど。

    泡を注ぐ、その注ぎ方で描いた絵。
    葉っぱが生えた小枝を模したそのモチーフが小さなカップの中でずっと漂うシアワセ。
    ビターなコーヒー。
    なのに甘味がドッシリ強烈。
    砂糖を入れてデザートがわりにしようかどうか、ちょっと迷って今日はブラック。
    豆の濃厚を心置きなくたのしんだ。

    ところで…。

    iPhone4ならぬ「4 iPhone」っていう動画。
    初代iPhoneから最新のiPhone4 までを並べて比較する「iPhone 2G/3G/3GS/4 Speed Comparison」という動画なんですが、うーん、なやましい。
    まずはジックリ、ご覧ください。



    iPhone4の速さが際立ってみえはする。
    けれどボクがもってる3GSとの差が、我慢出来ないほどかというと、そんなコトはないかなぁ…、って思いもする。
    iPhonr4に買い替えなくちゃと思ってみると、その差は歴然。
    どうでもいいか、って思ってみるとたったコンマ何秒の差でしょうが、って冷静にみていられたりするこの結果。

    「白ヨン様がでるまでガマン」の決意がついた…、ということで。

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    渋谷で朝。

    oc.jpgオン・ザ・コーナー」っていうお店。

    on the corner。
    渋谷の外れ。
    公園通りから青山通りに抜けていく、裏道っぽい寂れた通りの坂の途中。
    まさに角(コーナー)に立地する店。
    サブタイトルが「デリ・コーヒー・ビア & more」っていうニューヨークのデリっぽいコンセプト。
    朝から夜中、日を変え朝の4時までと、とても長い営業時間。
    ほぼオールデイのダイニングというのも、ニューヨーク的でありましょうか…。
    とは言え、朝からといいつつそれが9時から、というのがとても渋谷的。
    一週間前に開店したばかりのニューフェイス。
    まだ真新しくて、お店の人がまだまだ不慣れな感じ。
    けれど一生懸命になりすぎぬ程度にがんばっているトコが、決して悪くないような。
    カフェに入って大きな声で「はいっ、いらっしゃいっ!」って居酒屋みたいな声がかかるとかなりしょんぼりしちゃいますから…。
    こんにちは…、って自然に挨拶してくれる「welcome back」な感じがステキ。

    45cc28a8.jpegお店の雰囲気は、かなり気合いの入ったダイナー風。
    座り心地がよくてくつろげるブース席がユッタリしてて、カウンターにオープンキッチン。
    白いタイルに打ちっ放しのコンクリートの床。
    むき出しの配管の下に、クルクル回るシーリングファンという、ケープコッドスタイルとでもいいますか。
    アメリカ的にリゾート感覚溢れる明るい空間。
    80年代に東京の夜を生きたボクとしては涙が出るほどなつかしい。

    かつてこんなお店が港区界隈には沢山あった。
    ストロベリーフィールズだったり、ラヴァッツァだったり。
    キーウェストクラブみたいな観光名所のような場所までできたりし、けれどあまりのブームの中で90年を迎える前に勢いなくして無くなった。
    その時代に、そうしたお店で遊んだ人が、今はこうしてお店を作る立場になったのでしょうね。
    最近、CMやドラマの中で80年代の音がかなり流れるようになってきたのと同じ現象。
    こんにちは!ってやってきて、座って立った1分で、ボクはここの虜になった。
    はじめてくるのになつかしい。
    なんだか訳なくゴキゲンになる…、そんな店。

    e5966ba9.jpeg朝のメニューをみるとこれまたアメリカン。
    卵料理にパンケーキ。
    ソーセージやベーコン、焼いたトマトとサイド料理も多彩でたのしい。
    なかでも、おおっと目を引いたのが「パストラミのオープンサンド」。
    ためしにとってみたらば、涙がでるほどのなつかしさ。

    大きなプレートにドッサリとしたこのボリューム感。
    きめ細やかに焼けたズッシリしたサワーブレッド。
    サクサクになるまでトーストをしてそこに塩漬け牛肉のハム、パストラミをグリルしたのを無造作にタップリのっけてザワークラウト。
    チーズで蓋してオーブンの中で溶かして焼いた、ルーベンサンドみたいなスタイル。
    ニューヨークデリの大定番。
    顎にガッシリ、パストラミの肉の風味も強烈で口の中がアメリカになる。

    934fec90.jpeg卵料理とここのサイドメニューをほとんど全部のっけた、パワーブレックファストっていうのがあって、それがコレ。

    器は大きなキャセロール。
    オーブン料理を作って普通は、そこから料理を取り分けるための調理食器に料理がギッシリ。
    スクランブルエッグに、ガリガリッと焼けたクリスピーなベーコンにマッシュポテト。
    ローストポテトにほうれん草をソテしたの。
    グリルトマトにトウモロコシと、盛りだくさんでかなりのボリューム。
    器は熱々。
    全部、出来立て。
    焼けた野菜の甘い匂いが、鼻を直撃。
    飾り気のない盛りつけ方が、むしろおいしさつのらせる。

    軽い塩味のスクランブルエッグも、かなりきつめに塩味ついたベーコンも、野菜もどれもおいしくてけれど一番おいしかったのがマッシュポテト。
    実は昨夜、食べたくってしょうがなく自分で作って食べようか…、って思っていたら今朝のこれ。
    そのコト自体がうれしくて、しかもこれ。
    チーズをタップリ混ぜ込まれ、ネロンとなめらか、コッテリとしたおいしさで一口食べてもうウットリ。
    バターをまとったライブレッドも強めに焼けててすべてがボクの好みになってる。
    それがうれしい…、オキニイリ。

    492b4b18.jpegグリルトマトがあまくておいしく、それをサンドイッチにのっけて食べる。
    彩りのためにほうれん草のグリルを借りて、それをパクッと一度に味わう。
    口の中でトマトが崩れて、ソースのようになっていく。
    ザワークラウトのシャキッと涼しい酸味に混じって、トマトのやさしい酸味が旨い。
    ザックリとしたパンがシットリ。
    トマトのジュースで濡れておいしくなっていく。

    ナイフとフォークで切り分けながら食べるサンドイッチ。
    久しぶりに日本で食べた。
    パンのボリュームの数倍の具材があって当然の、アメリカ的なるサンドイッチ。
    こうして食べると、やっぱりおいしい。
    フレンチフライは残念ながら、千駄ヶ谷のグッドモーニングカフェの方が数段おいしく、けれどココのも普通においしい。
    朝のおいしい楽しみの場所が、こうしていくつも増えていくこと。
    シアワセなコトでござりましょう。

    fa1439db.jpeg入り口部分はエスプレッソバールがあって、そこを通ってお店に入るという趣向もなかなかたのしい。
    実はその店。
    「NO.8 BEAR POND」って言うお店。
    下北沢で有名なカフェらしい。
    不勉強で知らなかったけど、コーヒーがおいしいので有名らしく、たのめばレストランにまでコーヒーを持ってきてくれるのだという。
    けれど今朝。
    アメリカ的な朝を演出してみよう…、とコーヒーじゃなくクランベリージュースをたのんでお供とします。
    鉄分含んで、歯茎がちょっと痒くなるような特徴のある酸っぱさに目も冷め、体もシャキッとおきる。

    料理がユルく、デザインが良い椅子だけが取り柄のカフェは好きじゃない。
    けれど、料理にドッシリとした力があって、しかも気軽で居心地が良い。
    朝も昼も、夜も同じような気持ちで使える「ご近所キッチン」みたいな感じのカフェは好き。
    使い込んでみたくなる、ステキなお店、オキニイリ。

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    昼を軽くドトールでとる。

    55485b49.jpegヨーグルンとミラノサンド。

    ずっとココではホットドッグばかりを食べていたけれど、お腹にドッシリくる量じゃない。
    それで今日はサンドイッチ。
    季節のアジアンサンドイッチもいいかなぁ…、と思いはしたけど、定番のコレ。
    生ハム。
    ボンレスハムにボローニャソーセージ。
    それからレタスと、とてもシンプル。
    ソースやドレッシングも控え目で、中の具材の味でグイグイ食べさせる。
    トーストをしたソフトバゲットの顎においしい食感と、ムッチリとしたハム、ソーセージの深い味わい。
    噛みしめるとジンワリうま味が広がっていく、食べて飽きない素直なおいしさ。
    ドッシリとしたハムの存在感を担当するのはロースハム。
    風味と香りはボローニャで、ネットリとした歯にまとわりつく食感を生ハムくんが担当してる。
    ハムそれぞれが自分の役割をしっかり果たし、とてもゴージャスな味にしている。
    なかなかのモノ。
    バスケットにこれを入れ、小さなリンゴとスプマンテ。
    チーズがひとかけ入っていれば、TGVのランチボックスになりそうな、そんな様相。
    どこにでもある日本のココの、定番料理が実はとってもヨーロッパ的というたのしさ、おもしろさ。

    afbcf62d.jpeg先日飲んで、たちまちオキニイリになったヨーグルン。
    2つ用意されてるフレーバーの、まだ飲んでいないマンゴーパッションを飲みたくて、それが実はお昼をここにした理由。

    ヨーグルトの真っ白にオレンジがかった黄色が混じる。
    こっちの方がみため爽やか。
    ミックスベリーのキュートさにはかなわないけどみているだけで口がスキッとしてくる感じ。
    おいしい飲み方って言うのを今日は教えてくれる。
    この商品をてわたしながら、最初はそのまま混ぜずに飲むとヨーグルトのサッパリとした風味がおいしい。
    途中でよぉく混ぜてやると、フルーティーでまろやかになるんですよ…、って。
    なるほど、なるほど。
    そうして試すと、たしかに最初はシャリッと冷たいカルピス氷のような味わい。
    甘みはかなり控え目で、スキッとサッパリ。
    パッションマンゴーシロップを混ぜて飲んだら、パッションフルーツの酸味がシャキッとなんとも爽やか。

    79849e30.jpeg香り豊かなマンゴーソースが、後から口にひろがって鼻から抜ける。
    ミックスベリーのヨーグルンはかき氷っぽさを強く感じる。
    けれどこちらはシャーベットっぽいハイカラっぽさがより濃厚。
    ボクはこっちの方が好きかな…、両方混ぜたらどんな味がするんだろう。
    チェブラーシカのシールをもらって、かなりゴキゲン。

    それにしてもココ。
    お昼はかなり混雑しててカウンター前に行列できる。
    小さなキッチンはてんやわんやの大忙し。
    なのにサンドイッチができあがる、そのタイミングでヨーグルンをつくってくれる。
    フード担当とドリンク担当のスタッフさんの、あうんの呼吸でできあがってくちょっとステキなおもてなし。
    当たり前のコトなんだけど、最近、なかなか出会わぬステキ。
    ニッコリ味わう、さて、仕事。

    ところで…。

    c02a73bf.jpegマンゴーつながりというコトでこの画像。
    実は昨日、銀座のピエールマルコリーニで、一緒に行った人と分け合ったパフェであります。
    季節限定。
    マンゴーとココナツの涼しいパフェで、これもなかなか爽やかだった。

    グラスの下にはフレッシュマンゴー。
    一口大のサイコロ状に切り分けられた、甘くてムニュンとしたマンゴーをコロコロ3切れ。
    ココナツミルクで作ったプリンをその上に。
    マンゴーのピュレ。
    ココナツアイスクリームをギッシリ詰めて、一番上にはココナツ風味のソルベをのっける。
    スライスココナツ。
    味をほとんど持たぬシャンテリークリームに、カカオムースを飾ってそこに、ココナツビスケットをちょこんとのせる。
    ここの名物のチョコレートパフェのドッシリとした味と真逆の、サッパリとした夏のゴチソウ。
    カリカリとしたココナッツ。
    ムッチリとしたマンゴームースや、プニュンと口で弾けて逃げるココナツプリン。
    いろんな食感がにぎやかで、食べてて飽きないところがたのしい。
    他にもライムのエクレアや、冷たくひやしたスプーンですくって飲むカカオスープと夏のしのぎにピッタリのあれやこれやが揃ってた。
    あれも食べたい、これも食べたい。
    赤坂虎屋のあんず氷も食べなくちゃ…、ってお腹が休む暇もなし(笑)。

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    ドトールコーヒーでちょこっと休憩。

    a7bc37ba.jpeg季節の冷たい飲み物。
    「ヨーグルン」っていうのをためす。
    フローズンヨーグルトと言うよりも、ヨーグルト味のかき氷みたいなちょっとシャリシャリした食感。
    これ専用の太いストローで、ズズッとすすりあげてたのしむ飲む氷菓みたいな感じ。
    ストローの中ではまだかき氷。
    口の中に入った途端に、サラッと溶けてドリンクヨーグルトになっていく。
    甘みひかえめのやさしい味わい。
    ヨーグルト独特の淡い酸味が、ジンワリ喉にしみてくる。
    勢いついてゴクゴクやると、頭の奥がキーンといたくなってくる、そんなところはかき氷似でとてもさわやか。
    かなりの上出来。
    飲んでたちまち、オキニイリ。

    それにしてもこれ。
    かなりブレークしているように見受けます。
    たまたまだったのかしれないけれど、3人に1人の割りでヨーグルンをたのんでく。
    これだけ暑いと、アイスコーヒーレベルの冷たさでは間に合わないのかもしれません。
    夏休みがはじまったというこのタイミング。
    子供の喉に適した飲み物。
    それからシニアの人たちが連れ立ってこれを飲みにきていた。
    苦くないし体にやさしいような気がして…、ってユックリ時間をかけてたのしむおじいさまやおばあさま。
    駄菓子な感じがするのがいいのかもしれません。

    a74114a7.jpegホットドッグをおやつに食べる。
    相も変わらずプチュンとたのしい歯切れの食感。
    フッカリしたパン。
    けれど表面、サクッと軽く焼き上がっててムッチリ前歯に抵抗するよな噛み応えがある。
    今日はお店の人にちょっとお願い。
    フレンチマスタードを多めにのっけてくださいな…、ってそれでタップリ。
    酸味を帯びたやさしい辛さで、口と頭をシャキッとさせた。
    顎がおいしく不思議と元気がやってくる。
    食べて、ゴクンとヨーグルンにて仕上げをします。
    ほとんど溶けてシャバシャバすると、溶けてしまったかき氷感がにわかに高まる。
    今日飲んだのはミックスベリー。
    ヨーグルンにはもう一つ、マンゴーパッションという味のもあった。
    次はそれだな…、って思ったりする、また来よう。

    ところでちょっとたのしいコレ。
    フリップやボールまでもが全部CGというフルデジタルなピンボールマシンがまもなくできる…、らしいのですね。
    マドリッドとバルセロナのナイキショップにおかれた試作機。
    実際にプレイしている動画をみると、ボールを弾く感触がデジタル的に作られている。
    テクノロジーってなんだかスゴイ…、って思ったりする。



    ゲーセンにある、デジタル的なるアーケードゲームが苦手なボク。
    けれどピンボールマシンは大好きだった。
    音に振動。
    体に直接伝わってくる、「生の機械」と触れ合っている実感とでも言うのでしょうか。
    デジタル的なマシンにはない生々しさにかなりハマった。
    アメリカのバーの片隅に必ずあって、バドワイザーを飲みながらみんなでワイワイ、盛り上がるのがたのしかったりしましたなぁ…。
    なつかしい。
    あの生々しさがもしこうやってデジタル的に再現できるとしたらばこれも、ひとつのバーチャル。
    どこまでいくの?…、テクノロジ。

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    神田淡路町の近江屋洋食店。
    平日は朝の9時からやっている。
    高い天井、通りに面した壁がみんなガラス張りという明るい店で、特に朝の時間はとても気持ちいい。
    パンの売り場とケーキショーケースがユッタリ配されそれに続いて喫茶コーナー。
    525円で、フルーツジュースとボルシチが飲み放題で、食べ放題。
    実はちょっと前まで630円だったのだけれど時流にあわせてワンコイン+消費税。
    ありがたきこと。
    このサービス。
    営業時間中、ずっとたのしめるサービスだけど朝は格別。

    eeafbd48.jpegテーブルの上に磨き上げられたステンレスのバケットがズラッと並び、氷がギッシリ。
    中にガラスのキャラフが入りそこにはジュース。
    長いマドラーがささってて、それでグルグルかきまぜてからでないとカップに注げない。
    それほどトロンと果肉タップリ。
    色鮮やかでそのテーブルがとてもキラキラ。
    店の外から注ぎ込んでくる、朝の光をはねかえし天井や壁に、ヒラヒラ、クラゲのような光の模様を映し出す。
    その揺れる様をみているだけで、なんだかニッコリ。
    シアワセな気持ちになれるのがいい。

    ここのドリンクコーナーは当然、ジュースがメイン。
    それ以外にもコーヒー、紅茶にミルクにココア。
    温かい飲み物もしっかり揃っているのだけれど、面白いことにコーヒーだけはボタンを押して、プシュッと抽出するタイプのモノ。
    他のは昔ながらのフラスコをホットテーブルの上において保温してある。
    品質劣化を防ぐため…、ってコトもあるんだろうけど、コーヒー独特の匂いが多分、果物の香りを邪魔するんでしょう。
    ジュースバーの前に立つと、ほんのりココアの香りがしてきて、その甘やかにウットリするもの。
    カカオの香りに果物の香り。
    一緒に体に入ってくるとまるで体がお菓子になった見たいな気がする…、オゴチソウ。

    786d1cda.jpegパンをひとつ売店で買い、ジュースとボルシチを運んで朝のスタートとする。
    ここのボルシチ。
    キャベツにジャガイモ、タマネギ、ニンジンと具だくさん。
    野菜のどれもが大きくぶつ切り。
    ジャガイモほくほく、タマネギツルン。
    西洋ニンジンのちょっと草っぽい明るい香り。
    崩れたトマトが酸味と風味をそえてやさしい味わいがある。
    しかも煮込まれ、ほぐれるほどにやわらかな牛筋肉がゴロゴロはいって、なんとも贅沢。
    ハフハフしながら、お腹に収める。
    朝のお腹があったかになる。

    a28b6a72.jpegところでココのボルシチだったり、ジュースだったり。
    ほとんど、素材の味だけで出来上がってる。
    だから味がほのかでやさしい。
    ボルシチの横には塩と胡椒がおいてある。
    ジュースの横にはガムシロップ。
    自分で自分好みの味にしてどうぞ…、って趣向でそれでもいつもそのまま味でなるべくたのしむ。
    一口目には物足りないけど、ユックリ大事に味わうとジンワリうまみが口に広がる。
    イチゴにマンゴー、抹茶ミルクとジュースさまざま。
    乾いた朝の体の中に、しみこむしみこむ。

    売り場で買ったパンもおいしい。
    バゲットパンにハムとチーズをはさんだだけのシンプルサンド。
    シットリとしたロースハム。
    どこにでもあるようなプロセスチーズに刻んだレタスと特別なところはない具材。
    ソースもマヨネーズもバターも使わず、ただただ具材とパンの旨みをたのしむレシピで、これまたジンワリおいしくていい。
    なにより気泡をタップリ含んだ、軽い仕上がりのバゲットがいい。
    塩味強めで表面クラストがバリバリ壊れて、口をさすよな威勢の良さに顎がよろこぶ。
    これはちょっと、オキニイリ。

    お店の奥からのんびり外を眺めると、通勤途中の足早な人が次々、前を通りすぎてく。
    そろそろ移動、仕事に向かってまいりましょう。

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