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サカキシンイチロウノホトンドゼンブノブログ
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    サカキシンイチロウ
    年齢:
    65
    性別:
    男性
    誕生日:
    1960/01/26
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    ひさしぶりに神楽坂に来る。
    飯田橋の駅からテクリと坂を上がって、上がりきったところが大久保通りでそこをまた越えてくと、ヌケ感のいいひらけた街がやってくる。
    そこに一軒…、先日、できたばかりのカフェに着たくて…。

    65fca5f7.jpeg香港から来たスイーツレストランの「糖朝」や、小龍包の「台湾鼎泰豊」など、海外からの有名レストランを積極的に日本に連れてきて展開している高島屋系の会社がはじめたお店ができたというのでそれで。

    カフェ・トリエステ」。

    最近、新しいビルや建物ができはじめていはするけれど、昭和な感じが色濃く残る神楽坂というこの街に、よくもまぁ、これだけ不似合いな建物を作ったなぁ…、と思うほどのイタリアっぷり。
    まだ開店してまがないということもあるのでしょう。
    お店の前には運営会社のおじさんたちが行ったり来たりしていて尚更、「これは何ごと」って不穏な空気を醸しだしてる(笑)。
    営業時間は朝から夜。
    空いていそうな朝の時間を狙ってきます。
    建物の前面のほぼ全てが大きく開いた造り。
    開放的で、入りやすくて気持ち良い。
    冷房効率が悪くなる夏や、あるいは冬は一体どうするの?と思いもするけど、まぁ、それはそれ。

    お店に入るとまず、入り口にショーケース。
    ショーケースの横のレジで注文をして、カウンターの反対側で商品をもらう。
    もうこのやり方はすっかり日本で当たり前。
    だから戸惑う人はほとんどいない。

    ed04228f.jpegそれにしてもカウンターの中の設備が充実しているコト。
    ビアサーバーがでている半端な長さの作業台を挟んで、エスプレッソマシン、それからかなり本格的なキッチン。
    少なくとも4人は立たないと動かないであろう、カウンターの作りになってる。
    夜はアルコールを売りたい気持ち、満々なんでしょう。
    お店の正式名称が「エスプレッソバール・オステリア」…、つまりコーヒーも、ワインもお酒もお食事も、なんでもござれの業態で、だから厨房の中が複雑になってしまっているのでしょう。
    これも新たな業態と、思えばまたよし…、ということにする。
    ちなみにこの店。
    北イタリアのトリエステっていう街にある「ATT」って会社と提携して作った店。
    既存のブランドをそのままもってくるのでなくて、自社開発で2年もかけてコンセプト化をしたんだという。

    5ebf4c65.jpegATTのコーヒーは、イタリアの中でも一番イタリアらしいと言われる味わい。
    限界にまで焦がして焙煎し、豆そのものの甘みを引き出す。
    香りゆたかで、苦味やさしく、まるでカカオのような風味が最後に残る。
    そう言われてて、実はスタバが一番意識をしているブランドだと言われてる。

    そこの豆を使ったコーヒー。
    カプチーノをもらったんだけど、泡の立ち方は見事であります。
    ポッテリとしてなかなか壊れようとしない。
    ちょっと置くと、気泡が小さく突き抜けて細かな穴があきはするけどふんわりずっとコーヒーの上にのっかっている。
    コーヒーアートもうつくしく、早く飲んでとささやいている。

    コクリと一口。
    やわらかな泡と一緒にトロンと喉に満たすエスプレッソとミルクの風味。
    たしかに甘くて、しかもスキッとほろ苦く、おどろくほどに酸味が少ない。
    香りはかなり強烈で、けれど味はやさしくて風味だけは長続きする。
    エスプレッソバールの部分はかなり上等…、喉が潤う、オゴチソウ。

    フード商品がかなり充実していて例えば、スパゲティーや夜には生ハムなんかも提供していくようで、それが「オステリア=居酒屋的なカジュアル食堂」の意味するところでありましょう。
    けど、中でも一番気になったのが「パンツェロッティ」があるというコト。

    c8333698.jpegピッツァの生地にチーズやソース、好みの具材をのっけてペロンと半分に折り、それを油で揚げたモノ。
    半月状に膨れ上がった、大きな餃子、あるいはパン粉抜きのピロシキみたいなスナック。
    ミラノのドゥーモの近所に「Luini」ってこれを扱う専門店があるのですよね。
    いつも行列。
    気取った料理が多いミラノで、ココには大衆的でココロを素直に揺り動かす料理があって、だから最初にそこに行く。
    そんなステキがここにもあるのか…、と、それでたのんだ、それがコレ。
    ちょっと小さい。
    まぁ、日本ポーションということで、仕方ないかなぁと思って齧る。
    サクッと歯切れて、食感軽く、けれどモチッとピザ生地独特の食感がある。
    けれど中に挟まった、チーズやソースが貧弱で、生地に対してバランスが全然、とれてない。
    油の香りも強くなく、むせ返るようなオリーブオイルの風味がなくちゃ、これじゃぁ、ただの揚げパンだよね…、とちょっと残念、勿体無い。
    いろんなところがまだまだ試行錯誤と言うコト、なのでしょう。

    けれどどうして、試行錯誤を神楽坂というこの街でやるんだろうか。

    f0f53931.jpegまだ完成していないから高島屋みたいな場所に出店させたらお客様に迷惑かける。
    だからココでひっそり実験してなさい…、ってコトだとしたら、神楽坂という街がとってもかわいそう。
    神楽坂という街にはもともと、ステキな文化が長らくあった。
    例えば、ボクが好きな景色のひとつが写真の立ち食いそば屋。
    暖簾を吊るしたフレームが半月状になっていて、正面じゃなくてもココの店がやってるかどうかわかるようになっている。
    なんてハイカラで気の利いたデザインなんだろう…、って感心できる。
    今でもこうしたステキがあちらこちらにある街。
    そうした街で生き残るには、かなり気合をいれなくっちゃいけないだろうし、今のままでは多分、無理じゃないかと思う。

    だってボクがお店をでようとすると、店長面したおじさんが大声で言う。
    お客様がお帰りになります!
    それにあわせて従業員が「ありがとうございます」とワラワラと言う。
    居酒屋じゃないんですから…。
    通りに向かって大きく開いた、まるで街の一部を装うこうしたお店は、出入り自由な雰囲気こそをお客様に売るべきで、それをいちいち、お客様がいらっしゃいました、お帰りになりますなんぞと大声で言う。
    そのうち、お客様の名前を大きな声で呼び、それがよいサービスなんだと勘違いを始めるんじゃないかしら…、ってちょっと思った。
    それでも近々、またやってこよう…、他のも着たいお店があるから、ココに来るたびついでにじっと、見てみよう。

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    ここ数日間で出会ったカフェ、行ったカフェ、そして感じたことをあれこれ。

    5247f7ad.jpegカフェに分類されるお店。
    いろんな形、タイプがあります。
    共通しているところは、お腹いっぱいを売る場所ではないというコト。
    たのしい時間、おだやかな空気。
    ゆたかな気持ちをお客様にお売りするのがカフェという場所。

    実は東日本大震災以来、苦しんでいる外食産業の中で、数少ないお客様を減らしていない業態に「スターバックス」のような、豊かな時間を空間を手軽な値段で売っているモノがある。
    気持ちが不安であればあるほど。
    気持ちが忙しくあればあるほど、こうした時間の無駄遣いに似たちょっとした贅沢って必要になるのかもしれないですネ。
    お腹いっぱいになるコトを節約して、その分ココロの贅沢に。
    悪くないコトじゃないかと思う。

    有楽町の駅近く。
    「気軽なお腹いっぱい」を絵に描いたような屋台がならぶ東京フォーラムの広場の中に、コーヒー屋台があるという、ボクはこんな景色が大好き。
    ドリップコーヒーをおいしく落とす装置を積んだ車をメインに写真を撮ると、ここが東京の街のど真ん中だって思えぬほどに、緑ゆたかでのんびりしてる。
    ちなみにこの「大月珈琲店」という車。
    人が集まるところを探して、移動しながらおいしいコーヒーを作ってふるまう。
    商売の原点ってこうしたやり方なんだろうなぁ…、って思ったりする。
    甘くてしかもやさしいコーヒー。
    いつもココにいるわけじゃない…、それゆえなんだか得した感じになるのがこれまたオゴチソウ。

    丸の内のハズレにあるディーンアンドデルーカ。

    7651dc45.jpegニューヨーク発のデリなる業態。
    セミセルフのスタバのようなシステムで、けれどコーヒーやスイーツだけじゃなくて料理をキチンと作って売る。
    お店の奥には厨房が。
    しかもそこで調理される料理はほぼ100%アメリカ的なる料理ばかりで例えばキッシュ。
    例えばラザニア、そしてサラダとニューヨーカーが手軽なランチに好むモノ。
    ここでサラダにメインをたのみコーヒー、それにケーキをつけてランチを食べようとすると2000円はくだらぬ上等。
    だから絶対、成立しない。
    店を出してもそのうちダメになるだろう…、とほとんどの人は思ってた。
    日本にやってきてから10年。
    すっかり定着。
    食事もできてテイクアウトも可能なカフェって、新たな業態を確立したようにボクは感じる。

    コーヒーがメインのお店と違って、季節感を料理やお菓子、コーヒー以外の飲み物で感じるコトができるのもいい。
    例えば、ミントジュレップソーダ。
    ミントの葉っぱがタップリ浮かび、フレッシュライムを搾ったカップを、トニックウォーターで満たした飲み物。
    苦味がたのしく、しかもミントの香りもさわやか。
    初夏を呼ぶような爽快な味。
    今年もミントジュレップの季節がきたんだ…、って思わせる。

    一緒にクロックムッシュをもらう。

    ac06b73a.jpegハードなバゲット。
    日本人の顎に合わせてソフトになった、日本的なるバゲットと一線をかくしたガリッと固いハードなバゲット。
    それを2枚におろしてそれを台にする。
    上にペロンとコットハム。
    脂の強い、ベーコン一歩手前のような風味強烈なハムをペロンと。
    そしてチーズ。
    これまた匂いの強いゴーダをタップリかけて、それをガリッと焼いたモノ。
    バゲットの上半分を使ったモノと、下半分を使ったモノが当然あって、キメの細かいギッシリ焼けた下半分のをもらって食べる。

    クロックムッシュと呼ぶには少々、固くてハードでしかも色気にかけはするけど、なんだかそれが男性的でたしかに「ムッシュ」。
    …、というより「GUY」な感じで、クロックガイって呼べばいいのにって思ったりする。
    温めてもらって齧ると、風味豊かで顎にガツンを旨みがささる。
    ミントジュレップで食べるより、やっぱりコレは冷えたシャブリがあいそうで、夜ならよかった…、って思ったりした。

    それから、気持ちの良い隠れ家カフェを一軒発見。

    869bc306.jpegストリーマーコーヒーカンパニー」というお店。
    渋谷が終わって、まもなく表参道がはじまるかなぁ…、って感じのロケーション。
    細長いお店の一番奥に厨房。
    中にはエスプレッソマシンがドンッと置かれて、それ以外にはなにもない。
    エスプレッソを作るだけに最適化されている、車で言えばまるでスポーツカーのようなミニマルな、けれどハイスペックなさまにウキウキ。
    ラッテをお願いすると大きなカップにタップリ。
    しかも目の前で、おどろくほどの手際で見事なラッテアートを描いてくれる。

    見た目ばかりでなくて見事なおいしさ。
    ポッテリとしたのどごしも、飲み終わるまで決して壊れぬ頑丈な泡。
    香り豊かで、自然で豊かな甘さをベースに、苦味、酸味、そしてうま味がプチプチはぜて踊るような華やかな味。
    渋谷駅から10分ほどの距離でしょうか?
    そのワザワザがまるでまったく苦にならない、おいしいコーヒー…、堪能します。

    空間としての店もステキで、居心地が良い。
    座り心地が良い椅子に、広々してて本を読むにも仕事をするにもノンストレスなテーブルに。
    エッジがきいてて、けれど聞いてて疲れないよき音楽に満たされていて、許す限りの時間をココで過ごしたくなる、オキニイリ。
    おもしろい形のマグや、ここオリジナルのTシャツ、あるいはiPhoneケースとリテール商品もよく出来ている。
    ココに限らず日本のコーヒー文化の深くて豊かなコトに心底、感謝する。
    日本は美味にあふれてる!

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    スターバックスでひさびさスイーツ。
    マシュマロパイっていうのがあって、数カ月前に導入された、あたらしいスイーツラインナップのひとつといいます。

    5e3437f3.jpeg見た目、マカロン。
    けれどちょっと大きめで、ショーケースの中で異彩を放つ存在感。
    チョコとコーヒーの2種類があり、基本的には2個ワンセット。
    ただ1個づつかえるともいい、それでチョコを買ってみる。
    微妙なサイズで、おそらく2個で普通のケーキ1個分という扱いなのかもしれません。
    一個だけだと200円。
    その気軽さを前面に、押し出した方がいいんじゃないか、と思いもしたけどお家の事情もあるのでしょう。

    さて、食べてみる。
    手にした感じはかなり軽やか。
    シットリ感もあって香りもなかなかによい。
    そしてパクリと…。
    うーん、微妙。
    ココアパウダーがかなり沢山使われている。
    だからチョコな風味は強烈。
    卵黄、メレンゲ、グラニュー糖。
    それから膨らし剤としてコーンスターチを使って焼いたふんわかとしたスポンジの生地。
    ナボナを彷彿とさせる空気をタップリ含んだ生地は軽やか。
    けれど上にコーティングされたチョコがモッサリ重たくて生地の食感が損なわれている。
    上にちらかる白と黒。
    ローストナッツかと思って食べるとチョコでしかも口溶け良くない、垢抜けしない感じが残念。

    なにより残念なのが中のフィリング。

    66d30f30.jpegチョコレート味のマシュマロだ…、っていうのだけれど、食べた感じがあんまりマシュマロっぽくはない。
    マシュマロといえばジュワッと口の中で泡立ち、ズブズブ消えていく、儚い食感を期待する。
    すぐに消えてなくなっちゃうのに、口の温度を一瞬、ポワッと高めるような高揚感のある食感。
    口に広がる甘みと香り。
    そのマシュマロ感を期待すると、まるでガッカリ、拍子抜け。
    ネトネトしてて、口溶け感があまりない。
    マズイわけではないのです。
    期待を持った分だけ失望感が先にくる。
    だって「マシュマロ+パイ」という名前を聞くとボク年齢では絶対「森永エンゼルパイ」を思い浮かべるに違いない。
    それと比べるとマシュマロ感がかなり低くて、焼いたマシュマロが時間がたって固まったように感じてしまう。

    まぁ、しょうがない。
    これがスタバのマシュマロ感だと、そう思うしかないのでしょ。

    cc164c25.jpegアイスドリップをコクリと飲んで、口の中のパイに水気を与えて食べる。
    するとトロンと生地がとろけて、クリーミーになっていく。
    これはおいしい。
    このパイは、コーヒーと一体になってはじめておいしく感じるように出来ているのかもしれないなぁ…。
    コーヒー屋さんのケーキなんだから、それが正しい味わい方かもしれないですね。
    そう思ったら、気がなごむ。

    それはそうと、「ワン・モア・コーヒー」サービスが、また始まったようであります。
    同日内なら100円でドリップコーヒーをお替りすることができるというモノ。
    レシートの下に書かれてた。
    けれどお店の人からノーティスも告知もなくて、知らずにクシャッとレシート潰した。
    潰したあとで気がついて、スッと伸ばしてスーツのポケットにそっと収めた。
    チェーン化するということの、これが現実なのでしょう…、スタバもお店によってレベルが随分ばらつくようになってしまった、なやましい。

    ところで「森永エンゼルパイ」。
    あのズブズブにあのシュワシュワを実現するための食材が、食品基準になじまなかったせいかもしれない…、すっかり姿を消してしまった。
    子供の頃に大人になったら大人喰いをしてやろうと、思っていたのに大人になったらなくなっていた。
    さみしくって、切ない現実。
    「エンゼル体操」を見てなつかしさに拍車をかけてみましょうか!



    ムキムキマン、ビビっ、ビビっ、ビビビビーッって音と共に大胸筋をビクビクさせるあのポーズ。
    以降、筋肉系の人がこうした格好をするとこのイメージが思い浮かんでしまうほど、頭の中に刷り込まれてる。
    景山民夫が作詞をしたこの歌を、歌っているのがかたせ梨乃。
    番組司会が、清水國明と清水クーコ夫妻というのがまた懐かしく、前説部分に必ず入った「グッチのベルト」というフレーズがなんだか時代を象徴してる。
    なんだかとても、ナツカシイ。

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    ひさしぶりにスタバで朝食。

    9c72399b.jpeg一時期、フード関係の商品のクオリティが下がってた。
    その下がり方が半端なく、それでしばらくここでは料理を食べなかった。
    コーヒー屋さんですものネ。
    あきらめ気味に思っていたけど、ちょっと気になりもうワンチャンス。
    それというのも最近ここの、フードケースがにぎにぎしさを取り戻し、まずは見た目がよくなった。
    料理は見た目も味のうち。

    さて、何を食べよう。
    ショーケースの中をみたらば、あら、なつかしい、マフィンがあった。
    それも「ソーセージ&オムレツマフィン」と書いてある。
    それを選んで、あたためる。

    ソーセージとは言え、使っているのはボローニャ風のソーセージ。
    メッシュの細かいひき肉で作ったハムの形をしたもので、肉の香りが強くてムチュンと粘り気がある。
    いろんなスパイスの香りもあって、とても上等な魚肉ソーセージみたいな存在。
    マクドナルドのソーセージほど、肉肉しくはないけれど、ベーコンでもないハムでもなくてちょっと独特な味わいになる。
    それからペロンとチェダーチーズ。
    そこにふんわりしたオムレツと、かなりしっかりした食べ応え。
    かつてポークパテを使ったマフィンがあって、それはかなりの名作だった。
    それをしのぐ見事な味わい…、これならたまに食べてもいいかって思ったりする。

    b849bbbf.jpegなによりオムレツがおいしいのです。

    まずフッカリとした食感がよい。
    軽くてシットリしてもいて…。
    中には茹でたホクホクじゃがいも。
    ほうれん草に赤ピーマン。
    それからソテした玉ねぎと、つまりスパニッシュオムレツ的なる具材感がホックリしたもの。
    とてもにぎやかな食感で、しかも野菜の風味がさわやか。
    ひと噛みごとに、味が広がる。
    そして食感はなやかになり、次の一口おねだりをするそんな感覚…、オモシロイ。

    それにマフィンもおいしくなった。
    フッカリとした軽い食感が、噛めば噛むほどモッチリとした粘り気のある食感になる。
    胚芽がホツホツ、マフィンの表面に貼りついてそれがカサカサ、口の中を転がりまわる。
    一口ごとにたのしい刺激が唇おそう。
    リズムがあって、食べ続けるのがまるであきない…、オキニイリ。

    33535e45.jpegそれにしてもマクドナルドのマフィンとなんでこんなに違うんだろう。
    コレ一個でマクドナルドなら、マフィンだけじゃなく、飲み物、ハッシュブラウンまでがセットでついてやってくる。
    しかもマクドナルドのマフィンは厨房の中で焼かれて一から組み立てられた、つまりお料理。
    一方、スタバのこれは別のところでほぼ完成品として作られて、注文したらオーブンの中で温めただけ。
    なのにどちらが料理らしいか?
    そう問いかけると、ボクにはスタバのマフィンの方が、料理のように感じられる。
    お皿の上で、パラフィンペーパーにくるまれてとてもやさしく見えるから?
    それともスタバのこの環境が、ただ温めただけのマフィンを料理のように見せるから?
    よくわからないけど、スタバのコレはおご馳走っぽく感じてしまう。

    朝のお腹にバナナを一本、もらいます。
    レジの横に置かれたバスケット。
    中にバナナが8本ほど。
    どれもまだまだ若々しくて、本当は熟したバナナが好きなんだけど中でも一番、皮の黄色が濃いのを選んだ。
    シュシュッと剥いてパクンと食べると、ちょっと固くて甘味もやさしい。
    バナナ独特の香りも口にいれてはじめて感じるほど。
    若いバナナは果物というより、甘いお芋のような食感。
    筋の渋みもまだまだ強く、けれどそれでもバナナな味はやってくる。
    アイスドリップをコクリと飲んで、朝の準備を喉からします。

    今日は月曜、仕事がかなりの目白押し…、ガンバりましょう、ニッコリと。

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    昼ご飯と夜の途中で、スタバによった。

    e66c7603.jpeg今日、二回目のスターバックス。
    この時期、スタバはどこもいつも通りのお客様を集めてる…、ように思える。
    飲食店。
    それもちょっとした贅沢を売り物にした店にお客様が少なくて、店によっては売上半減以下という、壊滅的な状態だったりするのだけれど、スタバは不思議とにぎわっている。

    贅沢すぎないほどよい贅沢。
    今一番、ボクらに必要なココロを豊かにしてくれる空間、雰囲気、空気に笑顔。
    安心感に満ち溢れている。
    お腹を満たすことよりも、ココロを満たすコトが得意な店だから、今まで以上にいろんな人から必要にされているのか?って思ったりする。

    新宿にあるブラックエプロン。
    いつもの週末は一日ずっと行列ができ、すぐに座れぬお店だけれど今日はほどよい程度の混雑具合。
    一等席のソファがみつかる。
    新宿という町そのものの人出が少なく、週末だけど町のムードはいつもの平日。
    だからむしろこんな位の込み具合が当たり前か…、って思いもします。
    冷たいソイラテをたのんでみたら、なんと新しい「VIA」のサンプルもらえてラッキー。
    こうしたちょっとしたことがウレシク感じる今日のコト。

    b2b8100d.jpegフード用のケースの中に見慣れぬモノを発見す。
    棒の先っぽにまん丸ケーキを刺したモノ。
    チュッパチャップスみたいな形状。
    おおっと気持ちが盛り上がる。
    「ケーキポップ」って言うスターバックス創業40周年を記念に企画された期間限定商品で、こりゃためさなくちゃ…、って早速買った。

    種類は全部で3種類。
    ストロベリーにチョコにティラミス。
    正直いって、どれを食べようか?って思案するほど、全部食べたくなる品揃え。
    ウマイなぁってまず思う。
    お皿にのせてもらって間近に見ると、大きくもなく小さくもない、ちょっと大ぶりのたこ焼きくらいの大きさで絶妙サイズ。
    口を大きく限界までひらいてたべれば、一口大と言えなくもない。
    でも普通なら、パクリパクリ、パクパクパクリと5口分くらいの大きさで、おそらく三種全部食べて、大ぶりケーキ一個分。
    一個づつ買うより3つまとめて買うと安くなる。
    最初から、3個で1個という商品なのでありましょう…。
    あれもこれも食べたいというわがまま気分と、全部頂戴って大人買いする気持ちの両方満足させてくれるよう。
    木の棒か?って思ってた棒。
    見ればプラスティックでできたモノで、でも入念に年輪風の模様がウネウネ描かれている遊び心がオモシロイ。

    02dc7867.jpegカプッと齧ると、その第一印象はコリっと何かが砕ける食感。
    コーティングしたクリームが一瞬にして砕ける感じが前歯をくすぐって、それに続いてフワッとシットリした食感。
    ストロベリーはスポンジケーキ。
    チョコとティラミスはむっちりとしたムース状のチョコレート。
    その真中には、それぞれ違った芯になるモノが用意されてる。

    ティラミスの真ん中部分はホワイトチョコ。
    チョコの中にはマーマレードをジェリーにしたのが入ってて、オレンジピールの苦味と酸味がチョコの風味を引き立てる。
    オモシロイのがストロベリーで、イチゴのピュレと細かくパウダー状にしたケーキの生地が練り合わされてる。
    齧って中を見るとまるで、辛子明太子が中に入っているようで、なんだかたのしい。
    味はあくまでイチゴなんだけど、赤いたこ焼き食べるみたいな気持ちになんだかなってくる。
    みんなでワイワイしながら食べる。

    食べてはそれぞれの感想言い合い、コーヒー飲んで喉を潤す。
    甘いモノって人をシアワセにするなにか、魔術めいたモノがあるってずっと思っていたけれど、今日はたしかにそのマジックでボクらの気持ちは明るくなった。
    明日は日曜…、良き日曜でありますように、そう思いつつ寝ることにする。
    良い夢ひとつ、くださいな。

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