仕事の合間にスターバックス。
新宿三丁目の町外れにあるオキニイリの店。
今では新宿界隈に何軒もあるスタバだけれど、この店はスタバが日本に展開はじめた直後にできた店。
伊勢丹と二丁目の間という微妙な場所で、けれど流行感度の高い人たちの目に留まりやすい場所だったからでしょう…、すぐに人気で人が溢れた。
溢れた人がお店の前にコーヒー片手にたむろした。
それがカッコ良くってまた人を呼ぶ…、って具合で繁盛店になってった。
ボクも良く使いました。
一時期、近所のブラックエプロンの店に浮気してたけど、ここのお店の開放感がやっぱり好きで、最近はよくこの店にくる。
今日は季節の商品…、ココナツハニークランチラテなるお菓子のような飲み物試しにやってくる。
ココナツに蜂蜜といえばハワイアンパンケーキの定番フレーバーで、たしかに飲むと南国的なる濃厚な味。頭の疲れが癒されるやさしい味にホッとする。
それにしてもいい店を作ります。
この店も今まで3回ほど改装しましたか。改装のたび、お店の人とお客様との垣根がとれてくような気がする。
例えばこの店の厨房脇のカウンター。普通ならば絶対こんな場所にお客様を座らせようなんて思わない。作業の手元がすっかり見えてしまう場所。でもまずそこから埋まっていくのですよね。
普通のお店がデッドスペースにしてしまう、そういう場所を座りたい席に変えてしまうマジックがスタバが持ってる魅力なんだと実感します。さぁ、移動。
関連ランキング:カフェ | 新宿三丁目駅& lt;/a>、新宿御苑前駅& lt;/a>、新宿駅< /a>
仕事をすませて家に戻る途中で早めの晩ご飯。「志な乃」っていう蕎麦屋を選ぶ。
日が傾いてから急に寒くなった今日。
街ゆく人も背中を丸めて足早に。北の方では雪がふってるところもあるっていう荒天で、まるでひととき冬にカレンダーが逆戻り。
新宿御苑の桜は一体、どうなるんだろう…、ってやきもきします。
暮れそうで暮れない黄昏どきに、さぁ、お蕎麦。体を心底あっためたくて「けんちん蕎麦」を選んでたのむ。
豆腐に大根、ニンジン、里芋、ゴボウに小松菜。汁にする前、ごま油にてジャジャっと炒めているのでしょう…、胡麻の油の香りが濃厚。
甘めの汁に太い蕎麦。
ココの蕎麦は噛むとネットリ、トロミを帯びて潰れてく。スルンとすべる豆腐の食感。クチャっと潰れて出汁の旨みを吐き出す大根。ポッテリとした里芋と、食感ニギヤカで口がよろこぶ、オゴチソウ。
しかも熱くて、お腹がポカッと温まる。夜の元気になりました。
関連ランキング:そば(蕎麦) | 新宿御苑前駅、四谷三丁目駅、千駄ケ谷駅
「暮れそうで暮れない黄昏どき」で、この歌ちょっと思い出す。
1975年の南沙織のヒット曲。人恋しくての冒頭部分。
黄昏どきって、昼でもなくて夜でもなくて、人の気持ちがざわつくような不思議な一瞬。人恋しくてしょうがなくなる、そんなときでもあるのでしょうね。
それにしてももう40年も前の歌。
この人の息子さんが今やNHKのリポーターとして活躍している。そう思ったらボクもかなりのお年ごろ(笑)。[2回]
PR