移動の前に、表参道のセガフレード・ザネッティに来た。
表参道の並木を眺めるテラス席のある気持ちのいい店…、特に今の時期は気持ちがよくて、もらったマキアートの味も一段とおいしく感じる。
実はココに来る前に、別のお店。
表参道の反対側にあるエスプレッソがおいしいので食べログなんかの評価も高い、お店にいった。
ランチ時というコトもあり、混雑してて、カウンターに座って注文をとりにくるのを待っていたら10分ほどもほったらかし。
厨房の中ではバリスタくんが孤軍奮闘。
もうひとりのバリスタらしきおにぃさんは馴染みのお客様と優雅に談笑にふけり、サービススタッフのおねぇさんは、できたばかりのパンを売り場に並べるのに一生懸命。
お水さえも出てこないので厨房の前までいって、「エスプレッソのドッピオください」って言ったらピシャリと、座ってお待ちくださいという。
それで寂しくお店をあとに、場所を変えたのでありました。
商品はものすごくおいしいんだけど、お客様思いじゃない店と、商品は普通においしい程度だけれどお客様思いの店のどちらを選ぶと言われれば、ボクは後者を迷わず選ぶ。
例えばどんなに美しい絵でも、それにふさわしい額縁に入れ、それを鑑賞するにふさわしい場所に飾ってあげないと真の価値は出ないんだから。
料理はそうした芸術と同じモノってボクはずっと思ってる。
忙しさに対応できないお店をひいきにするのは、どこか虚しい。
昨日の夜からちょっと気持ちがやさぐれていてそれでイライラしたせいだったかもしれないなぁ…、ちょっと反省しながら、ここの店のエスプレッソを飲んで気持ちをおだやかにする。
仕事はニッコリ、ゴキゲンに!
関連ランキング:カフェ | 明治神宮前駅、原宿駅、表参道駅
ところでちょっとたのしいエスプレッソマシンを発見。
挽いたコーヒー豆をコンテナに入れ、熱湯注いで両手でハンドルを押さえると、圧力がかかってエスプレッソが抽出できるという、電気を使わぬエスプレッソマシンというモノ。
プレッソって名前で、すでに商品化されてるようで、スゴく気になる。
動画をみると、泡もしっかりたっていて、コレ全体をしっかり温め、注ぐお湯もかなりの高温でありさえすれば多分、おいしいエスプレッソになるんでしょう。
むしろイタリアなんかではぬるいエスプレッソをグイッと飲むのが好きな人たちがおおいから、これはこれでありなんだろうと思ったりもする、オモシロイ。
The "Funky Town" Demo from Presso on Vimeo.
この公式サイトで実際、買うこともできるようです。
値段は120ドル…、原始的な道具の値段としてはいささか高いようでもあるけれど、こんなやさしくしかも出来栄えうつくしい小さな道具を手に入れることができると思えばそれもよし。
なによりいつでも、どこでもその気になりさえすれば落としたてのエスプレッソが飲めるというのが、なんだかステキでオキニナリ。
[2回]
PR