仕事の仲間と一緒に会食…、みんなでゴキゲンを分けあいましょうと、それで四ツ谷の嘉賓にきます。
広東料理のレストラン。
レストランの料理というより、ちょっと家庭料理よりの気軽な料理が沢山揃う。
おしゃれなところの微塵もなくて、それこそ香港の古い食堂にやってきたような雰囲気がある。
お店の人もみんな香港系の人。
小さな海外旅行をしたような、そんな気がするたのしいお店。
メニューもかなり限定的で昔は全部で30商品ほどしかなかった。
徐々に料理が増えてって、エビチリだとか麻婆豆腐とか日本の普通の中国料理屋にある商品も揃うようになっている。
でもそれをたのむと必ず後悔をする。
昔ながらのココの料理を迷わずたのんで味わえば、来てよかったなぁ…、って必ず思えるようになってる。
おなじみさんになればなるほど得するようにできているのもたのしいところ。
今日もいつもの定番料理をあれやこれやと。
今日はいつも以上にちょっとお店がにぎやか。
だからかちょっと料理がでてくるまでに時間がかかったのだけど、それもみんなで酒を飲みつつ会話をたのしむための時間と思えばたのし…、盛り上がる。
まずはエビの炒め揚げ。
ココに来ると必ずたのむオキニイリにて、ふっかりとしたフリッタっぽい衣でエビが包まれてプリプリ食感たのしい一品、山椒塩をつけて味わいエビの甘さを堪能します。
つぶ貝を中国納豆と一緒に炒めた風味豊かな炒め物。
牛肉を玉子の白身に揉み込んで柔らかくしたのにオイスターソースのうま味をグイグイ入れて、玉子と一緒にとじた卵焼き…、油を味わうような食感、それも良し。
豚肉の代わりにエビのワンタンをカリッと揚げて甘酢で仕上げた揚げワンタン。
普通の酢豚もあるのだけれど、こちらが絶対おいしくて、安いクセしてサクサク歯ごたえ軽快で、豚肉なんかよりずっとおいしい。
賢い料理。
それから五目のオコゲを食べて、お腹もそろそろ満ちてくる。
エビの写真が二枚あるのは、あまりにこれがおいしくて、もう一皿を最後に追加しちゃったからで、みんなで取り合うようにして食べてニッコリ。
そして〆。
ここの名物料理の麺。
カキ油のあえそばっていうので、これがどうにもこうにもおいしいのです。
極細の麺。
縮れもなくてハリがあり、蒸して仕上げた歯ごたえがバッサリとした食感で小麦の匂いがほのかに漂う。
具材は刻んだネギと生姜。
それもパラリとちらかる程度。
味は油とオイスターソースのうま味と風味でほぼできていて、なのにこの上もなくおいしくできる。
純粋に麺を味わうための料理で、来るたび感心させられる。
話しもたのしく盛り上がり、たのしく食事を終えてテクリと家まで歩いて変えることにする…、歩いてこられる場所にこんなお店があるシアワセに、ニコニコしながら今日の夜。
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ところで笑っちゃう動画を一本…、The World in 2 Minutesというシリーズの日本編にてこれがどうにもオモシロイ。
VIDEO
いきなり地震のシーンがやってくるのには、さすがにちょっとギョッとするけど、それ以外の部分はなんとも、よくもまぁ、コレほどまでにお馬鹿な素材ばかりを集めたなぁって呆れながらも感心しちゃう。
これだけ見れば日本の人って世界有数の脳天気な人たちに見えるもの。
しかめっ面でカメラとメガネが手放せぬステレオタイプな日本人よりこっちの方がまだましか、って思いもします。
三味線ミュージックともこれまたピッタリきまってて、なかに一ヶ所、少女時代がでてくるんだけど「これは日本人じゃなくて韓国人です」って但し書きがでてくるところも、世界的にみればどっちもこっちも同じものじゃ無い…、ってお笑い種でございます。
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