表参道でご飯を食べようと…、それでちょっと変わり種、「肉の万世」の表参道のお店に来ます。
表参道の中でもかなり高級路線を突っ走ってる「ジャイル」っていう商業ビル。
シャネルにブルガリ、コムデギャルソンのお店が入り、ニューヨーク近代美術館のリテールショップが店を構えるかなりお洒落で、けれどどこもが流行ってるように見えない不思議で空虚なビルの地下一階。
飲食店が何店も出店してはあえなく消えてく、何をやってもなかなか当たらぬ鬼門のようなフロアの一角。
万世と言えば男ぶりの良い店をイメージするのだけれどココはちょっとお洒落な感じ。
それにしてもこのフロアーに間もなくハワイからパンケーキ屋さんがまたやってくる。
ハワイ一人気のあるパンケーキ屋さんに、世界で一番おいしい朝食のお店があって、それ以外にもパンケーキ屋さんが目白押し。
そこにまだまだ割って入るだけの市場があるのか…、どうなんだろう。
個人的にはもう表参道にはパンケーキ屋はいらないかなぁって思うんだけど、わらかない(笑)。
そんな愚痴は置いといて、さっそくランチ。
排骨ナポリタンっていう不思議メニューにトライする。
万世と言えば、パーコーラーメンを売り物にするラーメン店を経営してて、その流れ?
排骨カレーのスタンドもあり、カレーの上に乗っかるものならナポリタンの上にものっけちゃえって、ノリよく作ってみたのかなぁ…、と。
思ってたのんでみたらばなかなか旨い。
ナポリタンがソースたっぷりコッテリ味で、混じる具材は玉ねぎ、それからピーマンだけとかなりシンプル。
麺がちょっと細めの麺というのがいささか残念だけど、甘くて酸っぱく、なにより容赦無いほど熱い。
鉄板の上でジリジリ焼かれてやってくるのに気持ちがあがる。
上にカリッと揚がった排骨がザクザク一口大に切られてのっかっていて、これがおいしく歯ざわりも良い。
白髪ネギに刻んだ大葉が混じってて、それがほどよくみずみずしくて口直しになる…、ボリューム感も満点でかなり上出来、オキニイリ。
しかもこれにサラダとスープ、ご飯までつく。
そりゃいくらなんでもやり過ぎだろう…、と思いわしたけどつくというから頂いて、なるほど納得、コッテリ味のナポリタンをずっと食べていると口がご飯を求める。
白いご飯は舌のリセット剤の役目を果たすのですね。
ケチャップまみれの排骨とご飯を一緒に食べるとちょっと洋風の、排骨ご飯のように感じるところもステキで、サラダ、スープも歯ごたえ、味わい、温度感がとても良い。
これでたったの890円という、なんともウレシイ、コストパフォーマンス抜群…、なのにお店がガラッと静かなところに、これもビルの呪縛かしらと思ったりする、勿体無い。
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